その2 たたかう戦士レッドキラー
第06話 よいこのみんなこれがキチだ
シーン1 基地外観
ナレーター「ここがキチベース。キラーレンジャーの基地だ。」
シーン2 作戦室
5人が揃って座っている。人が入ってくる。
頃四舛代博士「ご苦労様でした。」
だいたい40台くらいっぽい白衣を着た女性が笑顔で語りかける。
博士「今日の買い物当番はレッドとブルーね。ついでにお願いがあるから来て。他の三人は掃除。」
シーン3 通路
歩く三人。
ナレーター「キラーレンジャーの装備を開発している博士は、表向きは国際総合科学研究所を運営しながら戦隊の指揮をしている。」
博士「これを、メモの場所に届けて。うちの下請け。」
博士は、袋を和多見に渡した。
シーン4 外の道路
メモを持って歩く瀞撞。
瀞撞世界「先にそれを届けるんだよな。そして買い物がけっこうあるな。」
袋を持って歩く和多見。
和多見七十一「一つひとつは小さなことだけれど、その積み重ねがとても大事です。やりましょう。」
シーン5 岡本商店の外
けっこう大きいビルが立っている。瀞撞と和多見がビルを見上げる。
瀞撞「ここかあ。」
シーン6 岡本商店
瀞撞「すみません、こちらにお届け物が…」
受付「少々お待ちください。」
中で立って打ち合わせっぽいことをしている一人が瀞撞たちに気付き、寄ってくる。
大崎「和多見じゃないか!」
和多見「おお、大崎!」
瀞撞「なんだ、知り合い?」
大崎「そんな、水くさい。親友ですよ。和多見くんがいなければ私は居ません。」
和多見「大崎くんはここで働いているんですか?」
大崎「社長になった。まぁ…茶でも飲んで行け」
和多見「おう。」
シーン7 再び外の道路
メモを見ながら歩く瀞撞。
瀞撞「再会の邪魔はできないよな…しかし一人でこれ全部運ぶのかよ…」
瀞撞はとぼとぼと歩いて行く。
シーン8 ユースティーツ基地
秘書がリヒティヒ参謀に耳打ちしている。
リヒティヒ参謀「予定と違いますがちょうどいいのが見つかりました。」
ただし指令「よし、今だ!」
シーン9 公園の脇の道路
突然現れる怪人!
クルマエビユステツォ「キラーレンジャー!勝負だ!」
瀞撞「なんだお前は?!」
クルマエビユステツォ「クルマエビユステツォ!とうっ!」
クルマエビのパンチは、海老の尻尾のようなばねでものすごく強い。瀞撞はたまらずふっとばされた。
瀞撞「なんて力だ…」
ナレーター「どうする瀞撞世界、どうなるキラーレンジャー。がんばれ、たたかえ、正義の戦士キラーレンジャー!」
-つづく-
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます