第11話 花火そして、火花
八月三十日、花火大会当日。
この花火大会は、八月末に例年行われる、夏の最後を飾る地域のイベントだ。およそ二万発もの花火が夜空に打ち上がる。僕は、近くで観るのは初めてだ。クーラーボックスにビールを詰め込んで、レジャーシートもリュックに入れてきた。一応キャップにサングラスで変装しているつもりではあるが、まあ、面が割れる心配は僕より舞花なので、あまり気合いは入っていない。
『知る人ぞ知る穴場』のはずの高台にある公園は、結構、人が増えてきた。大丈夫だろうか。舞花はどんな姿で現れるのだろう。
19時。花火が始まる。
夜空に輝く大輪の花が咲く。咲いては散り、散っては咲く。まるで加速して見る花の一生みたいだ。すぐに消える儚さが、切なさが、夏の終わりにとても相応しい。
舞花はまだだろうか。忙しいのかな。
ふと見ると、いつのまにか、紺の可愛らしい花柄の浴衣、黄色の帯。片手に小振りの団扇。髪をアップにした、十代後半と思しき少女が、僕の隣に佇んでいる。まさか…。
わっ、舞花だ。すごい、見事に化けた。
いつもの倍くらいの長さの付けまつ毛、ぷっくり唇のギャルメイク。いつもナチュラルメイクで店の制服かスーツ、せいぜいオフィスカジュアルのイメージなので、これは分からない。そうか、女性はその気になればここまで化けられるんだ。
「お隣、よろしいですか」
しれっと僕に声をかけたギャル舞花、舌を出しながらバッチンと音がしそうなウインクをした。
やばい。こいつ、明らかにこの状況を楽しんでる。
誰が見たって、舞花とは気づかない。僕だって前触れなくすれ違ったら気づかないだろう。ただ目立つのは、やっぱり目立つ。誰もが見惚れてしまう可愛らしさなんだ。
「なあ」
「はい」舞花に虫除けスプレーを投げる。
「未成年はビール飲めないぞ」
「あらこの間、やっと
呆れるほどノリがいい。
「よかった、乙女の柔肌、吸血鬼に噛まれっ放しだったわ」次はすかさず痒み止めを投げる。
「四次元ポケットね、そのリュック」眼を丸くすると、本当に子供みたいな顔だ。
ビールを飲みながら、花火を観る。カップルや家族連れ、少なくはない周りの人々もみんな花火に夢中だし、ドーン、と響く花火の音で僕らの会話も聞こえない。
「忙しいのに、よく都合つけられたね」
うるさいので、会話はどうしても寄り添う形になる。
「何だかんだでしばらく休みなかったから、体調悪いとか言って、朝から休んじゃった」
「俺、謝りたいんだ」
「何を?」
「俺の弱さを。看護師と仲良くなってしまったこと、病気のことにしても、舞花に知らせたうえで、俺が痩せ我慢すれば済んだことなんだ」
「そんなこと望んでないよ」
「え?」
「子供みたいに、つらいって私に泣きついてくれればよかったの。そしたら」
「そしたら?」
「私、仕事なんか適当にして、できる限り海くんの側にいた。誰よりも海くんに優しくしてあげたわ」
「それじゃ、君のためにはやっぱり言わない方がよかったことになる」
「ならない」舞花は僕に向き直って、
「私の幸せを片手に決めないで。海くん。私の幸せは海くんと一緒にいること。それがまず、第一なの」きっぱりと言った。
「私がね、海斗に優しくしたかったの。
それに、私の器量があれば、この機会を逃しても仕事なんて、どうにでもなるわ」
小憎らしく顎を上げた。それは、その通りだ。しがみつく必要はないのかも知れない。それにしても、こんなことを言って嫌味なくサマになるのは舞花ぐらいだと思う。
「でもあなたを、海斗を逃したら、ね」舞花は眼を伏せた。「生きていけない気がするの」
降参。無条件降伏だ。
「それじゃ」
あれ、僕は何を言う気なんだ?
「戦ってもいいのかい、才谷亮平と」
「何度も言うけど、彼は大事なビジネスパートナー」
「そうだな」
「でも、だからこそ、ビジネスを逸脱した要求は呑めないわ。その時は、海くん、私のために戦って」
「わかった」
「私ね、会えない時に分かったの。別に、海くん以外に守るべきものなんてないわ。自立したいとは思うけど、少しは自信もついた。人気も、地位も、別に望んでないわ。いつだって捨てられるんだからね」
こんなに幸せでいいのかと思った。僕の方こそ、彼女を守るためなら喜んで命を差し出すだろう。舞花を守ることが、僕の存在価値だ。
花火は続く。ナイアガラのように仕掛け花火が流れ落ちた。美しい。
「海くん、観ると思ってなかったんだけどな」
「何?」
「あの番組。『私の宝物』観るんだったらあんな恥ずかしいこと言わなきゃよかったかも」
「偶然、通院で休んでたんだ。それで病院の待合室で観た。ほんと、偶然に」
「やっぱり私たち、縁があるの」
「そうだね、観られてよかった。ところで、舞花あの絵に、命名してくれたんだね」
「ばれてた?ごめんね、勝手なこと言っちゃって」
「構わない。名前付けるの得意だもんね。『陽溜まりの花』素晴らしいネーミングだよ。コピーライターの俺が言うんだから、間違いない」
「ほんとー?」口許の前に掌を合わせた。嬉しそうだ。
「でもね、あのタイトルは、君が君自身に付けたタイトルなんだ」舞花が僕を見つめている。
「いつまでも、そんな舞花でいて欲しい。…また、君の絵を描きたいな」
「今度はヌード?」
「そうだな、舞花のヌード描くの、とても楽しみにしてたんだ。じっくり観察して、細密に描かなくちゃ」
「なんかエッチね、恥ずかしいし、断ろうかしら」
「舞花だけ裸で不公平なら、俺も脱ぐけど」
「だーめ!馬鹿言わないで。絶対、仕事にならなくなります!」
僕らは十代のように、はしゃぎ、笑い合った。もしかしたらこの時が生涯で一番、幸福なひと時だったかも知れない。
花火が、そろそろクライマックスだ。
まるでコンサートのように、最終局面に向けて、アップテンボに打ち上がる。その度に、舞花の可愛らしい顔が、花火に照らされてポジにネガに反転し、連続写真のように脳裏に焼き付けられる。
そうだ、この浴衣姿の、自然光ではなく花火に照らされた舞花も、いつか描ければいいな。そう思った。だから、心に焼き付ける。実際何枚か、携帯で写真も撮った。
最後の大花火が上がる。
打ち上がった瞬間、示し合わせたように、僕らはどちらからともなくキスをした。お互いを確かめるように。そして何か熱いものが、舞花の唇を通して僕に流れ込んできた気がした。それは胸の中に収まり、小さく燃える核となった。これはおそらく勇気という名の、舞花が託した僕の打ち上げ花火だ。
もう何も怖いものはない、そう思った。
それから九月二十日のプレオープンイベント当日までの三週間、時間は飛ぶように過ぎた。蝉の声は過ぎ去り、残暑もどうやら一服して、秋雨の季節が来ているようだった。
あれ以来、舞花とは頻繁にメッセージはやり取りしているものの、会えていない。でも、大丈夫だ。もちろん会いたいが、僕らにはしっかりとした絆がある。
さて、いよいよ当日。前日までの雨は上がった。
服装はカジュアルで、とあったので、とっておきの綺麗めジーンズと新調したジャケットで行く。お祝いの花は前もって手配した。
『サジタリアス』に着いた。そもそもこの『サジタリアス』は、『射手座』だ。才谷が店長となる舞花の生まれ星座から付けた、とネットの記事に載っていた。カフェ『アリエス』は才谷自身の生まれ星座である『牡羊座』。射手座と牡羊座は同じ火象星座で相性がいい、みたいなことも言ってたっけ。
ビルではなく、一軒家。こげ茶とアイボリーが基調の、落ち着いた、でも趣味のいいモダンな外装。内装もこのテイストなんだろう。
招待状を渡して受付を済ます。見渡すと、そこら中に著名人や芸能人がいる。そして、顔見知り同士が旧交を温めている。(大丈夫か?俺)とても場違いな感じがする。
店内は広々としている。テーブル席にテラス席、個室もあるようだ。7席程度のバーカウンターもある。
いた、舞花だ。新しい店の、白と紺の真新しい制服を着て、花火の時とは別人の大人の舞花が。僕と眼が合い、他の招待客と同じように微笑んで会釈をする。そう、その笑顔に会うだけでも店に足を運ぶ価値はある。
イベントは三部構成だった。
第一部は、まず、才谷オーナーの挨拶。オーナーの話は、来賓への謝辞と、開店に至るまでの経緯、店への思い入れや、今後の事業展開についてなど、想像通りのものだった。
思ったより小柄な人だが、背筋を伸ばし、微笑みと共に大きな声で明快に話す。自信に満ち溢れているようだが、虚勢にも見える。その割合はどのくらいなんだろうと、愚にもつかないことを考えていた。
次に三崎店長こと舞花の挨拶。相変わらず凛としていて隙がない。そこに立つだけでスポットライトが当たっているように見える。話も上手くて、ところどころで上品に笑いを取り、場を和ませる。世界中どこに出ても通用する女性だと思った。
それから主賓である国会議員のお決まりの祝辞、誰もが知る中年俳優のウィットに富んだスピーチ、友人代表として昔共に起業を目指したという、友人のIT企業社長のメッセージ。その社長の提供らしい、うんちく付きのスパークリングワインが全員のグラスに注がれ、乾杯となった。
第二部は、シェフがまず登場し、丁重な挨拶と、自分の経歴を嫌味なくさらりと話した。それから、看板料理のお披露目。一皿一皿、シェフが説明してくれる。シンガポールからの招聘ということで、外国人を想像していたが、日本人だ。元村心平と自己紹介した。四十歳前だと思うが、フレンチや和食の名店での経験もあるらしい。
魚介のサラダ、点心、タンドリーチキン、グリーンカレー、ナシゴレン、エビのチリソース炒めに、屋台風焼きそば。量を抑えた料理が次々と供される。どれもが馴染みの料理だが、全てに過不足のない新しい味の仕掛けや演出がなされていて、新鮮だった。どれも美味しかった。僕の横を通り掛かった舞花を見た。その瞬間、ウィンクが飛んできた。「どんなもんだい」って言いたいんだな。誰も見ていない一瞬を見極めて。相変わらず度胸は満点。
第三部は、ビュッフェスタイルで酒のつまみや各種デザート、酒やソフトドリンクを提供しての、フリーな交流会という感じで、座席もフリーとなった。
周りはそれぞれ知人を見つけては話しているが、僕には一人も知り合いはいない。周りを気にしつつちびちび飲んでいると、声をかけられた。確か、安田弥太郎と言ったか、最近ブレイクしているお笑いタレントだ。
「こういう集まり、私苦手なんすよ。ちょっと前まで食うや食わずの貧乏生活だったので」
「へえ、そうなんですか?」とでも、言わざるを得ない。
「安田と言います。芸人やってます。一年ほど前から才谷社長とご縁がありまして。ええと、失礼ですが、どういうご関係の方ですか?」
しまった、迂闊だった。その回答を用意していなかった。
「鈴木です。ただの中小企業のサラリーマンです。まあ、店長の幼馴染というところです」
「えっ?あの美人の。そりゃ羨ましい」
関係を掘り起こされるのは面倒だ。
「あの、安田さん。あなたのこと、テレビでよく拝見してます。最近はドラマにも出られてますよね」
「お恥ずかしい。演技なんてからっきしなんですが、自分では仕事選べないのがこの世界の常で」
「今日は何かスピーチとか出し物、この後されるんですか」
「いや、諸先輩方いらっしゃるので、私なんかとても。求められれば、即興で何でもやりますがね」
「話しかけてくれてありがとうございました。これを機に、よろしくお願いします」何とか話を切って、僕はトイレに立った。
テラスに出てみた。背後は公園で、緑豊かな景色。涼しくなったとは言え、今日みたいに晴れると日暮れるまでは、まだまだ夏の趣だ。
『アリエス』で顔見知りのスタッフがいたので世間話をしていると、その女性の顔に急に緊張が走った。慌てて会釈した。何と背後から僕に声を掛けてきたのは、才谷亮平その人だった。
「鈴木海斗さん、とお見受けしましたが」
「はい、私です」
「いやあ、ようやく会えた。初めまして、才谷です。うちの三崎の昔からのご友人とのことで、ずっとお会いしたかったんです」
「私も才谷さんのご高名は以前より伺っています。この度はこの素晴らしいお店のオープン、おめでとうございます」
「あなたとはゆっくり話したかった。ここは騒がしいので、少し避難しましょう。さあ、こちらへ」振り向いてスタッフの女性に、「三崎くんに伝えておいてくれ。私は鈴木海斗さんとオーナー室で話していると。それからオーナー室に飲み物を運んでくれ」
特別待遇か。サシの勝負が実現しそうだ。
オーナー室は地下だった。階段を下りると、エアコンの効いた心地よい空間がそこにはあった。ビリヤード台が目についた。ガラスのテーブルにイタリア製のチェア。壁際の本棚に何冊かの洋書が並んでいる。
「どうぞどうぞ、お掛けください。ここにお招きした初めてのお客様です。世間の体裁から、あんな政治家が主賓になりましたが、今日の私の本当の賓客は、あなたなんですよ」
「どうしたことでしょう。身に余るお話で、どう申し上げていいか分かりません」
先程の『アリエス』のスタッフが、スコッチとソーダ割りのためのセットを持ってきて、才谷の合図で、テーブルにそれを置いて、一礼して退出した。
「さあ、少し飲みましょう」才谷自らか、氷をグラスに入れ、高そうな酒を注ぐ。乾杯して、改めてじっくりと品定めするように僕を見つめた。
「さすが、いい男だ。いや、失礼。あなたはいい面構えだが、まだまだ、男としての苦労は知らないんでしょうね」ついにジャブが来た。続いて、いきなり先制の右ストレートだ。
「男同士の話をしましょう。鈴木さん、うちの三崎舞花くんと寝たことはありますか」
「才谷さんの言葉とも思えない。残念ながら、そんな質問にはお答えできかねます」
「不躾で申し訳ない。でも、あなたとは三崎くんの話をするために、ここにお連れしたんです」微笑んでそして、真顔になった。
「私は、ない」グラスをあおった。
「私はね、初めて一生をともに生きたいと思う女性に出会った。それが三崎くんです。貴方は三崎くんとは長いらしいですね」
「はい」
「できれば私も、もっと昔に会えていたら、と思う。しかし、そんなことは特に重要じゃない」才谷はグラスを飲み干して氷をカラカラと鳴らした。
「私は三崎くんの夢を叶えてあげられる。この店も、彼女に任せるために、彼女の好きなように作り上げたものだ。鈴木さん、貴方に私の真似ができますか」
「逆立ちしてもできません」
「そうですね。失礼を承知で言うと、貴方と私では、男としての器の大きさが違う。私が何を言いたいか、分かりますか?」才谷亮平は、宣告するように言った。
「三崎舞花を本当に幸せにできるのは貴方ではない、私です」
才谷が勝負をかけてきた。次は僕の番だ。
「以前、僕もそう思った時期がありました。舞花には夢がある。その夢を叶えて彼女を幸せにできるのは、僕ではなくて才谷さん、貴方なんじゃないかとね」
「それが賢明な考え方だ」
「でも、舞花に言われたんです。『私の幸せを勝手に決めないで』って。彼女の一番の幸せは、僕と一緒にいられることだそうです」
才谷の顔が険しくなった。
「しかし、それが事実だとしても、本当に彼女のことを考えるなら、貴方は身を引くべきではないか」才谷は自分のグラスに酒を注いだ。
「貴方は私のように金があるわけでも、力があるわけでもない」
「はい、その通りです。でも金や力が、本当に彼女を幸せにするんでしょうか」せっかくの酒だ。僕もグラスを干した。
「貴方は、舞花のために捨てられますか。その地位や権力、名声を。いや、もし貴方が捨てられると言ったところで、実際はもはや捨てられない。貴方はそういう立場の人です」
「だから何だ」
「僕は捨てられます。舞花のために、今すぐにこの命も捨てられます。舞花は僕の全てだから。それが、唯一、僕が貴方に勝てるところです」
屁理屈もいいところだ。でも自分の弱みの裏返ししか、破れかぶれの一か八かしか、才谷に勝てる材料がない。
「捨てる必要なんかないだろう。私の持っているものが、彼女の幸福を作るんだ」
「貴方は自分の持ち物のことばかり言っているんです。貴方自身の話ではない。それに、何が幸福かは舞花が決めることです。貴方か、僕か、彼女自身がどちらを選ぶかでしょう」
「私は」才谷が口を開いた。
「この『サジタリアス』の店長という立場を三崎くんに与えた。私がそんなにお人好しだと思うかい。彼女はその立場を失うことになるかも知れないよ」
「貴方は、ビジネスパートナーとして、彼女を認めていたのではなかったのですか?今の発言は自分の欲得のために、ビジネスの立場を利用した、と聞こえる。それでいいんですか?」
才谷が表情に敵意を隠さなくなった。カウンターパンチが入ったようだ。一方、僕は微笑みを作った。
「でも、そうしたとしても彼女はあなたを恨まないでしょう。この店の店長という立場にしがみつくこともない。ここまでの経験をさせてくれたあなたに感謝するんじゃないかな。舞花はそういう女性です。誰にも縛られない、自由の翼があるんですよ、彼女には」
「やかましい!お前に三崎くんのことがそこまで分かるのか!?」
「分かります。手に取るように。そして彼女の器量なら、貴方に見放されても、仕事に困ることはないでしょう。またきっと、すぐに次の夢に向かうはずです。それとも、貴方は舞花の次のキャリアまで妨害しますか?」
「才谷亮平を見くびるんじゃない」
才谷は目尻を吊り上げ、黙り込み、そして深い吐息をついた。そして天井を仰いで、こう呟いた。
「大した覚悟だ。でも惚れた弱みがある以上、私に打つ手はなし…だな」
(勝った!どうだ、舞花)
その瞬間、ノックもなくオーナー室のドアが開けられた。
「オーナー、大変です!すぐ来てください」駆け込んで来た女性スタッフの顔色は、蒼白だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます