リボン設定集

設定集 メインキャスト

人物紹介

登場人物

松笠 公平 (まつかさこうへい)

　本編の主人公。中学時代に母親を交通事故で亡くす。自分が弁当を忘れ、届けに来た帰り道での事故。

　故に責任を感じている。父親は警察官であったが、親族のため捜査から外されている。

　捜査や司法の在り方に疑念を持ち、罪を罰するため検事を目指す。視野が狭くなりがちな性格を父親に心配されている。

　勉強は苦手だったが、法科大学、司法試験をストレートで合格するほどのストイックさ。普段は飄々としているのは、梁松李奈の影響。猫好き。

モデル　　松笠菊(マツカサギク)

花言葉　　公正、平等

加賀池真記(かがちまき)

　本編の主人公。改名前は織田真記(おりたまき)

　幼少期に両親が離婚。父親の顔すら覚えていないが、母親とは仲良く暮らしている。父親は元月下グループの平社員。事故時に一緒に乗り合わせていたため、責任を押し付けられ退職。

　高校一年時に公平と知り合い、一目惚れする。何かと勘違いを起こしやすい性格だが基本的には良い娘。

　近しい人に依存する傾向があるが、決断すると独走してしまう。その結果、事件を起こしてしまう。

モデル　カガチ(ホオズキ)　

　　　　オダマキ

花言葉　偽り……ホオズキ

　　　　愚か……オダマキ

松笠牡丹(まつかさぼたん)　

　公平の妻、花蘇芳の母親。旧姓は天竺(あまに)

　月下薫と交際していたが、公平と知り合った日に勤めていたキャバクラを退職。原因は月下との交際がバレて他のキャストからの嫌がらせによるもの。

　落ち着いた口調で話すが、感情が込もっておらず冷たい印象を与える。しかし的確な正論のため意思の弱い相手や、視野の狭い人間には刺さる言葉を放つ。

　好きな色は、深紅。

モデル　天竺牡丹(テンジクボタン)

花言葉　移り気、裏切り、不安定

松笠花蘇芳(まつかさかずお)

　公平と牡丹の息子。本編で一番の被害者。

　実際は月下と牡丹の子供。役所に出生届けを提出したのは月下。役所関係の書類は全て牡丹が管理していたため、公平が見る事はなかった。出産当時、牡丹はデザインの仕事を在宅でやっているため、健康保険なども牡丹名義であった。

　入園の際提出した戸籍謄本にて、真記が気付くまで全員が公平の子供と思っていた。

　公平の事が大好きだが、深夜に帰宅するため余り遊べないことを不満に思っている。

モデル　花蘇芳(ハナズオウ)

花言葉　裏切りのもたらす死

月下 薫(つきしたかおる)

　本編の悪。全ての歯車を乱した人物。

　地場企業、月下グループの次男。兄は別事業で成功しているため実質の跡取りは薫だが、阿左美の事故を真記の父親へ責任転嫁している事を知る重役達には、煙たがられている。現社長の実父も、それを理解しているため別の候補を探している。

　仕事は好きな時に出社するが、基本的には遊び呆けている。ただし、稀な会話スキルで人脈は広い。

モデル　月下香(ゲッカコウ)

花言葉　危険な快楽

梁松李奈(はりまつりな)

　公平、真記の高校の担任。切れ目で冷たい印象を与え生徒からは少し距離を置かれているが、実際は面倒見が良く、明るい人物。夫は警察署長。

　真記に公平を紹介したことで二人の仲を取り持つことに喜びを感じている。一時期は公平を引き取り、一緒に住んでいたこともある。公平の性格はその際に確立された。

　公平の父親とも仲が良く、公平の自宅に頻繁に現れる。

　夫婦間に子供はおらず、原因が自分にあることを悔やんでいる。

　笑いのセンスが古い。

モデル　ハリマツリ

花言葉　見守る

松笠充悟(まつかさじゅうご)

　公平の父親。元警察官。妻を亡くした後は公平を梁松に預け単独で事故の調査を行っていたが、グループからの圧力で断念。

　阿左美の連れ子である公平を本当の息子のように可愛がる。

　阿左美の事故当時は捜査から除外され荒れていたがいつからか、諦め妻の死を受け入れていた。

　真記の手紙を発見して、月下への怒りが再燃し自分の無念を公平に託すが結果として家族全員を失うことになる。

モデル　シオン(十五夜草)

花言葉　追憶、君を忘れない

松笠阿左美(まつかさあさみ)

　公平の母、充悟の妻。

　公平が中学時代に月下の運転する車に跳ねられ他界。容姿は真記に瓜二つ。

　梁松夫婦とも面識があり家族同士の付き合いだった。

モデル　アザミ

花言葉　報復

リボン(りぼん)

　黒猫。雨の中、声を枯らし衰弱していたところを公平に保護される。

　公平と牡丹を繋ぐきっかけになったが、その裏で公平と真記の縁を解くことになった。

　ちゅーるが好物。

モデル　作者の飼い猫

名前の由来　結んでは解く事もできるリボンから。