第6話 うんきがある?の話
「あぁ…今日もダルいなぁ…そう言えば、昨日の件で後日、連絡すると言っていたけどこないなぁ…」
「まぁ、そんな時は、腹ごしらえ、腹ごしらえってなぁ…メシだぁ!」
「さてぇ、今日は何を食べようかなぁ。確か、マヨネーズと玉子があったなぁ…。そう言えば、厚焼き玉子用のフライパン買ったなぁ…試すかなぁ。」
「あぁ…桜井君から手紙があるなぁ…「よぉ、今日は俺は早く起きた。もしかしたら、早く起きたら、冷蔵庫が変わっているかもってなぁ…やっぱり、案の定、お前の家の冷蔵庫につながってしまったよぉ。でもなぁ、連絡する手段が出来たから、伝えるぞぉ。冷蔵庫を開けておけ。こっちの食材は高級品だぁ。でもなぁ、それなりの食材は入れておく。後、電気代の請求書は送れ。送金しておく。いいなぁ。」パンと玉子とハムとシーチキンは入れておく。」
「ありがとうございます。」
「あぁ…しまった。冷蔵庫が使えないなぁ…どうしようかなぁ?手紙を書いてっと。冷蔵庫が使えなくなりますので無理ですと…」
「ジリジリジリジリジリジリ」
「はい、竹下です。」
「俺だぁ…桜井だぁ。解った。それなら、開ける前に連絡しろぉ…良いなぁ。」
「はぁ、解りました。でも、外出したりしたら…」
「あぁ…めんどくさいなぁ…解った。それなら、これからは行動を一緒にする。良いなぁ。今から、大学に行くから、迎えに行く。肉体改造から、勉強まで全てを改善してやる。」
「えぇ、そんなの悪いですって…」
「お前、馬鹿かぁ…お前の人生は俺の人生であり、俺の人生はお前の人生でもあるだろう?俺はすでに、春のテストでほぼ今期の単位は取っている。お前は春のテストはどうだった?」
「はい、全てD判定でした。」
「やっぱりなぁ…これから、勉強するからなぁ…」
「あのぉ、バイトがあるんだけど…」
「はぁ?バイト?なめてないかぁ?バイトは辞めてこい。」
「いやぁ、無理ですよぉ…」
「解った、任せておけ。連絡先、教えろ。」
「はい、×××-3759ー4859です。」
「ジリジリジリジリジリジリ」
「あぁ…店長だけど…親父さんが倒れたって、従兄弟の誠二郎さんから連絡が来たけど、大丈夫かぁ…?」
「えぇ、そうなんですよぉ。すいません、今、実家に戻るところでして。」
「そっか、解った。シフトの方はこっちで何とかするからなぁ。気を落とすなよぉ。落ち着いたらでいいから連絡しろよぉ。」
「はい、すいません、店長。」
「いいんだ。大丈夫だぁ。」
「ジリジリジリジリジリジリジリジリ」
「はい、竹下です。」
「どうだった?うまく言ったかぁ…?」
「桜井さんかぁ…いやぁ、ビックリしましたよぉ。何とかごまかせましたけど…」
「そっか、良かった。ところで、お前さぁ?大学で、気になる女性はいないのか?正直、吉永 深雪はどう、思っている?」
「えぇ、突然、どうしたんですか?」
「心理学部のマドンナだろ?どうなんだぁ?」
「どうって…そりゃ、気になりますよぉ。なら、好きだなぁ…?」
「なら、付き合うか?」
「いえいえ、無理ですって…僕にはもったいない話ですって…」
「お前さぁ、さっきも伝えたけど、お前の人生は俺、何だよぉ…俺の人生はお前何だよぉ…解るかぁ…」
「はい、存じ上げてます。」
「なら、決まりなぁ。まぁ、向こうから、告白されたから、付き合うからなぁ。」
「えぇ、マジですか?」
「そうするなぁ。」
「それじゃ、30分後に迎えに行く。」
「よしゃ、あの吉永さんと付き合うのか?楽しみだなぁ…運気が上がったなぁ…うん、気がある。うんきがある話だなぁ…」
「いやぁ、これからの人生は明るいなぁ!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます