第04話 恐怖の合体攻撃の恐怖
シーン1 空中
アオリイカユステツォ「あっ!」
アオリイカは、抱えていたスルメイカを落としてしまった。
シーン2 1話の公園
スルメイカユステツォが落下してきた。
スルメ「あっ、あれは…」
少年が倒れている。1話で部田くんにやられた少年だ。
そこに瀞撞世界がいきなり現れた。
瀞撞「ユースティーツ!よくもよいこにひどいことを、許さないぞ!」
スルメ「は?」
瀞撞は、聞いちゃいない。既にきめつけているのだ。
瀞撞「正義…顕現!」
瀞撞は変身した。
赤キラー「頭の赤さは理想の光、レッドキラーぁ!」
にじり寄る感じで歩き、スルメを指差す赤キラー。
赤キラー「そこまでだ!この世界から粛清されてしまえ!」
いきなりスルメに殴る蹴るの暴行を加える赤キラー。
スルメは、赤をふりほどこうとするだけで、あまり抵抗しない。
いや、抵抗できないのだ。
よくわからない光線の影響は解けたが、回復し切ってはいないようだ。
そのとき、砂場の中からヤリイカユステツォが出てきた。
ヤリイカ「スルメ!無理をするな!」
そしてアオリイカユステツォも飛んできた。
アオリ「お前ら!ここはアレだ!」
3怪人「いか合体!」
ナレーター「ユースティーツの怪人は、合体することができるのだ。」
合体イカユステツォ「キラーレンジャー、貴様の思い通りにはさせん!」
赤キラー「なんだと?!」
合体イカ「食らえ!イカファイヤー!!」
合体イカは、口から火球を噴出した。レッドキラーもよけきれないぞ!
赤キラー「うぐあああ」
のたうちまわる赤キラー。
合体イカ「イカスミ攻撃!」
合体イカは、こんどは口から黒い球体を吐き出した。墨は高熱になっている。
赤キラー「うわあああ!!!」
よけた墨が爆発し、赤キラーは吹っ飛んだ。そして、変身が自動で解除された。
瀞撞がぼろぼろになっている。
瀞撞「俺は負けない!正義のために!正義だから…」
合体イカ「そんな身体で何ができる!潔く降伏しろ!」
瀞撞は、地面を叩きながら泣き叫ぶ。
ナレーター「どうする瀞撞世界、どうなるキラーレンジャー。がんばれ、たたかえ、正義の戦士キラーレンジャー!」
-つづく-
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