白い残像 11
電車は茨木駅に着き、再び発車した。
そして梅田へ向かった。
その時だった。
村上が言った。
「おい、安藤さんがいるぞ」
「えっ!」
「ほら、あそこ」
見ると信代は、扉の近くにいた。
赤いマフラーをしていた。
「本当だ。茨木駅から乗ったんだ」
耕治は信代の方へ行こうとしたが、混雑していて、どうすることも出来なかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます