混浴
「私たちの家って……もしかして松原先輩、ルームシェアしてるんですか?でもさっき一人っていってたような……?」
「いやいや、違うよ撩君、これから君が私とすむ家さ、アパートだけど」
先輩が何いってるか少々わからなく混乱している
「一応ありがとうございます、空き部屋使わせてもらいます」
「だれが空き部屋っていったの?撩君は今日から私の部屋にすむんだよ?」
「何いってるんですか?僕が先輩の家にすむって………本気ですか?」
「本気だよ」
小学校の林間学校や小・中の修学旅行で、一回も女子の部屋へ遊びに行ったことがない僕にとって女子の部屋へ入るのは生まれてはじめてだった
「うわ、すごくいい部屋じゃないですか!」
松原先輩は嫌そうな僕を無理矢理部屋に連れ込んだ。
「まぁ、ここら辺では広い方だよ?前のアパートはこれよりもっと狭かったからね、ちょっと着替えてくるね、覗く?」
「覗きませんよ!」
「じゃあお風呂一緒にはいる?」
制服のブラザーとYシャツを脱ぎ上半身ブラジャーだけになった先輩がかおをひょいとだし聞いてきた
「ちょ!何ですかその恰好は!てか一緒にお風呂入りまs……くしゅん!」
入りませんと言おうとするとくしゃみがでた
「ふふ、男の子なのに可愛らしいくしゃみだね、ほんとは今断ろうとしたでしょ?断ったらどうなるかわかる?」
トロ目で先輩は僕の制服を脱がせ始めた、もちろん上半身ブラジャーだけで……
「ちょ!先輩!胸が!目の前に!」
「胸?私胸は分からないなぁ?胸は男の子のここでしょう?女の子のここってなんだっけなぁ教えて僚君」
この先輩、試しているのかからかっているのか……
「言ってみてよ」
「お、お、おっぱ
結局一緒に入ることになった僕はずっと壁に面を向けていた
「まさか僚君、おっぱいが大きい先輩がおっぱいを洗っているとき壁とお話ししてるとは、それは何て言う趣味?教えて」
「趣味じゃありませんよ早く湯船に浸かってください」
「そんなに私と湯船でいちゃいちゃしたいの?やらしぃ~」
「や、やらしいのはどっちですか!」
先輩は洗い終わり湯船に浸かった
「さて、明日は忙しいよ、君の家具や衣類、食器等を買いに行かないと」
「いいですよ先輩、行きますけどお金は僕が払いますから」
「それよりも僚君、今日はどこで寝るの?家にベット一つしかないよ?一緒に同じベットで寝る?ちなみに私は寝る時全裸だよ」
また先輩はニヤニヤしながら聞いてきた……お返ししてやる
「一緒に寝ましょう、もちろん全裸で!」
僕がそういうと
「うぇ!じ、冗談だよね???」
顔を真っ赤にして慌てていたのでさらに追い打ちを
「冗談?僕は本気で言ってます!」
すると先輩は脱衣所に行きスマホを持ってきて
「警察よよよよ、呼ぶよ!?」
「さすがにそれはやめてくださいよ、冗談抜きで……」
こうして先輩とのお風呂は終わった
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