元神の魔力
言語もやっとの事で覚えることが出来た。
まだ少し分からないものもある。
喋ることは無理だ。
だがしかし、理解することが出来ただけでも相当な進歩だ。
ここで今の自分の状況を簡単に説明しよう。
名前はアブスタール・バルト。
略したのかはよくわからんが両親から
「アブ」そう呼ばれた。
年齢はまだ1歳。
当たり前だ。意識がはっきりしたのがついこの間。
それまではきっとただの赤ん坊だったのだろう。
この世界の人間には生まれつき
なんでこれを知っているかは、まぁ元の自分のいた場所を思い出せば1発だろう。
私が創り出した神の中の1人、魔法神によるものだ。
それを聞いて私もそれを自分に与えてみたが…
なんだったか思い出せない。
そもそも自分は創造主。
「
分からないものは分からない。
だが厄介だ。
この両親、名前はまだ知らないがデキル。
少し体に魔力を循環させてみたのだが、一発で気が付きおった。
「ん?アブ?今魔力を使ったのかい?」
「へぇ、もしかしたらこの子魔法の素質が結構あるのかもしれないわね。」
「そうだね。魔法の素質のある子は小さい頃から無意識に発動させたりするって言うしね。」
「将来は魔法学園も目指せるかも知れないわね?」
と、話しながら向かい合い口付けをしている。
天界でもそういったものは見ていたが、まじかに見ると結構辛いものがあるな。
何故だろうか。
そういえば我が魔力は……
そうだ。思い出した。
───【
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