第9話 『リングワールド』
『リングワールド』
ラリー・ニーヴン
こんちわ、みんな!タマだよ(笑)
ラリー・ニーヴン、好きだよ♪
ああいう感性かな?
閃きとアイデアは、とっても好きだよね(笑)
リングワールドはね、
地球の公転軌道上に、地球くらいの直径の金属製のリボンが、
地球の代わりに回っている世界なんだよ。
なぜ回っているのかって?
リボンの内側がその世界の大地で、遠心力が重力の代わりになっているからだよ。
バケツを勢いよく回すと、逆さまにしても水が零れないって実験と同じだね♪
リボンには縁が付いていて、コの字形に曲がっているんだ。
こんな風にね。
(太陽)→光 コ←(リング)
えっ、なぜって?
遠心力で、内側の大地の水や空気が飛び出さないようにだよ(笑)
リングワールドの人たちは、上から太陽で照らされた堀の底で暮らしているような感じだね(笑)
太陽とリングの間には、日除けの遮光板が回っていて、
それが昼と夜を作っているんだよ。
(太陽)→光 | コ←(リング)
↑
(遮光板)
こんな感じ(笑)
この世界の基本的な仕組みはとてもわかりやすい、シンプルな作りなんだ♪
とってもデカいのと、細かい制御や宇宙塵などの対策とかを抜きにすると、
リングを作り出すための莫大な資源や材質以外は、今の人間の科学力でできそうなところが面白いよね♪
ガン○ムのスペースコロニーも面白いけど、
規模、大きさのケタがちがうこちらの方が、あたしは好きだよ(笑)
だって、コロニーは地球よりずっと小さいし狭いからさ。
せいぜいが、街とか島だよね。
リングワールドは単純に計算して、地球の120倍くらいの広さがあるんだ。
大きさだって、地球から太陽までの距離の2倍だよ(笑)
でっかすぎて、なんだかわからないくらいなんだよね♪
ワクワクするっ(笑)
あたしもあんな荒唐無稽な世界を作って冒険したいね〜(笑)
みなはらに期待するのは酷かな(笑)
あたしをがっかりさせたくなかったら、がんばりなよ!
みなはら(笑)
―あとがきのような解説?―
ラリー・ニーヴン氏に張り合えるわけないだろっ!
ハードル上げ過ぎ、猫又ぁ〜(苦笑)
でも、サンキュー猫又!
リングワールドの構造解説はなかなかだった♪
などと、脳内ひとり遊びを書いてみました(笑)
『リングワールド』は傑作であり、超大作であり、アイデア満載のネタの宝庫です。
氏の書く、『ノウンスペース・シリーズ』の集大成ともいえる作品ですね。←SFファンの方には語るまでもない世界ですから、何か解説なんておこがましい感じがいたします(苦笑)
リングワールドの、あの作品に使われているネタをバラして物語を作ったら、10やそこらの物語が簡単にできるだろうと思えます。
異星人種族、好戦的な猫形ヒューマノイドで人類と戦争したこともあるクジン人、臆病者の宇宙貿易商人で、ノウンスペース世界を表と裏から支え操るパペッティア人を筆頭にした、多種多様な異星人種族たち。
人類の植民地世界と、各植民地世界へと適応して進化した人類種たち。
リングワールド世界とそれを作り出したものは誰かという謎。
そして次第に明らかになる人類が持つに至った特別な力。
まだまだ書き足りませんね(笑)
いくら書いても、書き足りない感じです。
気になった方は、リングワールドを見てみてください。
自分は氏の作品を、いろいろと読みました。
リングワールドを含む「ノウンスペースシリーズ」や、ファンタジー作品である「ウォーロックシリーズ」、タイムトラベルものの「スヴェッツシリーズ」や、「ジグソーマン」や「パッチワークガール」を含む「ARMのギルシリーズ」など。
他の作家との共著である、「神の目の小さな塵」、「降伏の儀式」、「アヴァロンの闇」。
そして、自分が多大な影響を受けた「ドリームパーク」。
他にも幾つもの作品を読みましたね。
『無情の月』の短編集に書かれている、頭の体操である、「テレポーテーションの理論と実際」、「タイム・トラベルの理論と実際」、それに、「スーパーマンの子孫存続に関する考察」はとても興味深いものでした(苦笑)
氏の作品以外のSFも、タイトルをあげきらないほど読みましたが、
でも、当時読むことのなかったSF小説がまだまだたくさんありました。←ファンタジー作品は言うに及ばずです(笑)
本の世界の広がりは果てしなく、
そして今も広がりつづけています。
ワクワクしますね!
死ぬまでに読み切れないほど、本の世界は広がっているのですから(笑)
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