EX:『旅立ち編』~『エルベスタ地方編』までの情報整理
主要人物紹介
・
18歳。
身長172cm、体重62kg。趣味は読書。
レベル:9(エルベスタ編終了時点) 職業:勇者
元の世界ではどこにでもいるようなただのニート。
異世界では世界の敵とされる『14番目の勇者』。どちらもろくなものではない。
固有スキル及び派生スキル(エルベスタ編終了時点)
・『下剋上«リベリオン»』スキルレベル:9
・『逆境精神』スキルレベル:2
・『大番狂わせ』(未習得。習得条件:スキルレベル12)
・『叛逆の勇者』スキルレベル:7
・『欺騙«ペテン»』スキルレベル:1
・『鑑識眼』(未習得。習得条件:スキルレベル3)
・『サバイバル心得』スキルレベル:3
・『調理』スキルレベル:2
・『自然調理』スキルレベル:1
・『直勘』スキルレベル:2
・『観察』スキルレベル:2
・『日時計』スキルレベル:最大
・『磁針』スキルレベル:最大
勇者の武器
『JOKER CARD』
…そのカード自体はほとんどの殺傷能力を持たない。
所持者である進が念じる事で他の13人の『勇者』が使える武器に形を変形させることが出来る。
模造された『贋作の武器』は、模造元の武器には絶対勝てない。
エルベスタ編終了時点で形状が確認できているもの
・鎌(サイス、鍬)
・剣(ショートソード、ブロードソード)
・槍(コルセスカ)
・銃(リボルバー、対物狙撃銃)
・短剣
・弓
エリアス=ヴィ=グラティエル=セーマス=ド=アルティニア=マキデニアルス=ルヴァン=ディ=アーバン
8歳。
身長146cm。体重37kg。趣味は耳を澄ませること。
レベル:5 職業:―
故人。魔物『メドゥーサ』の母を持つ、魔物の子の少女。
秀義によって胴体を切り裂かれたことで命を落とした
固有スキル
・『
18歳。
身長186cm。体重76kg。趣味は人の上に立つこと。
レベル:33 職業:『6番目の勇者』
故人。『進と同じ世界』から召喚された『勇者』の一人。
この世界で進を殺す命令を受けたが、返り討ちに遭い命を落とす。
使用魔術
・『
ニムリナ・エルベスタ
19歳。
身長157cm。体重49kg。趣味は秀義観察。
レベル:12 職業:剣士
『エルベスタ地方』を統べる『エルベスタ家』の次期後継者。
秀義の仇をとるため、単身で進を追い続ける。
ハイナ・ニスベルク
16歳。
身長154cm。体重47kg。趣味は楽器の演奏。
レベル:26 職業:『9番目の勇者』
どこか『別の世界』から召喚された『勇者』の一人。
元の世界では『エルフ』という種族に分類される。
シエル
9歳。
身長150cm。体重41kg。趣味は食べること。
レベル6 職業:―
とある一家に『
『
エルデ・マイトゥリア
12歳。
身長151cm。体重46kg。趣味は妹と遊ぶこと。
レベル:5 職業:剣士
『メイア』の義兄。元は富裕層だったが、『メイア』を購入したことにより一家で貧相な村に引っ越すことに。
進に妹を攫われたことにより、彼を殺すことを決意する。
※※※※※
これまでのあらすじ
〜旅立ち編〜
とある夏の日に謎の少女を見つけ、少女の後を追おうとした所で進は謎の目眩によって気絶。目を覚ますと異世界に召喚されていた。
街を散策している所を『6番目の勇者』である秀義に捕縛され、王城まで連行される。進はそこで、自分が『14番目の勇者』であることを知り、自身がこの世界で忌み嫌われる存在であることを知る。
尋問室で拷問を受け、城郭都市エルベスタで最重刑を犯した者が投獄される『ベルメス牢』に入れられる。そこで、進の唯一の心の拠り所である魔物の少女、エリアスと出逢う。
処刑日の翌日、進はエリアスと共に城郭都市の闘技場で公開処刑されることになり、そこで『勇者』としての力を覚醒させる。秀義との交戦の後、エリアスの助力もあり処刑場から脱することに成功する。
エリアスの住んでいた場所である都市地下の下水道にて再度秀義と交戦。エリアスを喪いながらも、秀義の命を奪うことに成功。
エリアスを喪ったことにより、自身を望みもしない場所に呼び出した『世界』に復讐することを決意。その復讐の内容は、『魔神を討伐するために召喚された勇者を、一人残らず殲滅する』というものだった。
〜エルベスタ地方編〜
復讐を誓って旅をすること約一週間。『勇者』の特殊能力である“気”の多用乱用によって、『エルベスタ・ベアー』との交戦中に気絶する。
次に目覚めた時は『9番目の勇者』であるハイナ・ニスベルクによって拘束された状態で、『勇者』を殺そうと奮闘するも手足を縛られた状態では太刀打ち出来ず、あえなく惨敗することになる。
二度目の交戦を試みようとするも、今度は全身を束縛され身動き一つ取れない状況に。仕方なくハイナの話を聞く進だったが、話が終わると拘束の解除薬を置いてハイナはどこかへ消えてしまった。
ハイナが残した「東に進んだ先に村がある」という言葉に背き、西に向かう進だったが、裏の裏をかいたハイナの思惑通りに進は村へと辿り着いた。
その村で農家を営んでいたとある一家に寝床を提供してもらうことになり、礼として進は彼らの依頼を受けることになる。依頼の内容は『いなくなった義娘、メイアを捜して欲しい』というもので、両親にあたる彼らの意志を叱咤しながらも、進はその依頼を引き受けた。
闇雲に捜すうちに進は山岳の方まで足を運び、そこにあった洞窟の中にメイアがいるかもしれない、と洞窟内に足を踏み入れた。
洞窟を進み続けると変に広い空洞に出る。進はそこで何者かの声を聞き、空洞内を探索すると蜘蛛の巣に捕らわれた少女を見つけ、これを救い出す。
少女が目覚めると進は洞窟を脱出しようと出口を目指すが、そこで巨大な蜘蛛のような『魔物』との戦闘になってしまう。
少女の援護もあり、どうにか魔物の討伐に成功。進は蜘蛛の魔物を『貪欲の大蜘蛛』と命名する。
洞窟を脱し、少女を村へ送り届ける最中、進は少女の名前が『メイア』ではなく『シエル』だということを告げられる。少女がどのようにしてあの家族の元に渡ったのかを聞き、少女を家に帰すべきか考える。
とうとう村へと戻ってきた進を待っていたのはあの一家からの歓迎ではなく、村人全体から浴びせられる罵倒の嵐。殺した秀義の装備と似たような防具に、秀義が使っていた剣の模造品を携えて村に現れた淑女、ニムリナ・エルベスタだった。
シエルの家族の態度の変容ぶりに怒りを募らせ、進は“気”を暴走させて村を壊滅状態に追い込んだ。そのままニムリナと戦闘に入るが、その最中に突如として現れたハイナにシエルを人質として取られてしまう。
シエルを攫ってどこかへ消えたハイナを追って進は村を後にする。その後、シエルと再開を果たした。
シエルは行く先を失くし、進に付いていきたいと願う。進はそれを渋々了承し、進の旅に一人の少女が同行することになった。
※※※※※
重要単語
・『魔神』
世界を滅ぼすと言われている災厄の存在であり、世界の理から外れた存在。
5000年前に『勇者』に敗れているが、世界各地で『魔物』が発生するという傾向が見られており、魔神再来が予期されている。
・『勇者』
世界を『魔神』の手から護る唯一の手段であり、世界の理から外れた存在。
13人の勇者が存在し、来るべき魔神再来に向けて力を蓄えている。
・『14番目の勇者』
『勇者』の一人ではあるが、その存在は『魔神の御使い』として世界から忌み嫌われている。
忌み嫌われる原因は過去の出来事に関係しているようだ。
・『魔物』
『魔神』が世界に召喚した手下のようなもので、世界の理を外れる。
理を外れている存在の中でも、唯一この世界の生物にも対処出来る存在である。
・『世界の理』
世界に定められた三つの掟を指す単語であり、人々はこの理を破ることは出来ない。
外界から来た者たちは、この理の殆どを無視することが出来る。
※理の一覧※
・同族を殺しても経験値は手に入らない。(外界の者たちにも適応される)
・外界の者たちを殺すことは出来ない。(『魔物』は例外)
・外界に干渉する際は、世界各国の代表が全員同意しないと行えない。
・『勇者の武器』
対応する勇者のみが扱える武具で、この武器だけが『魔神』を討伐出来る。
…と思われていたが、近年では「外界のものなら魔神を討伐出来るのではないか」と言われている。(『勇者』が元いた世界の魔術や、『勇者』が元いた世界の武器でも代用可能かもしれない)
・『“気”』
『勇者』のみに扱える特殊な能力で、扱い方次第ではこれ一つで人を殺せるほどに強力である。
その用途は攻撃や防御、身体強化など多岐にわたる。
・『
大昔に龍種が突然変異で人間へと変貌した種族。なので龍種は先祖にあたる。
本編開始から4年前、シエルを残して殆どが全滅した。
・『
この世界の魔術で詠唱を必要とせず、一度覚えれば名称だけで発動出来る。
魔術の種類には『
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