2枚目 「浅い知恵と金の糸」


 断崖絶壁のみさきの先に腰掛ける獣人が一人。

 黄土色のコートを着ているが、頭の天辺から背中の真ん中まで棘々しい。


 その人は「じっ」と、満ちていく海を見ていた。

 夜が更けた海は真っ黒で、月もないからか底が知れない。


「……時間だな。さっきので最後ということか」


 くぐもった声で呟くと、獣人は赤い手袋を嵌めた左腕を宙にかざす。

 すると羽音を立てながらカンテラサイズの蝙蝠が腕に留まった。猛禽の爪が革手袋に食い込む。


「ノワール、ヘッジホッグからロゼに繋いでくれ」

『……』


 返答はない。

 蝙蝠は首をカクリと傾かせるだけだ。


「ノワール?」

『ロゼちゃんは只今、魔術式構築の疲労により眠りこけております――とのことですが、繋ぐです?』

「あー……忠告感謝する。彼女が起きたら教えて欲しい」

『です』


 現れた時と同じように、羽音を立てて崖の下へ見えなくなる蝙蝠。

 その羽音の方向へ、彼は腕を振るが――すぐに辞める。


「はぁ」


 獣人は一人、針だらけの背中を丸めた。








 耳元で風が渦を巻き音を立てる。

 足は縺れてとても演技どころではなく、鎖が絡まないように走るだけで必死だった。


 背後から「おらぁまてぃ小娘ぇ!」なんて声が幾つも聞こえるが気にしない。

 私は一直線に町へ向かって駆けていた。


 丘の上から砂利の上を何度滑るようにしたことか。逃走ルートも詳しく覚えていない。死に物狂い故に記憶は飛んでいた。


 走りながら、息が上がるも声が零れない喉を気にしながら細い路地に逃げ込む。追いかけてきた人売りの黒と赤のストライプが目の端に入る。必死になって息を殺した。


「……!」


 どうやらこちらには気付かずに先へ行ったらしい。

 それを確認して大きく息を吸い込むも、『沈黙サイレンス』の影響で声が零れることはなかった。


 肺に酸素を入れながら回想する。檻に入れられて運ばれた後の話だ。


 ――私はあの檻で運ばれる最中に、体調が悪くなったふりをした。

 持病が急激に悪化したかのように見せかけ、運搬係に檻の鍵を開けさせる為だった。


 扉さえ開けてくれれば、あわよくば外に引き摺り出して貰えれば、と謀ったのだが――まさか、あの状況で男どもに襲われそうになるとは思うまい。


 髪を掴まれ、腕を捻りあげられ、組み伏せられた時には本能的に不味いと思った。空いていた右手で相手の軟性キノコを握り潰していなければ今頃どうなっていたか分からない。


 あの野郎、何が生娘だ、誰が処女万歳だ。


 演技とはいえ体調を崩したか弱い乙女を組み敷くなど言語道断! というか弱った年下の女性に不意を突かれる程度の実力などたかが知れている! 全くもって見込みが無い!


 ……って、違う違う。一般的には彼らの様な人間をドクズと呼ぶのであった。


 はあ。環境はああも性格を歪めてしまうのだろうか。だとしたら難儀な話だが――現実逃避にも似た気分の悪い回想から現実へ戻ってみる。


 背後からの追っ手は声を張り上げるのを辞めたようだが、依然人を掻き分けながら探している。それでも、入り組んだ路地の奥に座る私には気が付かない様子だった。


 思考するだけの猶予はある。


 とはいえ。今は凌げても夜が明ければ人の目につきやすくなる――無計画に走って来た足裏をこれ以上傷めるのは良策ではない。


 そういうわけでまずは一息つける場所を探そうと、私はおもむろに立ち上がった。

 人目を避けながら、目に留まる動きをしないように、けれどなるたけ速足で。


 砂漠を泳ぐ砂魚のように――駆ける。







 少し進むと開けた行き止まりに出て。屋根の落ちた空き家を見つけた。


 いや、私が空き家だと思っているだけで、これが空き家という保証はないのだが……人売り達の声が近づくこの場から逃げのびる道は、他に用意されていない。


 満を持し、私は扉を勢いよく手前に引き――それでは開かなかったので奥に押した。







 中には人が居た。







 私はそれを確認して、会釈ついでに扉を閉める。


 ……終わったああああああああああああああ!!


 うっそでしょう、誰か嘘だと言って! 逃げ込んだ先に住人なんて普通なら諸手上げて喜ぶところなんだけどよりにもよってこの手枷足枷をばっちり目撃されてしまった! ということは、私がそういう商品だということが一目瞭然! しかもこの状況で他の隠れ場所なんて簡単に見つかるわけがないっていうやつだ!! 手詰まり!! 袋小路!! 不運極まりない!!

 

 何ということだここまで頑張った私の足の裏が全く報われないじゃないか要らぬ怪我を増やしただけじゃないか! 他の隠れ場所を探すにしてもここから戻る道は一本、もし途中で追っ手に出くわしたりなんかしたら――


 連れ戻されて……今度こそ売られる。 

 そんな馬鹿なことあってたまるか!!


 集中が切れた途端、背後の道が騒がしくなった。どうやら私が地団太を踏む間に人売りたちが近くまで来たらしい。いよいよ後が無くなった私は空き家の扉に背をついた。


 前方からは、ざくざくと歩く数人の足音。

 後方にはボロの扉 (内側に目撃者あり)。


 人売りに捕まった方がましなのか、ここの住人に全てを賭けた方がいいのか私には判断できない。


 ああ、砂利を踏む音が近くなる。

 どうにものっぴきならない――。


 次の瞬間、錯綜する後悔と焦りとを霧散させるように、腕が扉の内側に引っ張られた。


「!」


 声が出ないので大したリアクションは取れなかったが、家の中に居た住人は構うことなく、殆ど力技で私を部屋の中に招き入れる。


 立てつけの悪さに反し、音を立てずに閉じられた扉には内側から鍵が落とされた。


「……!」


 薄い唇に、人差し指を立てて。彼は微笑む――暗に、声を出すなと警告しているらしい。


 私の腕を取ったまま、彼が今しがた施錠した扉にもたれる。

 聞き耳を立てていると扉の向こうから声が聞こえてきた。


「あの小娘、一体何処まで逃げたんだ……!?」

「さあ、手当たり次第に探すしかないでしょうなぁ」

「おーいお嬢ちゃん、おじさん達は怖いことしないから出ておいで!」

「ったく、誰だよ、商品に手を出した奴は。俺らの仕事増やしてくやがって」

「そうだそうだ、こういうことが起こるから臨時雇用はあまり良くないって話をしたんだ!」

「確かに、こんな不始末起きたとあっちゃ、シャイターンの旦那が怒りそうよなぁ……管理不行き届きとか言ってさ」

「なんだかんだで一番怖いのは暴食様ですけどな。問答無用でプチッとされそうで」

「それは言えているな……ふん、どうやらこの辺りには居ないようだ。他を当たるぞ」

「え? この家は? いかにもって感じしません?」

「……見るからに建てつけ悪そうだぞ。ほれ、扉も開かない」


 どがん! と、外から蹴られた扉は――彼の背を少し揺らしただけでびくともしない。


「はー、仕方ない。他の班に連絡取るぞ」

「はいよー、おやっさん」

「先が危ぶまれますねー」

「言うなよ。旗が立つっつうんだぞ、それ」


 その会話を最後に足音が遠ざかっていく。


 音もしなくなったところで、終始扉にもたれていた彼はようやく肩の力を抜き、壁に掛かっていたカンテラを手に橙の灯りを点けた――夕暮れ時の薄暗さが嘘のようだ。これでようやく、私は彼の顔を認識することになる。


「……行ったみたいだね」


 そうみたいね。と返答したいが、どうやら通じなかったようだ。


 やはり呪いがかかった状態で会話を成立させるのは骨が折れそうだ。書くものは無いかと辺りを見回すが、ここは倒壊した家の中。手の届く範囲にそんな物がある訳なかった。


 意思の疎通に多少の不便があるのは仕方がないので、先程の彼に視線を戻す。


 私を助けたのは先程扉を開けた際に目にした少年・・だった。


 金髪おかっぱの長髪が肩に付かない高さまでストンと一直線に落ちている。

 横顔からでも良く分かるほど将来に期待できる整った顔立ちをしていて、けれど童顔。男の子にしては睫毛が長い。

 肌は白パンのようでいてほのかに赤みがあり、柔らかそうだった。


 歳は私より二つか三つ、下だろうか。

 しかし。


「ああ、いきなりごめんね。特にかかわるつもりはなかったんだけど、理不尽に追われてたみたいだったから。つい」


 しかし、だ――続いた彼の声音に私は思わず息を呑んだ。


 見た目にそぐわない耳当たりの良い低い音。振り向く動きに合わせてサラァと効果音が響く細い髪の隙間に、蜜のような琥珀色の眼が覗いた。


 言うならば、私は年下だろう少年のその容姿に、一瞬見惚れてしまったのである。

 そんな状況で返事をしようとしても、そもそも声は出ないのでゆるゆると首を横に振るしかない。


 少年は私の手元と足元を拘束する鎖やら枷やらを確認して、ふむ。と何か納得したようだ。


「はは。おねーさんはシャイターン即売会の商品というところかな。それ以外にも何かあったみたいだけど……野暮だろうし聞かないでおくよ。立てる?」


 私は金髪少年――名前も知らないのでこう呼ぶことにしよう――に促されて立ち上がった。ただでさえ年期の入った服と、ろくに手入れもしていない波打つ黒髪に綿埃と蜘蛛の巣が纏わりつく。


 ぱたぱたとそれらを床に叩き落としながら、部屋の奥へと向かう少年の後を追った。


「おねーさんは、ここが何処だか知ってる?」


 金髪少年の言葉に首を振ると、彼は苦笑いして肩を窄めた。


「そっか、それは災難だったね。ここは『センチュアリッジ』。その名の通り、ここは無法者や物好きな流れ者が集まった町だ。良い人よりは悪い大人ばかり、という感じかな」


 金髪少年は私より一回り小柄なその体躯を瓦礫の中に滑り込ませ、後から着いて行く私の経路を確保しながら説明を続ける。


「さっき言ったシャイターンっていうのは、最近裏業界で話題になってる人売りだよ。数年前に第二大陸で派手なショーを開いてから、定期的に即売会を開いているんだ。ほら、これ」


 後ろ手に渡された掌サイズの紙。そこに印刷された赤と黒のストライプを眺めて、私は首を傾げる。少年は琥珀の目をニコリとした。


「魔力を流し込むと広告が出るんだよ」


 彼が言うのでやってみると、小さな紙の上にブワリと薄黄色の魔力の流れが渦を巻いた。


 しばらくすればそれは人の形をかたどり、あっちへこっちへ滑稽に踊りだす。

 魔力を流すだけで人形が動くとは不思議なものだ――込めていた力を抜くと、あっという間に人型は霧消する。


「……ん、あれ?」

「?」

「あ、いや。何でもないよ。それより、綺麗な魔力だと思って」


 少年は言って、また瓦礫をくぐる。


「俺はその辺を旅して回ってるんだけどさ。泊まってた宿がならず者の喧嘩のとばっちりで全焼しちゃってね。泣く泣く屋根の落ちたここを寝床にしてたってわけだけど――」


 金髪少年の話の最後を聞き流していると、錆びた屋根の鉄板と折れた壁の柱を避けた先に部屋が見えた。


 彼がその奥に入ったのを見て、後に続く。


 小さな窓が一枚あるだけのその部屋は他の部屋に比べると綺麗なもので、整えられたベッドの上には彼の私物であろう細々した物が皺を作っている。


 金髪少年はベッドの縁に腰掛けると腰に巻いていた鞄の中から黒い手袋を引き出した。支度の途中だったのか、素手だった右の掌に手袋が嵌まる。


「しっかしおねーさんも運がいいよね。夜は確かに闇の利が働くけれど、危険極まりない。ここに来るまでに良く無事だったもんだよ」


 私は沈黙をもってその問いに答える。できるだけ表情で意思が伝わらないものかと四苦八苦してみると、彼は苦笑した。


「それはもしかして『沈黙サイレンス』かな? 商品にしゅを掛けるのは人売りの常套手段だね。何か書けるものでもあれば良かったんだけど……生憎手元に紙が無いし。それに俺自身、魔術が得意ってわけでもないんだ」


 私は首を横に振って答える。


 これで会話が成立しているのか分からないが、ここは私が産まれ育った第三大陸だろうから、身振り手振りは通じると思いたい。


 けれど、何時までもこのやり取りを続けていては埒が空かないのも確かだ。


 私は言葉の代わりに彼に近付いて、手袋越しの手を取った。


 直接こうして文字を書き込めば話が通じるんじゃないかと思ったからだ。少年は私の行動に目を丸くしたものの、意図をくみ取ってくれたのか私の指先を注視した。


「成程、君はこの町から出たいわけだ」


 こくこくと縦に頷いてみせると、彼はベッドから立ち上がった。


「分かった。それなら俺が町の端まで案内するよ」


 暖かな明かりと共に向けられたのは、人の良さそうな笑みだった。







 部屋の窓から外に出た少年は空に向かって縄梯子を放った。


 紐の端に鉤爪がついていた。三又に分かれた爪は崩れた天井の何処かに引っかかったらしい。

 カコンと金属音が遠くから聞こえ、金髪少年はそれを二、三度引っ張って確認する。


「よし。さ、登って」


 ……はい?


「大丈夫、君がやっていた追いかけっこより、はるかに簡単だよ」


 まあ確かに、追い立てられるよりは精神的に良いかも知れないが――違う。

 そういう問題ではない。


 お忘れの方も居るかも知れないが今は昼じゃあない。夜である。しかも月のない夜。


 視覚から得られる情報が限られているこの状況で穴の開いた屋根に昇ろうだなんて、傷だらけの足に憂慮していないにも程がある。


「そう嫌な顔をしないでくれよ、町の端まで連れて行くって言ってるだろう」


 分かった、俺が先に昇るから。


 ――だから違う、そうじゃないのだ。


 顔をしかめた私を放置して、軋む縄梯子を昇る金髪少年。

 カンテラは下に居る私の足元にあるので、暗闇に紛れた彼の表情は、下からはっきりと伺うことはできない。


 軽い身のこなしでささっと昇ってしまった後で、「早くおいで」と小さな声が私を招いた。


 ええい、ままよ!


 彼にできて私にできない道理はない筈だ! 私はやけくそに縄梯子の一段目に足を掛けた。

 ぎしっ。ぎぎしっ。うわあ、思っていたより足元が安定しない……という展開を想定していたが、どういう訳か縄梯子は軋む音一つ立てず、たわむことも無かった。


「?」


 何かの間違いかと踏み直したが、結果は変わらない。


 見た目と素材が縄というだけで、立派な魔法具だったようだ。硬い材質で作られた梯子と同様に安定していることを考えると、土魔法の陣でも編み込んで耐久強化しているのだろうか。


 そうだ。魔術は人の役に立つ物でなければ――この縄梯子のように。


 ちょっとだけ魔術を見直した私は、登りきったところで顔を合わせた金髪少年に一連の挙動を見られていたことに気付き顔を背ける。


「なんだ、高所恐怖症とかじゃなかったんだ」

「……」


 高い所が嫌というわけではなく傷んだ足で壊れた屋根の上を歩きたくなかっただけなのだが、それを伝えはしなかった。

 代わりに、差し出された手を登山中の冒険家のように握り返した。金髪少年は、私より大きな手で握り返した。


 一度屋根の上に昇ってしまえば、後は他の屋根の上を伝って進むだけだった。


 木の柱に鉄の板を貼ってあるような質素な平屋が殆どで、どの家も屋根の高さはあまり変わらない。背丈が変わると言えば、町の中心にあるポイニクスの教会が突出しているぐらいだろう。


 通りに近い家の屋根を渡ることは避け、結果的に町の中心を大きく迂回するように進む。

 月の無い夜だからか星がとても綺麗に見え、時折足を踏み外しそうになったのを少年に支えられたりした。


 物音を立てずに鉄板を歩くのは至難の業で、下を走る人売りの姿を見て伏せた時は錆鉄の匂いが強くて苦しかった。


 途中、ぷつぷつと橙色のカンテラが揺らめく様を眺め、空と地面に、違った色の星空を見て居るような錯覚に襲われたりもした。

 

 そうして歩いて一時間くらいだろうか。

 町の外れ。一番端の建物を降りると、背後で音も無く明かりが点いた。


 振り向くと少年は縄梯子を鞄に収めて、代わりに手のひら程のカンテラを手にしていた。


「これ、硝子をこすると光が強くなる仕組みなんだ。餞別代りにあげるよ」


 悪童っぽい笑みを浮かべて、彼はそれを私の左手に握らせた。


「ここから先は、おねーさん一人で行くんだよ」

「……」


 指し示された方に明かりを向ければ、そこには鬱蒼と茂る木々があった。どうやら困難は町を出た後にも続くらしい。


「そんなに不安そうな顔をしないでくれ。俺じゃあその枷を外せないし、君を助けることもできないけど――お互い無事ならまた会えるよ。じゃあね」


 金髪少年は言って手を振ると、今度は普通に地面を歩いて町の方へ戻って行った。

 その小さな背中を見届けて、私は町の外れへと踵を返す。


 ありがとう少年、これで私は自由だ。この手足を縛る枷と鎖は、大きな街で親切な誰かにでも解いて貰うしかなさそうだが――少なくとも、もう売られる心配はない!


 ぼんやりと光る橙色を頼りに枝を掻き分け、木々の間を縫い、足元に気を付けて真っすぐ進む。裸足には優しくない大きめの岩も落ちていたが、それも踏みつけ前へ行く。


 足の裏はとっくの昔に傷だらけだ。今更一つ二つ傷が増えたところで変わりはしない。


 気がはやっているのか、単に歩くペースが速くなっているのか、何だかあっという間に森を抜けられそうだった。


 ここに来る途中に馬車の中で聞いた水の音がする。塩の香りが鼻を衝く。


 さあ、そろそろ街道が見えてくる筈だ。馬車が走れる程に広い街道が!

 他の国へ続く、今の私の為にあるような希望に満ち満ちた道が!


 月のない闇の中を、確実に前に進んだ私は日の出より少し早く森を抜け。


 目の前には、白い砂の道が照らし出された。





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