第5話 ライトノベル日記 -らのべ日記-より、『しじんのせかい』

今日はウー君とデート。うん♪デート。


途中からにゃんさんにも会うんだけどね。


わたしたちの街から、詩人、「萩原朔太郎」先生の住んでいた街に行く。

そこにある「前橋文学館」そこでにゃんさんと待ち合わせている。


ウー君は、出かける前に、朔太郎先生のゆかりのところをネットでみて、調べて回っていたみたいだ。


わたし、出かけるところを調べて準備するの、好きなんだけどな。


今日はウー君に任せて案内してもらうんだ。

楽しみ♪


ウー君はどんなことを考えてくれるんだろう?


ちょっと緊張するけど、電車の中で手をつないでみる。


何を話すのかな?ゲームのこと?彼の調べた朔太郎先生の話?


なんでもいいの。

楽しそうな話。ちょっと自慢げに話してるのを聞いて、彼と一緒にいられたなら。




-カクヨム版 なか書き解説-


・ウーくん:主人公○○に、ヒロインみゆきの付けたアダ名。彼女らがしているゲームのユーザー名、『ウォーレス』が元の名前。なのです。

※主人公とヒロインはかまちの時にはまだ友達でした。今回のお話では彼氏彼女になっていますね。仲良きことは美しきことでございまする。

主人公はヒロインみゆきには、座敷わらしのことも、彼女と同居していることも、まだ話せてはいないのですね(苦笑)

・ミケちゃん:ヒロインみゆきに、猫又が付けたアダ名。同じくゲームのユーザー名、『ミケ子』が元。でした。

・にゃんさん:猫又に、みゆきが付けたアダ名。同じくゲームのユーザー名、『にゃん丸』が元。ですね。

※にゃん丸は、その後、『きつねのきょん』のにゃん丸の名に受け継がれることになりまする。


・稲荷のお姉さん:稲荷狐のこと。主人公○○のTRPG仲間。

※ヒロインみゆきが彼女、稲荷狐を知っているのは、主人公と二人での下校途中に一度会ったことがあるからで、狐が主人公を好きなのを知っているのは、猫又がバラしたからでありまする。(カクヨムは現在未掲載。なろう投稿の『仮名(かめい)えすえぬえすのはなし』がそのパートです)



 −◇−


ライトノベルらのべ日記


○月○日 詩人のセカイ



緊張する(汗)


自分は何を話したのか?全然思い出せない。


まだ馴染めないんだ。あの子が、みゆきが隣に居ることに。


一緒にいるのは楽しい。

手をつないで一緒に出かけて。

一緒に。

こんなに嬉しいことだったんだな。


忘れていたんだ。

独りに、孤独に慣れ過ぎはダメだとわかってはいたけれど、

いつしか忘れていたんだな。


一緒に…。

あの日、あの子に、自分が彼女にそう言った時、座敷わらしは本当に嬉しそうな顔をしてた。


多分、今の自分もそんな顔をしているのだろう。



…おれたちはどうすれば良いんだろうか?


みゆきに隠れて、座敷わらしと同居している男…。

同棲…って見える。言えるのか。

座敷わらしは間違いなくおれが好きだろうから…。


…自分の家族である座敷わらし。

転生した、今の自分の生活、人生?だろうか…。

それは座敷わらしや稲荷狐、猫又との関係を切り離しては考えられない。

自分は、代行者だから。


彼女らとの事は、

その仕事を抜きにしても、もう関係は切れない。

自分にとって、彼女たちは家族になってしまっている。家族は…、捨てられない。


みゆきはわかってくれるだろうか?


皮肉な話だ。

家族だから繋ぐことも切ることもできない。


前世でも、今生でも、形を変えながら因縁は付きまとう。



道が見えない。

何を目印に、明日へ歩を重ねて行けばいいのか?


「ウーくん!」彼女に声をかけられて気付く。怪訝そうな表情。なぜか座敷わらしを思い出してしまう。


前に座敷わらしと渋谷に出かけた時、

捨てた過去を思い出していた自分を見て、

あの時、座敷わらしは今のみゆきのような表情をしていた。


いけない。誤魔化しながら、彼女とこれから出かける先の話を繰り返した。


まずは…、今日のことを考えて歩こう。

今はそれしか出来ない。



猫又から、脳内メールが届く。ごめん、みゆき。もう少し…。



 −◆−


何か困ってる。


楽しい気持ちがちょっとしぼんでしまった。


わたし、迷惑なのかな。

わたしから彼女だって宣言した時、

彼はちょっとだけ困った顔してた。



でも、わたしがあなたを知っているって言った、あのありえない話を、彼は真剣に聞いてくれた。


あの時、彼があんなに泣き崩れるようなことになっていたのか、それがわからない。


ただ、わたしにすがるように泣きじゃくっていた彼のことを、

なぜかスゴく愛おしいと思ってしまった。


わたし、変なのかな?

ウーくんに頼られるの、嬉しいの。



ウーくん、彼がわたしを想っているのはわかる。感じる。


でもウーくん、わからないことだらけなんだ。

かずくんに少し聞いてみたけど、口ごもって教えてくれないし。


わたし以外に好きな子が居るのかな?


…ムカムカする。

黙って話してくれるの、待ってるつもりだったけど。


やめた!!やっぱり聞こう。あの稲荷森のところで会ったお姉さん。


にゃんさんはゲーム仲間だって、

一方的にウーくんが好きなだけだって言ってたけど。


ちゃんと聞こう。「誰?」って。



  −◇◆−


前橋駅から北上して、ケヤキ並木の通りを歩く。

目的地確認の、一応地図をタブレットに出す。

ポーズだ(苦笑)、猫又直伝のネット、それにメール接続が出来るから、考えるだけの操作要らず(笑)

VRMMOのグループチャット並み、それ以上に便利だが、少しこつがいる。


現実の視界と二重移しになる情報を、脳が仕分ける訓練。優先する情報を考えなければならない。

自動車運転中の意識の切り分けみたいな感じかな?

不必要な情報を意識からカットして、視界に入っても認識しない。必要な情報だけピックアップする。

スポーツ選手が言うところの『聖域ゾーン』、あれの感覚に近いのかな?良く判らないが(笑)

使うにはコツはいるが、まあ、スマホのながら歩きよりはマシだ。



自分の場合、ただでさえ、『かくりょ』やら、『あやかし』やら、そちらからいろんなものが近づいてくることがあるから、

周りに見えているもの、見えないもの。相手との感覚の違い、本当に注意が必要だ。


…彼女から不機嫌な気配が漂ってくる。


「教えてしまえよ」

かずまはそんな風に言ってくるが、

そこまでの自信はさすがに無い。


もし話したら、

彼女は「水くさい、なんで直ぐに言わないの!!」って怒るだろうか?


「さいてーっ。

わたし以外の女と住んでるなんて、告白しなければ良かった」

そんな風に恨むのだろうか?



あの信号を渡って直ぐに朔太郎の生家跡のはずだ。


その向こう。10分も歩けば前橋公園。

萩原朔太郎が通い、いろんな思いを馳せた地がある。


前橋文学館の裏手を流れる広瀬川。名前の割に細く、お堀のような印象。

前橋城のお堀の一角か?

わからないが、広瀬川沿いには、朔太郎の詩がかかれたプレートが、幾つもあるらしい。


あの辺り広瀬川沿いを、朔太郎は歩いたのだろうか?


彼女が喜ぶかと思い、

広瀬川沿いは公園からの帰り道に、一緒に、みゆきと一緒に行ってみようかと思ってはいたが、

天気が悪い。雨が降ってきそうだ。


まずは猫又と合流を考えようか…。


信号が点滅する。

渡らないと。

小走りに途中まで横断始めた自分の直ぐ後ろを、左折してきたトラックが、勢いよく掠めていった。


みゆきっ!!

彼女は!?



  −◇◆◇−


ウーくんの後を追いかけて、点滅する信号を渡ろうとする。


その時、

後ろから手を引かれ、抱き留められた。

誰?


振り返って見ようとした瞬間、

スピードを上げたトラックが、直ぐ目の前を通って行った。


危ない!?跳ねられたかも。


振り返る。

いいえ、誰も居ない。

抱き留められた気が

したけど…。


女の、背の高いひと。そんな感じがしたんだ。

にゃんさん…?

会ってもいないにゃんさんを思い浮かべる。


あっ、…彼は!?ウーくんは!!



「○○くん!!」

思わず彼の名が口から出る


彼は無事。

わたしに駆け寄って来て、肩を掴んだ。


「みゆき!!大丈夫か!!

ケガはっ?」


彼の、強い手の力を感じる、

痛くはないけど、ちょっと強過ぎる。

掴まれたところ、少し赤くなっちゃうかも。


「う、うん。大丈夫だよ。ウーくんは?」


「何もなかったよ」

彼はそう言い力を緩めて、もう見えなくなっているトラックを探す。

怒っている。怒るの、当たり前なんだけど、なんだか嬉しい。


「みゆき、手をつないで良いか?」

ウーくんはそう言って、私の手をしっかりと掴む。


わたしから、手をつなぎにいった時のような、気後れしたような、そっと触る、優しい繋ぎ方じゃない。


もう離さないというような、力を込めた繋ぎ方だ。


ちょっと感激してしまう。

彼は、ウーくんはわたしが必要なんだと、掴んだ手の力がそう語るみたいに思えたんだ。

今度は、彼は繋いだ手を離さずに横断歩道を進み、渡りきっても手を離さない。


そのことが嬉しい。

このままずっと、手をつないでいたい。


にゃんさんに自慢したい。

不安はどこかに消えたみたいだ。



  −◇◆◆−


文学館をめざしながら、途中、小さな神社を見かける。


熊野神社?三重の辺り。お伊勢様の近くの熊野古道。あの近隣を本殿とする社の分社か?

ちょうどいい。参拝して、彼女の厄を落として行こう。

御利益、神様の得手が何かは知らないが。


手を繋いだまま短い参道を歩き、手水場で清める。


再び手を繋ぐか悩み、神域なら大丈夫と、少し気を抜く。


神前にて、

みゆきの厄落としを請願し、微かなつながる感覚を得る。


一安心だ。

傍らにある、まつられた石に気づく。


ヤタガラスの石?


-パワーストーンだってさ。

やたがらすだから、勝負事に効くのかね-


唐突に、頭の中に声が響く。

猫又!?

-上だよ(笑)-


手の届かない、高い位置に賽銭箱が据え付けられた樹。その太い枝に腰掛けた猫又に、声をかけられて、初めて気づく(汗)


「何かいるの?」

みゆきに聞かれたけれど、

-ミケちゃんには見えてないよ(笑)

雨が当たったって言いな-

そんな猫又の伝言(メッセージ)。



もう一度見上げたとき、猫又の姿はない。



-文学館に居るよ(笑)-

そんな伝言が響く。



  −◆◇◆−


「やあ、ミケちゃん♪」


猫又が先に彼女に声をかけてきた


もちろん、いつものメイド服(フレンチメイド)ではない。

当たり前だ。怪しすぎる(苦笑)

けれども普通の服装とも言い難い。

ストレッチタイプのジーンズ。腰履きパンツルックとレプリカらしいフライトジャケットの内側に…、

…ボタンがちゃんと留められないようなサイズのシャツ、着てる…(汗)

おいっ、身体のラインが出過ぎだ!!

それに、腰から下がる尻尾の飾り二つと猫耳のカチューシャ。


猫又のやろう!!

それ、ごまかしてるけど、自前のだろうっ!!


「はじめまして…、にゃんさん?

交差点にいまし…?

「なんでもないです。ごめんなさい」


みゆきが混乱している。

猫又のやろう、また何かやらかしたか!?


猫又がみゆきに抱きつく。あの子は目を白黒させている。

「ミケちゃ〜ん?

はじめまして〜。

「ん〜♪こんな可愛い娘だったなんてぇ」

抱きしめて頬ずりを繰り返している。


…猫又、演技してる。抱きついていったのは本気だけど、

あの子とは初対面じゃないからな。


さっきの『熊野やたがらす神社』と、前の『かまち美術館』でも見かけているはずだ。

あの子が気づいてないだけ…。


実際は何回会っているんだ…?

おれは、気づいてないのは何回だ!?



「にゃんさん、苦しい。

「スタイル良いって聞いてたけど…。

ズルいよね!!なにこれっ、どうやればこうなるのっ!!(怒)」


「まあまあ(笑)

良いじゃん、ミケちゃんのスタイルが、彼氏の好みなんだからさ(笑)

「可愛がって、育ててもらいなね♪」


「にゃんさんっ!!(怒)」



ほんと仲良いんだ…。


みゆきはスタイル良い女性には冷たいって、□さん、ポンちゃんも言ってたから。


仲良くなる前のミケは、ホント大変だって、いつかこぼしてた(苦笑)


狐のことは未だに敵視してるし様子だし(笑)


「はいっ!!ミケちゃんお土産〜♪」


「何ですか?」


「あたしとお揃いの猫耳カチューシャ(笑)

「しっぽもあるよ〜ん?」


「…!?、しっぽ、いらない!!」


「え〜可愛いのに!!

ん〜、仕方ない。

猫耳はつけてね♪

「○○、一緒の写真♪」


「はいはい(ため息)」猫又のやることだ。

仕方ない(苦笑)


「にゃんさんって、こっちのひとなの?」


「ん!?、ちがうよ(笑)

あたしの住処(すみか)はミケちゃんちの方だよ。

こっちには仕事で来てたんだよ。

「ただ、こっちには住んでいた事があってね…。


「ほら、猫町。あそこに短い間だけど、住んでたんだよ(笑)」


「猫町!?…、にゃんさんはーっ、冗談ばっかり(笑)」


いや、冗談じゃないな(汗)

あいつ、猫町に居たんだ。実際、猫町はあって…、

で、今日もか?


−正解!!(笑)−

メッセージが届く。


ため息が出る。猫又、あいつは何やってるんだ?あやかし探偵の仕事か?また…。



  −◇◇◆−


2階の展示、ギターが展示してある。

萩原朔太郎という人は詩人だけれど、音楽もしてたらしい。


解説にはギター以外に、マンドリンもしていたと書かれてある。



(山田)かまちの展示は、自作のウクレレだったっけ?

かまちはギターもしていたし、ロックにも傾倒してたんだった。


朔太郎はマンドリンにギターか…。

クリエーターって、やはり多芸多才なんだな。


彼女も今、そうなんだろうか?

ゲーマーとしての才能と、クリエーターとしての目指す道を模索しているんだな。



展示を真剣に見ている彼女、みゆきを見つめる。


猫又は少し先に行ったみたいだ。


美術館など、見る速度は人それぞれ。

以前、そう教わったことがある。


自分は、もっと早く見るんだが、

でも、みゆきのそばに居ようか?



『およぐひと』(※ 前橋文学館、展示の詩。なろうでは撮影した壁面の詩の写真を、添付させていただいたのですが、カクヨムは写真添付できないため、文章を記載させて頂きます)


 およぐひとのからだはななめにのびる、

 二本の手はながくそろへてひきのばされる、

 およぐひとの心臓こころはくらげのやうにすきとほる、

 およぐひとのはつりがねのひびきをききつつ、

 およぐひとのたましひはみづのうへのつきをみる。



およぐひと…。


上の階の壁に書かれていた詩。


今までも、あちらこちらの壁や、垂れ幕などに詩が書かれていたけれど、

妙にこの詩に惹かれる。


「あたし、この詩好きだよ。○○、あんたも?」


「ああ…」惹かれる。良いな。


「良いよね、これ。

「あたし、これ書いてた頃の朔太郎知っているって言ったら信じる?」

猫又、いたずらを仕掛けてくる時のような、きらきらした目を向けてくる。


思わず笑みが漏れた

「ああ」信じる。

(夏目)漱石の猫とマブダチなんて言ってた、眉唾な話も、

どーせ本当なんだろう(笑)



文学についてのこと。

猫又に聞いてみると面白いだろうかと、ふとそんな風に思った。



「ウーくん、にゃんさん。

どうしたの?何かあった?」

みゆきが近づいてきた。


「何でもない。大した話じゃないよ」


そう言うと、

「ウーくん、あとでちゃんと説明してよね」

彼女に睨まれた(笑)



  −◇◇◇◇−


雨だ…。


「だいぶ降ってきたね〜(笑)

「帰るね!!

あたし、バイクだから」



「お、おい!!ねこ…。」

あいつ、バイクなんて持ってたか!?


−あるわけないじゃん(笑)

−演技だよ。猫町通って帰るよ!!

−やたがらす神社の参道から、抜け道が在るんだ。バイクより速いよ(笑)−

そんな伝言だ。


−ミケちゃん、ちゃんと送りな(笑)

−襲うなよ♪−

うるせえよ!!



  −◇◆◇◆−


いやな雨。

ウーくんとのデートはこれで終わる。


どこか、誘ってくれないかな?


出かける時、駅に着くまでに少しだけ降った、お天気雨。

彼は、狐雨なんて言っていた。

また、稲荷森のお姉さんのことを思いだしてしまい、落ち込みが酷くなる。


傘を畳んで、ウーくんの傘に入ってしまおうか?



今度、にゃんさんに聞いてみよう。


稲荷のお姉さんのこと。

名前とか…、どんな人なのかを。



  −◆◇◆◇−


ミケちゃんは無事だ。

今回はもう大丈夫だろう。

ただ気になるのは、今回、今までとは少し違う。

事故が起きるのが早くなっている。


ミケちゃんの告白が早かったからか?

あたしの勘がそう告げている。


このところ、間に合わないのではという焦りがひどい。

あたしの勘が警鐘を打ち鳴らしているかのようだ。



手助けが欲しい。

あやかし探偵と称して、あまり危険のない事件に、○○やかずまを付き合わせたこともあるし、

あたしにかずまが告白してきた頃は、二人でつるんで、事件を解決。かずまに手助けをしてもらっていたけれど…。


今は、…別れたしね。

それに…、今回のかずまには頼みたくない。


…(笑)、あたしも焼きが回ったかな?

ガキみたいなやつに転ぶ羽目になるかもしれないなんてね(苦笑)


しゃあない。稲荷ちゃんに話そう。

あの娘にはもう少し、うたかたの時を過ごしていて欲しかったけど…。


感応で呼びかける、

「稲荷ちゃん、ちょっと相談に乗って」


あたしはそういってから、以前に稲荷ちゃんと交わした、契約の言の葉を掲げる。



「日の本、武州およびその近隣所領が代行者たる○○が下部。

下座が代行者三位、猫又がタマ。

「上座が一位、神使、絢葉狐へもの申す。

契約に依るご助勢を!!」


さて、これからどう転ぶか?(笑)



闇が深くなる。

神の座には誰もいない。

闇を祓う祝詞も剣も無く、灯りすらも手には無く。

進む道は不確かで遠い。



続く。



-なろう版 まえがき-

※一部変更しました。

まずはお会いすることのできたユーザーのお二方、

Dさま、

Aさま、

お二方に感謝を。


このお話は、お二人とした交流やオフ会として実際にお会いできることがなければ存在しなかったお話です。

自分一人では、文豪や詩人の方の資料館への取材はあり得ませんでした。

本当にありがとうございます❤



-なろう版 あとがき-

※一部変更しました。

猫又の最後の決めゼリフ、完全に付け足しです。

ふと浮かんで書いたのでした。


Dさんのブログで、猫又が勝手に、

あたしは演技する。

お話に参加する。

そんなことを言って(猫又に成り変わり、コメントさせていただき)ましたが、

これかな?なんて、ちょっと思ってます。


さて、これは愚行か、物語の先見性となるか?

さてさて、どうなるか(笑)



-あとがき カクヨム版-

予定していたように、取材と兼ねさせて頂いたお二方とのオフ会の『前橋文学館』への作品観賞おでかけ。詩人『萩原朔太郎』。自分は初めて触れる有名な作品としての詩を発表されていた方です。ほぼ白紙の状態で見たらどう感じるか楽しみでした。

数ヶ月前のことを思い出しながら、次話で書いてみます。


少々お時間をくださいませ(^_^;)

それではまた。

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紀行文のようなもの みなはら @minahara

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