エプロン、水着とそして裸

 松原先輩との本格的な暮らしが始まった

 始まったといってもまだ一日目だけどね、昨日はお風呂の後疲れてそのまま先輩のベッドを借りた、そういや先輩、昨日はどこで寝たんだろう、

 すると寝室の戸が開いた

「おはよう僚君、朝ご飯出来てるよ」

 入ってきたのはエプロンを掛けた先輩だった

「お、おはようございます、先輩、昨日はどこで寝ていたんですか?」

 僕が聞くと

「え?そのベッドだけど?昨日添い寝したんだよ?」

「え?うそ、う、嘘ですよね?」

 目を丸くして僕は聞いた

「ホントだよ?しかもは・だ・か」

「なんなんですか!裸になるの好きなんですか」

「そんな人を変態扱いしないで、ただ、寝るときに何も着ないほうが私は楽なの」

「気をつけてください、僕も男なんで……」

 そのあと僕は少し黙ったのだが……

「あ、もしかして想像しちゃった?」

「してません」

 僕はベッドから降り、ごはんをたべにリビングへ行った


「「いただきます」」

 先輩の家に来て初めての朝ご飯は

『松原雪菜の特製オムライス』

『松原雪菜の特製ツナサラダ』

『松原雪菜の自作味噌の味噌汁』

 だった。

 母親以外の女性が作ったごはんを食べたことはあまりなかった

「おいしい、先輩これすごく美味しいです!」

 僕がそういうと先輩の広角が上がり満面の笑みで抱きついてきた

「わぁはは!ありがと~!本当に僚君は優しいねぇ!本当大好き!」

「ちょ!味噌汁こぼれ!こぼれますって!」

 あっという間に平らげた。……先輩が


 朝⒑時、僕と先輩は近くにあるショッピングモールにやってきた

「さて、僚君の家具を揃えますか!どんな感じのが欲しい?」

「そうですね、安くてシンプルなやつですかね」

「ほう……じゃあ先ずはベッドだね」

 僕たちは順調に買い物を進めた


 僕たちはフードコートで休憩をとっていた。

「そういえばもうすぐ夏だね」

 ふと先輩が天井を見上げ遠い目で聞いてきた

「夏ですね、そういや先輩は進路どうするんですか?」

 僕がそういうと先輩の肩がビクンッと震え小刻みに震えていた

「せ、先輩?」

「い、いやぁ、な、夏といったら海!海いこうよ撩くん……」

 海と関連しているのかわからないが先輩の目は泳いでいた。

「海……それもいいですが先輩、先輩は入試控えてる高校三年だからあまり遊べないんじゃ?あ!でも先輩三年の中でも一番学力あるんですよね?なら余裕ですね!」

 僕は満面の笑みになり聞いた

「撩くんの視線が眩しい……そ、そうだね撩くんのいうとおりよ、余裕!」

 片目を瞑りまるでマク◯スの『キラッ!』を思わせるポーズをとる先輩は震えていた。


 先輩が水着が見たいというので水着売り場にきた。

「まだ㋄だというのに水着置いてあるんですね」

「ここは季節関係なく売ってるんだよ」

 そう言って先輩は適当に水着を選び試着室に入っていった。

 数分後、突然先輩が僕を呼んだ

「ねぇ僚君、今、凄くエッチな水着を着てるんだけど見る?」

「へ?」

 変な声が出た

「だから、エッチな水着を私が着てるんだけど見たい?」

「ちょっと考えさせてください」

 突然言われた衝撃の言葉に戸惑ったIn my head.

(おっぱいが大きい先輩がエッチな水着おっぱいが大きい先輩がエッチな水着おっぱいが大きい先輩がエッチな水着おっぱいが大きい先輩がエッチな水着おっぱいが大きい先輩がエッチな水着おっぱいが大きい先輩がエッチな水着おっぱいが大きい先輩がエッチな水着おっぱいが大きい先輩がエッチな水着おっぱいが大きい先輩がエッチな水着おっぱいが大きい先輩がエッチな水着おっぱいが大きい先輩がエッチな水着おっぱいが大きい先輩がエッチな水着おっぱいが大きい先輩がエッチな水着)

「みたいです」

「OK、わかった、特別に見せてあげる、待ってて」

 しゅるる、ぱさ、じー……ぷるん

 服を脱ぐ音が生々しい……最後変だったけど

「後ろ向いててね」

「は、はい」

 おとなしく後ろを向いた

 かららと試着室があく音が聞こえどきりとした

「お待たせ、もう見ていいよ」

「そ、それじゃあみます」

 きたきたきたきたぁぁぁ!

 後ろを振り向くとたわわなおっぱいをした先輩が凄くエッチな水着……水着……

「あの、なぜスク水を着てるんですか?」

「スク水ってエッチな水着だよね」

「いやいやいや、ないわ」

この人の常識はエッチな水着=スク水って僕には考えられない

「いっぱい持って行った水着はどうしたんですか!」

「全部きたけどいまいちだった」

「そんなこと真顔で言わないでください」

こうして水着売り場を後にした。

これは余談だが誰かがスク水松原を盗撮しておりその画像は加工されTwi〇terにあげられ

『おっぱいでかでかスク水最高!』やら『はちきれんばかりのおっぱいをもみたい』というリプで賑わったという

買い物を終えショッピングモールをあとにした僕たちはおなかがすいたのでファミレスに行くことにした

駅のちかくにありとてもおいしいと有名でごくまれにテレビが取材がくる

「先輩はなに食べますか?」

「そうだなぁ、僚くんは?」

「ぼくはAランチのエビフライ定食ですかね」

「私は……カレーかな?」

「じゃあ決まりですね、すみませ~ん」

ぼくは店員さんを呼んだ

「ただいまー、って雪菜じゃん!ん?こっちの男は?」

「紹介するね、私と同棲してる萩原僚君です!僚君、この子は私のクラスメイトの八代小豆、あっちゃんだよ」

ビキ……

今なんか聞いちゃいけない音が聞こえたような

「よろしくね僚君、私は八代小豆、ふふ、雪菜と同棲してるんだ……」

「?」

「何でもない」

ビキ……ビキ……

なんかやな予感がする……気のせい気のせい


家に帰ったのは夜7時前だった

「ただいま~、ふい~、疲れた、明日はゆっくり休もう」

「お疲れ様、今日も一緒にお風呂に入る?」

「ゆっくり入りたいので、ってなんで毎日入らなきゃいけないんですか!」

僕が先輩の方向を向くと先輩はすでに脱いでいた

「恥じらいを持ちましょうよ恥じらいを」

今日は上半身裸で手で胸を隠している

「裸が嫌なら水着を着るね」

そう言って先輩は水着を出し着替え始めた

水着風呂とか最高かよ

「み、水着着用なら……」

今日も先輩と結局混浴した


深夜2時、ぐっすり寝てる僕に痛みが走った

「な、何!」

起きると目の前に人影があった

「ど、泥棒!」

「泥棒じゃないよ!」

よくよく見たら小豆さんだった

「なんでいるんですか、てかどうやってはいったんですか!」

僕がそういうと小豆さんはカギを僕に見せた

「この家のカギ!どうやってとったんですか」

「とったんじゃない、もらったんだ」

「もらった?」

「あぁ、一ヶ月前までこの私が雪菜と一緒に暮らしていたんだ、だから合鍵を持ってても可笑しくはないだろう?」

「は、はいそうですね」

「つまり雪菜の処女はお前に渡さない、たとえこの私が女であっても!」

何故か小豆さんの目は輝いていた

「もしかして、小豆さん百合ですか?」

僕がそういうと小豆さんの顔が真っ赤になった、図星か

「ぜぜぜぜ全然違う」

「目が泳いでますよ」

ぼくは小豆さんをジト目で見たのちにらみ

「そうですか、本当のこと言わないと小豆さんは百合って先輩に言います」

「うわぁぁぁぁぁぁぁそれだけはやめろぉ」

小豆さんは僕の肩を激しく揺らた

「お前、私がこれぐらいで雪菜を諦めたわけじゃないからな」

そう言って小豆さんはかえっていった


建立記念日最終日、昨日の疲れ(特に夜中)がたまっていたため起きたのはお昼だった

そんな日

「雪菜~遊びに来たよ~」

う、この声は、僕はドラえも〇のように押し入れに隠れた

「あ、あっちゃん!時間通りだね!」

時間通り?どこか行くのか?

「ん?あの子は?」

「あのこ?あ!僚君のこと?」

「うん」

「さっきまで私のベッドで寝てたのに……知らない間にでかけたのかな?」

ビキ……

「いない……ほほぉこれは好都合」

小豆さんはにやにやしながら喜んでいた

「え?なんて?」

「いや何でもない」

あわてて小豆さんは首を横に振った

「じゃあ、私お茶入れくるね」

先輩が部屋を出て行った


「いいいいいいいいいいいいいいやっほぉぉぉぉぉぉぉ」

小豆さんは先輩がいなくなったことを確認した瞬間さっきまで僕が寝ていたベッドにダイブした。

「久しぶり!この匂いこそが雪菜のにおい!」

それは僕の臭い、

「この毛布に雪菜の汗が……スンスン、いい香り……逝っちゃいそう」

それは僕の汗だ。あの人僕の汗の臭いで逝くのか

僕の臭いを狂うまで堪能した小豆さんは興奮を抑えきれないまま先輩がお茶を持って来た

今日は勉強会だったのか勉強をはじめた


数時間後、時間は起きた。

いつの間にか寝てしまった僕は先輩たちの声で起きた

「何だか騒がしいな」

押し入れの隙間を覗いてみるとそこには!


裸の先輩と小豆さんが何気ない顔で勉強していた

「はぁ!」

つい大声を出してしまった、

「ん?今なんか聞こえなかった?」

押し入れを見ながら先輩はいった、てかこっち向かないで!あなたのたわわな胸がよく見えるから

「気のせいじゃない?」

小豆さんもこちらをみた……ふっ

ぶっちゃけ本当は愛してるの小豆さんだけなんじゃないの?明らかに先輩のほうがおっぱい大きい気がする、たぶん二人で揉みあって小豆さんが先輩の胸をめっちゃ揉んだから先輩の胸はたわわになったんだな納得、

そう思っているといきなり押し入れが開き小さな胸が僕の目の前に!


「てめえ、いつからそこにいたんだよ」

小豆さんがにらみながら僕に言った。

「僚君の覗き魔、変態」


あ、僕の人生終わった……4話に続く


「何だか騒がしいな」

押し入れの隙間を覗いてみるとそこには!


裸の先輩と小豆さんが何気ない顔で勉強していた

「はぁ!」

つい大声を出してしまった、

「ん?今なんか聞こえなかった?」

押し入れを見ながら先輩はいった、てかこっち向かないで!あなたのたわわな胸がよく見えるから

「気のせいじゃない?」

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松原先輩と一緒 カプチ @Kaputi-0227

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