第10話
「.....と言うわけだが、この怪文書どうしたら良いと思う?」
「とりあえず忘れたら良いと思う」
「はぁぁー!こんなの忘れられる訳ないだろ!!壮介!お前人事だと思って!」
「こんなの見せられたところで俺に何かできると思うか!?俺には何かできる気がしないぞ!残念だったな、他を渡れ」
まぁ確かにこんなの警察に出すしかないとは思うけど...
酷いイタズラか本物かのどっちかって言うところか...
「どうしたの?仁君?」
うん?、えっ!
「姫城さん!?ひ、久しぶり」
「どうしたの?そんなにおどおどして?」
「いやちょっとびっくりしただけだよ」
それより今下の名前で呼ばなかったか?
「姫城さん、今下の名前で」
「何の話してたの?」
「うん?あー手紙が届いて壮介とどうしようか話してたんだ」
「うんうん、でどうするの?」
「うーんやっぱり...」
「姫城さーん、先生が呼んでたよ〜」
「はーい、じゃあ行ってくるね、仁君!」
「あぁ」
ふぅ、鈴木さんが呼びに来てくれたおかげで変な心配させないで済んだな
さすがにこんな手紙を姫城さんに見せられる訳ないしな
てか、いつの間にこんなに距離が縮まったんだろう?
翌日
「おーい仁!大スクープだぞ!」
「どうしたんだよ」
「今日うちのクラスに転校生が来るらしいぞ!しかも女の子だとよ!」
だから妙にクラスが騒がしかったのか、
しかしそんなことより俺は手紙について考えるのに必至になってしまって気付かなかった、
これが地獄の始まりになるなんて......
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読んでくださりありがとうございます!
投稿頻度は非常に悪いですが、何卒ご了承下さい
一応一章が終わりということでここからも面白いと思われるように頑張って書きます
これからもよろしくお願いします
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