NO.8 ジャパリパーク情勢

この情報は職員レベル関係なしにジャパリパークの職員であれば閲覧を許可する。















項目名:ジャパリパークの存在地位

情報機密度:一般公開。一部軽度秘密。

危険度:ZERORISC(0)

種類:社会情勢


とある新聞社の新聞


ジャパリパークはどの国家にも帰属しない超大型総合動物公園を主の目的として活動している。ジャパリパークは領域内に入る国全てと不可侵条約を結んでいる。

また、ジャパリパークの正確な位置は公開されておらず、ジャパリパーク領域に入域する全ての民間企業には位置情報に関する条約が交わされている。

また、ジャパリパークは資源が豊富であり、

ジャパリパークの1/1000の資源で全世界の人類が100年間生活に困ることなく生活できるとされている。

そのため、資源を巡ってジャパリパークへの不可侵条約を破る国家もあり、ジャパリパークは独自の戦力を整えている。

かつてジャパリパークの資源を巡って「大陸戦争」「聖獣戦争」「サンドスターウォー」の3つの世界規模の戦争が勃発したこともある。

戦争ごとにジャパリパークの園長も変わっているようであり、現在の園長は3~4代目と推測されている。

近年ではジャパリパークを国際連合に加入させることを目的とした勢力も現れ始めた。(この勢力は国際派と呼ばれている)

この動きに対し園長は、

「ジャパリパークは誰かの大切な場所になる場所。国という縛りに囚われるつもりは無い。」

という意志を述べている。


8月8日に国際連合がジャパリパークを正式に加入させることを発表し、書類を送った。


8月8日、ジャパリパーク園長が国際連合加盟を拒否。正式な拒否通知を送る。


8月12日、再度、国際連合より加盟通知を送信。


8月12日、ジャパリパークより国際連合に正式な拒否通知。


8月20日、国際連合連合長レイル・シューベルト氏がジャパリパークに足を運び、ジャパリパーク園長と会談。


8月21日、国際派によるジャパリパーク、日の出港襲撃。国際派よりジャパリパークの国際連合加盟を要求。

当時日の出港には勤務職員120人、入園者280人余りが滞在しており、人質を取られる形となった。

国際派と国際連合が繋がっているという噂も流れ、それに見合うタイミングだったためレイル氏は会談を断念、輸送機によりジャパリパークを離脱する判断が下った。

その後、レイル氏の死亡が確認された。

ジャパリパーク沿岸6000メートルにレイル氏を載せていた輸送機の姿を確認、中にいた搭乗員はレイル氏を含め全員死亡していた。

当時レイル氏を載せた輸送機の護衛に当たっていたのはジャパリパークの戦闘機隊だったため、世論からジャパリパークを批判する声が高まった。

程なくして国際派も撤退を開始し、幸い死者は出なかった。

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ジャパリパークドレッドノートブック きつねうどん @kabanto3000

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