青春 21
僕は売店へ行き、コーヒー牛乳とパンを買って、彼女に渡した。
映画を観た後、町を歩いた。
それからレストランへ入った。
「何にする?」
「カレーライスでいいわ」
「遠慮せずに、もっと何でも言ってくれよ」
それでも彼女はカレーでいいと言った。
食事を終えて外へ出て見ると、真っ暗になっていて、時刻は8時を回っていた。
「もう、大分遅くなったね」
「まだ8時でしょう。早いわ」
僕は、はっきり言って、女心というものがわからなくなった。
出て来る時はいやいやながら来たのに、帰ろうとするとまだ早いと言うのだ。
僕達は喫茶店に入った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます