第3話
みおと祐也のコミュケーションを取る練習や学校で他愛のない会話、そしてメッセージはあれから3ヶ月経ってもずっと続いていた。
かなりと学校にも慣れきってきた頃だった。
ーーーーーーーーー
今日は授業で図書館に来ていた。
そして教室での隣同士の人が向かい合う形で座る様に言われていた。
祐也は先に本を選んでおり座って真剣になり読んでいる様に見えた。
みおも気になる本を見つけ、自分の席に向おうとした時にふと祐也の方を見た。
身長は170センチに近いくらい
最近は星型の揺れるピアスを付けてる
髪の色は明るいミルクティー色でサラサラ
顔立ちは整って肌も綺麗で女性が憧れる様
学校といっても校則が緩いせいか?髪の色やお洒落を意識する人も多いが、祐也の髪色はかなり目立つ。
改めてよく見てみるとカッコイイと言える、
それは他の生徒の反応がそれを示していた。
それでも祐也は積極的ではなかった。
話し掛けられれば答えるが、わざわざ自分の方からグイグイいく感じは無かった。
そして、選んだ本を持って自分の席へ戻ったが、祐也が目の前に居る状態が落ち着かなかった。
みおは、唯一関わりがあるからなのか?
そこは分からず、何故かは謎の状態だったがモヤモヤした気持ちは残ったままだった。
そんな状態で本を座って読み始める事なんて出来る訳もなく、本を開いて眺めているだけでした。
だけど、文字なんて一文字も入ってくるわけもなく、ふぅ~という風に息を付き時、何気なく顔を上げると祐也が目に入ってきた。
何も考えずの不意打ちに近くて一瞬ドキッ!としてしまい、慌てて顔を本で隠したが…
みおの様子は祐也の視界に入っていた。
何で…ドキッ!としたの?
どうしてもドキッ!とした感じやモヤモヤが晴れなくて理由探しでチラチラ本の上から見ていた。
すると…向こうからいきなり向こう脛の辺りをコンコンと突っついてきた。
みおはただでさえドキドキやモヤモヤしてたのに、そんな事をされると平常心では居られずな時だった。
そんなみおをチラッと見て声は出さずに口が少し笑っていた。
そして、図書館でのちょっかい?イタズラ?ってのがあり、授業が終わったタイミングで祐也から声を掛けられた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます