第34話 気づき -みずからにめざめる-
自らに目覚める
面白くてしょうがない
目がキラキラと輝いている
知らず知らずに笑っている
心が弾んで軽くなる
端から見ると、苦しくて仕方ないはずなのに、
なぜだか楽しくて仕方ない
無理した身体は疲れているはずなのに、
なぜか笑いがこぼれてくる
なぜかつまらない
気持ちが重い
ため息がもれる
物事は順風満帆なはずなのに、
なにかが足りない
楽しく遊んでいるはずなのに、
なにか面白いこと無いかな?というつぶやきが漏れる
目覚めてしまった楽しいことがしたい
何でそれが楽しいの?って言葉なんて聞こえない
だって楽しいのだ
楽しいを極めたいのだ
世の中には、こんな楽しいことがあるって気づいたのだから
楽しい楽しい
楽しいことを楽しみたい
自らの魂の奥底に眠っていた宝物に気づいてしまったのだ
その宝物を掘り出してしまったのだ
だからわたしは物語を書いている
書くことが自分の全てだ
だって仕方ないじゃない
書くことは楽しくて仕方がないんだから
書きながら進む。なんて楽しい人生
書きながら全てを
書かずにはいられない
楽しくて、そして苦しくて楽しいことすべてを
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-すげー長い蛇足です(苦笑)-
自らの天性に目覚める。
それは人生において幸福なことであると思ったのですね。
本日のTV番組、英雄たちの選択。
黒田勘兵衛の回を見ていてそんなことを思いました。
楽しんでいるときの雰囲気って、見てる側も楽しくなりますね。
黒田勘兵衛は豊臣秀吉の軍師として戦国の世を駆けて、関ヶ原の戦いにタイミングを合わせて、九州統一への戦いを始めました。
番組の中のコメントで、黒田勘兵衛は戦いそのものが好きで、それ自体が目的だったではといういうような意見がありましたが、
勘兵衛は、己の天性を戦の中で目覚めさせ、戦乱の渦中を目を輝かせながら進み、そのように人生を全うさせたのかな?と、番組を観つつ思ったのでした。
己の存在へと目覚めてしまった事柄や出来事からは離れがたいのですね。←それが時には他人へと迷惑をかけるような事だとしても。
浦沢直樹氏、工藤かずや氏の描かれた『パイナップルアーミー』でも、そんな悲劇的な事件が語られておりましたが、
その目覚めというのは、本当にさまざまな人に訪れるもので、世の中のためになったりもしますが、ひどく迷惑をかけることにもなります。
けれども、その目覚めについては選べるものではないのですね。
なぜそこまでのめり込むのかと思ったりもします。
自らの才能と目覚めたものが違うことで悩むこともありますし、目覚めてしまったことが回りから容認されがたい場合もあります。←現実でも物語でも、それらは喜悲劇を生みますね。いろいろと世知辛いものです。
でもまあ、生きているから仕方ないのと同じように、好きだから仕方ないのですね(苦笑) それが幸せなのだから仕方ない。←それが回りに迷惑をかける目覚めでないことを祈るのみです。あとは世の中と巧く折り合いをつけて幸せになれるかどうかです。幸せになれることを祈ります。あなたのゆく道に花が咲くようにですね(笑)
自分の場合の目覚めは読書であったり、TRPGであったり、それを表現するための文章や絵であるように思えます。
物語を読んだり、書いたり(あるいは描いたり撮ったり)をしていれば幸せですからね(苦笑)←妹から、「南Q太(妹の友人)や、みなはらちゃんって、何もなくてもとりあえず書くんだよね(書くことが目的だよね)」って言われたことがあります。
うん、正しい(笑) 南Q太さんは挨拶くらいしかしてないから判断できませんけど、自分はとりあえず、読む書くで日常満足してますよね(笑)
以前に、つかれているって詩を書いたりもしましたが、自分は文章に憑かれている(苦笑)
自分は大してその方面の能力はありませんが、好きなことをしてるから楽しいです。つかれていても楽しい!
楽しいは正義なんでしょうね♪
笹本祐一さんの書かれた、『宇宙へのパスポート』のあとがきで、
笹本さんはロケット打ち上げ取材の同行者に、
「こんなに面白くていいんでしょうか」と聞かれたとき、
「面白い、のがおれの仕事だ」と、笹本さんは答えたそうです。
面白い、楽しいは素晴らしいことなのだと自分は思ったりするのですね。←時によって、場合によってかもしれませんが。
ですから、はっちゃけると楽しい!!
そんな気持ちをとりあえず書いてみました。
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