(参加作品その3)Lotus 便利屋はカフェにいる(奈月沙耶様)
Lotus 便利屋はカフェにいる
実の兄を好きで、幼馴染のことも好きなフツウじゃない人、美登利さん。後輩の池崎くんのことも好きになり恋の鞘当てが繰り返されます(汗)
容姿と才能に恵まれたことが不幸なのか、そんな彼女を赦してしまう男たちの罪なのか。色々あってこうなります。
最終話URL
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883320295/episodes/1177354054886483760
企画参加時点での最終話PV:33
(私からの一言)
子供の頃、テレビで恋愛ドラマの最終回を見るたびに思ったものです。「二人が結ばれて、めでたし、めだたし。でも、この二人は、きっとこの先も色々あるのだろうなあ」と。
恋愛劇というものは主人公たちの長い人生史の一場面を切り取ったに過ぎないのではないか、ということです。だから、この時感じたのは「最終回のその先」についてでしたが、それだけではなく、逆に「第一話より前」にもそれなりのドラマがあったって構わないわけで……。
例えば、恋愛を描いた短編小説では「出会いから描くのではなく、クライマックスの一場面だけを描いたもの」もありますし、それはそれで立派に一つの物語として成立していますよね。
……と、なんだかとりとめのない(しかも長い)前置きになってしまいましたが。
この最終話を読んで「まるで素敵な短編小説のようだ」と感じました。そして、もしもこれが短編小説であるならば『それ以前』は読者が勝手に想像するしかないわけですが、ここでは長編としてきちんと描かれているわけですから……。
これはこれで、やはり、第一話から読みたくなるような最終回だと思いました。
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