松原先輩と一緒

カプチ

 今年の春、僕は高校生になった、

 友達も授業もまずまずで、不安は居なくなった

 高校生になってから一つ気づいたことがある、

 それは三年の松原先輩がものすごく後輩好きだということ

 胸が大きく、太ももがムチムチで、美人で優しくて頭がよく一年でも人気の先輩だ

 そんな先輩が僕に初めて優しくしてくれたのはあるじけんからだった


 ある日家に帰ったら僕の家が売地になっていた、ついでに僕の家族もいなくなっていた。

 ポストには一枚の手紙が置いてあった、読んでみると

『潦が高校卒業するまで旅行に行ってきます、一人で楽しく暮らしてね』

 と書いてあった

「は?ふざけるなよ、僕を置いて家を売った金で旅行だと!」

 家の前で大声を出しだのが悪かったのか一人のJKが薄暗い中、僕に近づいてきた。

 薄暗いのでよくわからなかったが、胸がかなり大きく、はち切れそうだった。

 近づいてきたJKに僕は驚きを隠せなかった、薄暗い中近づいてきたJKは松原さんだった

「先輩!なんでここに?先輩ここの近くなんですか?」

 松原先輩はくすりと笑い

「いや、二駅先の街に一人暮らししてるよ」

 手のひらで『2』とやり、にーと言ってる先輩はにひひと笑った

「じゃあなんでここにいるんですか?」

「今日は友達の見送り」

「見送り?」

「そうだよ、明日から3日間建立記念日じゃない?その休みを利用して友達は遊園地に行くって言ってたんだよ」

「遊園地……先輩はいかなくていいんですか?ほら、JKは遊園地好きだって聞いたことあるし」

 そう僕が言うと

「潦くんはやさしいなぁ」

 といい僕の家があった場所に中腰になり


「そんな優しい潦君に先輩である私からプレゼントをあげよう!そのプレゼントとは……家で~す」

「い、家?」

「そう、家って言ってもアパートだけどね」

「アパート?」

「いいから私についてきて」

 先輩がそういうと僕の袖を引っ張って駅の方向へと向かった

「僚君、荷物は大丈夫?」

「え、あ、はい」

 駅に着き先輩は息切れしながら僕に尋ねた

「どこに行くのかわからないけど多分大丈夫です」

「着替えは制服だけか………まぁ何とかなるよね」

 電車に乗り5分、先輩は電車を降り駅を出て住宅街にきた

「ごらん僚君、ここが私の家……いえ、私たちの家!」



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