第2話 転生後
そうか…私転生したのか…
…す、すっごーーーーい!ほんとに転生したんだ私!
死んじゃったのは残念だけど、憧れだった異世界転生しちゃったんでしょ!?
そんなの嬉しい気持ちの方が勝るに決まってるじゃない!
そんな事よりも今のこの状況を理解しなくちゃね…
えーと…私の名前はイリスというらしい。そして多分この目の前にいる
美女が私のお母さんのようだ。
そして私はそんなお母さんに、さっきからずっと頬擦りされている!
………正直結構痛い…まあいいけどね!……
そんなこんなしている内にまたドアが開く。
つぎは男性のようだった。
私は、流れ的にお父さんかなとそう予想していると、私の
予想は見事に的中した。
「‘‘リーナ’’、イリスがおきたのかい?」
お母さん、リーナっていうんだ。
「えぇ、そうよ。イリスー、お父さんがきたわよ〜。」
やはりお父さんだったようだ。ほえーお父さんもかなりのイケメンだぁ〜。
お母さんが「レオも抱っこする?」とお父さんにいう。
お父さんはレオって名前なんだね。二人ともいい名前だな〜。
それにお父さんは「ああ」と返事する。
そして、私はこの時点でお父さんの裏の顔を知ってしまった…
お父さんが私を抱っこする。
「よしよしイリス、いい子だね」とお父さんが言うので私は返事をしてみた。
思えばこれが失敗だったのかもしれない…
「あうー、あーうあー」
「っっっっ…!もおお!何でそんなかわいいんだい!イリスはああ!?
僕を殺す気なのかい!?いやでもイリスに殺されるなら別にぼくは…
いやでもそうするとイリスの成長していく様を見れない!!………」
そうしてお父さんは最後には「僕はどうすればいいんだああああああ!」と
叫んでいた。そしてお母さんに怒られていた。
そうした中私は思った。
結構楽しく生きていけそうだ!と…
そしてお母さんがお父さんを怒り終わった後、私はとてもお腹が空いている事に
気づいた。
私はどうすればいいか迷ったところ、とりあえず泣いてみる事にした。
するとお母さんが気づいたようで、授乳してくれた。
そして飲み終わると同時に私は寝てしまっていたのだった…
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目がさめると、お母さんとお父さんが一緒に寝ていたもうすっかり朝に
なっていた。昨日授乳していた時はもう夜だったらしい。
そして私は、今朝なんだし二人を起こしてあげようと思い起こそうとした。
この時私はまた過ちを犯したのであった…
「「ん…イリス?」」
二人が目を覚ました。
「あうあー、あうう?」
「「…………」」
「?」私は起きた二人を見てキョトンとした。
「「もおお!イリスは!!」」
「かわいいなああ!」「かわいいわねええ!」
いやあああああああああああああ!
そしてイリスは可愛がられ尽くして力尽きたのだった…
私の異世界生活どうなるの〜〜〜〜!!
こうしてイリスの異世界生活が始まったのだった。
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