終わる


おれは揺れる花

きみはそれを照らす太陽

さて

それらしいことを書いてはみたが

このあとどうするか?

まだ何も考えてなかった

それなのに詩は始まってしまった

「ふう………」

書きたいことなんて微塵も無い

それでもなんとかなる

なんて

おれはきっといい加減な性格なんだろうね

まあ

いざとなったら

何も無かったってことにするのも悪くない

「それは最初から存在しなかった」

ある日、神様がその無慈悲な決定を下さないという保証など無い


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