Chapter 1 conflagrate
Chapter 1 conflagrate ①
文久新聞
WEB-BUNKYU 二〇四〇年 某日 社説欄
【社説】ナノマシン治験事故から十年 続く政府の隠蔽体質
今日で医療用ナノマシン治験事故から今日で十年となる。
〝万病の特効薬〟として開発された医療用ナノマシンだったが、その臨床治験に於いて被験者三百人中、半分以上が死亡し残りも重大な健康被害に被るという、戦後最大の医療事故を引き起こした。
この臨床治験はナノマシン実用化を目指す国家プロジェクトの一環であったが、遅々として進まない計画に焦った当時の厚生労働大臣であった二階堂康稔氏による強引な計画推進により引き起こしたものであることは自明である。
ナノマシン開発企業は政府による行政処分により消滅。だがこれにより、肝心である問題のあったナノマシンの情報が散逸し、十年経過した今でも国による事故の被害者に対する保障問題は解決に至っていない。
しかしこれらの問題は、決して偶発的な事故ではない。
実際に政府の隠蔽工作を裏付ける証拠は弊社含め、いくつかの報道機関、ジャーナリストの間で出回った。
だがこれを報道することは無かった。否、許されなかったと言える。合法非合法問わない手管で政府は報道に対し様々な圧力と忖度を強いてきた。
それでも情報の公開に踏み切った気骨あるジャーナリストも幾人か存在したが、後に彼らは一人残らず消息を断った。
事実上の政府による情報統制と検閲である。つまり我々は国家により不利益を被っても泣き寝入りを強いられているのである。
そしておそらくこの記事も数時間も保たず電子の屑へと成り果てるだろう。だが偶然にも目を通してくれた人々に訴えたい。
我々は声を上げなければならない。被害者のためにも、そして自分達のためにも。何より、明日を生きる若者たちのためにも。
でなければ何一つ、ものを言えない社会が遠からず訪れるだろう。
我々が一人の人間ではなく、政府の公的リソースでしかなくなる明日はすぐそこだ。
(※このページはアーカイブであり、当該ページは社会衛生省の法的執行によって検閲、削除済)
東京都大田区大鳥居。
陽の光の届くことのないその地下施設は、地下墓地(カタコンベ)に似た空気に満ちていた。
白衣を纏ったスタッフが多忙そうに業務に就き、医療機器とモニターが所狭しと設置されている。それらのバックライトが薄暗い室内の中で幽鬼のように灯っていた。
そして病室と思しき大部屋の中では病人服を着た者たちがいた。
この場は一見、医療用施設のようにも見えた。だが病室と思しき部屋だけは異様とも言えた。外部と内部は分厚いアクリル板で区切られており、出入りするための小さな扉も厳重に施錠されている。アクリル板の内部の病室も設備は充実しているとは言えず、申し訳程度のベッドに薄汚れたシーツが敷かれており、他には簡素なトイレがあるだけだった。居住性皆無のその部屋は病室ではなく監禁のための監獄か実験動物用のケージと称しても差し支えない。透明なアクリル板越しには収容されている者達の姿が明瞭に確認でき、彼らにプライベートなど存在しない。
そして、ストレッチャーに乗せられている者たちは患者などではなく、漏れなくただの死体ばかりであった。運ばれていく死体は雑に死体袋に包まれ、安置所に乱暴に投げ捨てられていく。そこに死者に対する畏れや憐れみなどといった感情は無く、ただ息絶えた実験動物を廃棄しているだけと言えた。
実際の所は、ここは研究施設とされていた。そしてこの施設の研究対象は生きた人間である。アクリル板で仕切られた部屋の内部の被験者は皆、一様に恐怖と後悔を顔に浮かべている。口々にぼそぼそと不安を小声で口にしているが、その言葉は日本語では無かった。
死体安置所(モルグ)と称した方が差し支えが無いほどの有様だ。
その通路を三人の人間が並び歩いていた。
中央の仕立ての良いスーツを着た男の名は我来臓一。この研究施設の主である。
彼の隣を白衣を着た研究者然とした男が付き添っていた。手にはタブレット端末を持ち、資料を参照している。
「成功例はあの二人以降、まだ出ていないのか」
我来の声には苛立ちの色が濃かった
「申し訳ありません」
「名前は何と言ったかな、たしか……」
「『フンセン・ノル』と『ソク・ヘン』の二人です」
研究スタッフの反対側、我来の左側を歩くスーツを着た女が答える。幾人かいる我来の秘書の一人である。
「あぁ、そうだったな」
我来は至極、二人の名に関心を示してはいないようだった。
「その二人に休暇を与えてやってくれ。彼らにはこれまで以上に働いてもらう必要がある」
承知しました。と秘書が応える。
「だが、まだ成功例(サンプル)は必要だ。実用化には程遠い。だろう?」
我来の言葉に「おっしゃる通りです」と頷き、研究者は言葉を続ける。
「せめて十年前の『医療用ナノマシン治験事故』の生存者……『ナノマシンユーザー』をサンプルとすれば……」
「生存者なら厚労省に問い合わせればいいだけの話だろう。名簿でも何でも取り寄せろ」
「既に問い合わせました。ですが連中、たらい回しをしてきて情報を渡してくれないのですよ」
「そんな馬鹿な話があるか」
我来は目の前の研究スタッフを叱責しかけるが、一つの憶測がよぎる。
「奴ら、その治験事故を有耶無耶にしたくてデータを破棄したのか……」
「その可能性は十分に有り得ます」と隣の秘書が答える。
「馬鹿な連中だ。これだから温室育ちの官僚どもは……!」
ため息とともに我来は天を仰ぎ、厚労省官僚の愚行に心底呆れ果てた。医療用ナノマシンの実用化は国家ぐるみのプロジェクトであり、十年前の治験を強行したのも当時の厚生労働大臣だった。その治験事故の被害者への賠償も謝罪も国としては有耶無耶にしたいところなのだろうが、我来にとっては裏目に出た。官僚という連中はいつもこうだ。
「それでナノマシンユーザーについて、これは噂程度の確証のない話なのですが」と研究スタッフの一人がおずおずと口を開く。
「構わん」
「『シマダ武装警備』に一名、治験事故の生き残りが在籍しているという話を小耳に挟んだことがあります」
「シマダ武装警備だと……」
国内有数の強力な戦闘企業の一つ。その名を我来は忌々しげに小さく反芻した。
我来にとって口にするだけでもおぞましい連中だった。
社会衛生省のブラックリストに名を連ねている者が多数存在する。国家に仇なす危険因子とされた人物が、あの企業には何人も在籍しているのだ。
「我々、日本国に反抗的であり平然と楯突く売国奴どもめ。ちょうどいい。連中にダメージを与える良い機会にもなるな」
「如何致しましょう」秘書が訊ねる。
「私に良い手がある」
我来の顔に笑みが浮かぶ。
「偶然にも最近、シマダの中にも人脈ができてね。正確には以前から親交のあった知人が最近シマダに潜り込んだそうだが……。その人物を利用させてもらうことにするよ」
昏く暗く、およそ品性という概念が存在しない笑み。他者の苦痛と不幸を蜜とする笑みだった。
東京都千代田区 外濠公園
傍をJR中央線と中央総武線が走り、落ち葉に半ば埋もれているベンチに一人の男が座っていた。初春の風に思わず肩をすくめてコートの襟を立てる。
株式会社シマダ武装警備執行役員の一人である久槻響也が百八十センチ超えの大柄な体躯を寒さに縮みこませていた。待ち時間のお供にしていた缶コーヒーもすっかり冷めきっている。
この日、常日頃から懇意にしていた大学時代の先輩と会う約束をしていた。「渡しておきたいものがある」ということで、久しぶりにオンラインではなく実際に顔合わせをすることとなった。
平成も終わり『尊和(ぞんな)』という元号になり二十余年。ようやく煩わしいだけの昭和の風習も老人たちととも死に絶え、オンラインでの会合やペーパーレスなどによる作業の自動化や簡略化が推奨し浸透することができた。相手に手間と時間をとらせないことが礼儀となった中で、そのような時代にわざわざ前時代的なことを行うというのであれば、事態は特別なものであることが窺い知られる。
だがそれにしても、と久槻はさすがに嘆息する。待たされてかれこれ三十分。遅刻するならするで連絡の一つでもよこしてほしいと舌打ちをしそうになるのをこらえる。
「久槻、待たせたな!」
背後から自分を呼ぶ声がする。振り返ればお目当ての人物が駆け寄ってきた。ジュラルミンケースを掲げた長身痩躯の中年の男。
東京地検特捜部所属検察官、影山総悟。
影山と久槻は同じ大学の先輩後輩の間柄である。検事と警察官ということもあり卒業後も仕事とプライベートの両面で付き合いを続けていた。
総悟は手に持っていたジュラルミンケースとその鍵を久槻に手渡す。久槻がケースを開けると、いくつかにまとめられた紙資料と携帯用のハードディスクが入れられていた。今日、紙資料も物理メディアでのやりとりはほとんど廃れている。それ故に取り扱いにさえ配慮すればセキュアなデータのやり取りとも言えた。
「これは……」久槻が尋ねる。
「この国の暗部だ」
大仰な言葉を断定で言い下す総悟に久槻は眉をひそめて、視線を影山に寄せる。
「ニッタミの総裁は現職衆議院議員の我来臓一だってことは知っているな」
何を今さらなことを。
株式会社ニッタミ。外食産業から勃興し一大企業として成長したこの企業は、現在では介護、食品生産と流通、製薬などの事業展開を繰り返し、果てには学校経営にまで手を広げている。本社が存在する大田区大鳥居はニッタミの企業城下町と化しており、ニッタミはまさしくメガコーポとも言える規模となっていた。
そしてこの数ヶ月では戦闘プロパイダ業への参入の噂も裏取りされた。
しかしその輝かしい発展の裏では、外食産業事業における店舗従業員、または社員に対する非人道的な待遇による死亡事故、あるいは事件を頻発させている。介護事業においても入居老人の死亡事故を何度か繰り返してはいるが、これらの問題はあまり表面化されてはいない。あるいは表面化されても握りつぶされている。
ブラック企業。二〇〇〇年代初頭に生まれた概念。ニッタミはその代名詞とも言える存在であった。
過重労働、違法労働、パワハラによって人員を使い潰し、果ては客からまでも金と命を搾取する。考えられるだけの人としての尊厳を踏みにじりながら、ニッタミは成長した。人の生き血を啜りながら。蛭のごとく。
その中枢に存在しているのが我来蔵一という人間だった。
我来はまさしく王となっていた。王の暴政が繰り広げられる。だが政府は誰も彼を咎めない。なぜならば、我来のような人物こそが日本政府が求める人物の一人だったからだ。
そして我来の権力への妄執はこれだけに収まらなかった。経済による力を握れば、次に欲するのは政治による力であるのは、権力を欲する者にとって当然の帰結とも言える。程なくして、我来は東京都知事選挙へ立候補、出馬した。
だがここで我来の野望は一度潰えることとなる。公職選挙法違反による逮捕だ。この時、我来に手錠をかけた刑事が久槻であり、送致を受けた検察官が影山だった。
だが影山は上司の不可解な命令により不起訴処分とし、その日の内に身柄を釈放することとなった。去り際、我来が背を向けながら見せた勝ち誇ったような品のない笑みを忘れた日など無い。どういうことかと上司に対し理由を求めたが、その説明は到底納得のいくものではなかった。ただ一つ「察してくれ」という言葉を除いて。
そして『勉強会』と呼ばれる政府与党主流派閥と繋がりを得たという情報を得たのも、その時だった。つまり、我来の公職選挙法違反の不起訴は政権による何かしらの圧力があったと考えられるのは容易だった。
司法が権力に屈するという不条理。その裏で二〇一四年に設立された内閣人事局の影響が東京オリンピックテロ以降、三権分立など既に形骸化している。司法機関にまで及んでいることは無視できない要素でもあった。
直後に我来は参院選に立候補する。そして今度は政府与党の擁立されての出馬であった。これで我来不起訴の裏に政府与党の影響があったといことは確定した。だが結局のところそれだけである。我来の特捜部への挑発でさえ何をどうすることもできない。
かくして、株式会社ニッタミの総裁にして現職参議院議員。稀代の新たな権力者がここに誕生した。
「先日、ニッタミの財務担当からタレコミがあった。我来自身による使い込みだよ」
影山の言葉を聞きながら、久槻はプリントの一枚一枚を流し見していく。そんなものを自分に伝えてることの真意は何なのだろうか。
「だがその使い込みも、下らないだったら良かったんだがな」
そして、ある一枚のプリントで手が止まる。そこに記された文字列と数字に強烈な違和感が拭えない。明らかに不正会計だが、その規模があまりにも巨額だ。こんなものどれほどの節穴でも見抜ける。
考えられる結論は会社ぐるみでの不正流用、粉飾決算、背任行為である。
「ニッタミは何を考えている。人目につかせたくない金を抱え込んで一体何を企んでいるんですか」
ニッタミも昨今、戦闘産業にも業務拡大を図っている。事業拡大のためならば、投資という名目にすれば差っ引かれる税金も相応に少なく済む。にも関わらず、金の出入りを公にしたくないのであれば、それは人目につかせたくない事業だと考えられる。
そして久槻のその疑問に対する答えを、影山は口にした。
「医療用ナノマシンに関する研究費用だ」
ナノマシンは二〇二〇年代末頃に北欧において、主に工業用途としてその実用化を目指していた。アメリカと中国がそれに追従する一方、日本はナノマシンテクノロジーに対し別のアプローチを行っていた。
医療用ナノマシンの開発である。
当時の日本はDAEという新型兵器の製造と輸出、そして戦闘プロパイダ業による傭兵の派遣などで停滞していた経済に再びの成長をもたらしていた。しかしながら何分売り捌く商品が兵器と傭兵サービスというだけあり、人道的な面から先進各国から批判の的となっていた。こういった批判を逸らし〝美しい国〟という『勉強会』が掲げる虚栄に塗れた国家像を実現したい日本政府の手管の一つとしてナノマシンに白羽の矢が立ったのだ。
だがその政府の目論見も失敗に終わり、そのイメージにさらなるダメージを負うこととなる。功を焦った厚労省がナノマシンの人体への安全性を立証できないまま、治験を強行。結果として取り除かれなかった不具合によりナノマシンが暴走、人体に悪影響を及ぼし、戦後最大の医療事故を引き起こした。
医療用ナノマシンはこの暴走事故からWHOから世界的にその使用を禁止されている。一部では研究自体は進められているがそれは現状、安全性を確立するための段階であり、実用化には程遠いと認識されている。その研究自体も忌避されている風潮もあるが。
だがWHOの勧告ごときで禁忌に手を出すことを思い留まる倫理観など、日本はとうの昔に捨て去っていた。
ナノマシンを医療に用いるには人類はまだ未熟と言えた。技術的にも、何より倫理的にも。
「我来のことだ。医療用ナノマシンの合法化なんざ最初から考えるわけないだろ。最初から後ろめたい目的しかないだろうよ。これは……まだマスコミにも流れていないが……というか、永遠に報道されることはないだろうが、俺にタレコミしてきたニッタミの財務担当が先週死んだらしい。電車に轢かれてな。警察はさっさと過労による自殺だと断定して終わらせた。十中八九、背中を押した奴がいるだろうがな」
そうして影山はニッタミと我来がクロであるという結論にたどり着いた。だがそれと同時に連中が情報の抹消に実力を行使してくるという証左にもなった。影山に対して遅かれ早かれ、脅威が及ぶと予想できる。
「ちょっと待ってください……。こんな大掛かりで、しかもナノマシンが関わってる事案は特捜部が持つものでしょう。なぜ私にこの情報を……」
「『八階』は動かない……!」
中央合同庁舎六号館A棟、その八階に日本最強の捜査機関が置かれている。故に『八階』は東京地検特捜部を指す隠語である。余談だが一時期は九段下に移転する話もあったが、結局の所取りやめとなった。
「我来は『勉強会』の一員だ。上は全く取り合わない。忖度って奴だよ、くそったれ……」
これまでに様々な政治家の汚職や経済界の大物の犯罪を取り締まってきた特捜部だが、その一方である派閥だけは捜査対象から故意に外してきた。それが『勉強会』と呼ばれる、東京オリンピックテロから続く現政権の主流派閥である。
「ここまで来て引き下がれるか! 俺は検事だぞ! 悪事を白日の下に晒し裁かせるのが俺の仕事だ。いい加減、好き放題やってやがる政府の連中に楔を打ち込むことができる数少ない機会なんだ……!」
影山が気色ばむ。
「しかしそれでは影山さん、あなたが……」
捜査から外した対象を個人で追跡するとなれば、それは命令違反に他ならない。仮に影山がこのまま個人で捜査を続ければ、特捜部は何らかの処分を下すだろう。いや、それならばまだ良い方だ。処分を下すまでもなく、政府の手が影山に及ぶ。
「久槻、もし私の身に何かあったら、娘と妻を頼む……」
影山自身もそれを見越してのことだろう。
「シマダ武装警備への正式な依頼だ。娘と妻、そしてこの情報を守ってくれ」
情報の抹消を防ぐため。そして自分の家族に危険が及ぶのを防ぐため。警察官僚を辞め今では戦闘プロパイダ業を営んでいる久槻に影山が会ったのはこのためである。
「ならば、影山さんご自身の護衛も行います」
「それじゃ駄目だ。奴らに感づかれたらようやく出した馬脚をまた引っ込められてしまう」
「危険すぎます……!」
「そんなこと百も承知だ」
総悟は伏せていた顔を上げ、視線を遠くへ向けて言葉を続ける。
「俺は娘に……美月に少しでも今よりマシな未来を生きて欲しい。それは久槻、お前も同じはずだろ……!」
久槻にも娘が二人いる。子を持つ親として、影山のその想いには共感はできる。
社会のあり方に正解というものは無い。だが少なくとも、子供に労働を強いる今の社会は大きな間違いを犯していると断言できる。
「子供のためなら、多少の危ない橋くらい渡ってみせるさ。それが親の役目だろう。それにこの程度の案件、これまでにも経験はあるしな」
総悟は不敵な笑みを久槻に向ける。
かつてキャリア組として警察庁に入り、そして国のあり方に絶望し傭兵となった彼にとって、影山総悟のその笑みは目の背けたるなるものだった。
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