参考資料2

 「サルビアとガーデニア 小説家志望の彼女と私」を読んでくださりありがとうございました。

 このページでは、作品をよりお楽しみいただくための参考資料その2をご紹介します。

 今回は、泊愛久とまりめぐの郷里「東海地方の温暖な海辺の町N市は、東京から新幹線で一時間ほどの、海の幸の美味しいのどかな地方都市」編です。

 尚、こちらでご紹介するのは文献資料ではなく、登場人物たちと関わりのある場所などがメインになります。

 作品とともにお楽しみいただけましたらうれしいです。



※「第13話 太宰とあんかけスパゲッティ 」


 N市には、太宰が逗留していた旅館がある。

 西伊豆へ向かう途中にある海辺のその宿で、太宰の代表作の一つ『斜陽』は執筆された。

 地元だからわざわざ泊まりに行くことはなかったが、みかん狩りに行く途中、バスの窓から、その宿と駿河湾の向こうの富士山とを交互に見比べたと言っていた。


・・・・・・


 太宰治ゆかりということで、N市のサイトでも文学碑が紹介されています。


安田屋旅館(沼津市 沼津の文化財 文学碑)

https://www.city.numazu.shizuoka.jp/shisei/profile/bunkazai/bungaku/yasuda.htm


安田屋旅館(お宿公式)

http://www.mitoyasudaya.com/


 市街地を抜けてお宿へ向かう途中の牛臥海岸には、かつての御用邸が公園として整備されています。

 御用邸の周辺は駿河湾に面し富士山を望む景勝地で、要人の別荘地も建てられていました。

 安田旅館に向かう途中の湾内に浮かぶ淡島は、ロープウェイで渡る水族館として市民に親しまれていました。

 現在はあわしまマリンパークとなり船で渡っての入場です。

 「ラブライブ!サンシャイン!!」の聖地でもあります。


沼津御用邸記念公園(沼津市 観光施設)

https://www.city.numazu.shizuoka.jp/kurashi/shisetsu/goyotei/index.htm


あわしまマリンパーク

http://www.marinepark.jp/




※「第13話 太宰とあんかけスパゲッティ  」


 そちらへはまたの機会に案内すると言われ、町へもどり、老舗のスパゲッティレストランへ入った。

 このレストランの名物は、シンプルでなつかしい味わいのあんかけスパゲッティ。

 名古屋が本場だと言われているが、

「私が知る限り、ここN市でもずいぶん昔からあったと思う」

 と彼女が言った。


※「第14話 孤高だけれども傲慢ではない」


 あんかけスパゲッティが運ばれてきた。

 太めのスパゲッティに、ソーセージの斜め切り、ピーマン、玉ねぎ、そして、あんかけソース。

 とろみのあるソースが、少し太めのスパゲッティに絡まり美味しそうだ。


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レストラン ボルカノ

https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220501/22003071/


 N市のあんかけスパゲッティ御三家(ボルカノ・伊太楼・マルコ) のうち、作中に登場するのがボルカノです。

 公式サイトが見当たらないので、食べログの記事をご紹介しました。

 写真が沢山掲載されてますので、その中から作中で彼女たちが食べていると思われるミラネーゼを探してみてください。




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