第2話

みおは祐也の自分に対しての行動が不思議だと感じた。


何故なら…私には自分から積極的に話し掛けてきたのにクラスメイトに話し掛けられてもそういう素振りを見せなかったからだった。


それよりもさっきとは真逆な気がした。

やはり、周りから見てもイケメンなのだろう、

「いや、マジでカッコイイね。」や

「SNSのiD教えてー」との声が飛ぶも少し顔を赤らめていて恥ずかしがってる感じだ。


そして、その日は明日やこれからの高校生活の説明で終わった。


ーーーーーーーーー

帰宅するとベッドに座り今日交換されたSNSの連絡先を見つめてから、お礼も兼ねてせっかくだしメッセージを送ってみることにした。


(お疲れ様です。

今日は学校で話しかけてくれてありがとう。

私どうすれば良いか分からなかったから。)


「意気込んではみたものの…

やっぱりこれからの事考えると不安だなぁ。

だけど、何か…これからが楽しみかも?」

メッセージを送った後に独り言を呟き、

そして変な高揚感を感じている自分もいた。


みおは心の中はこんな気持ちが回っていた。

そんなに不安な顔してたんかなぁ〜。

今思えば何で話し掛けたりきたんだろう?

でも、何で変なドキドキもあるんだろう?


もし、初対面でも平気なら他の人とも話してコミュケーション取るだろうし。

何なんだろう…。


そうこう考えていると祐也から返信がきた。


(おつかれ。

俺はそう感じてもらって良かったよ。

いきなりで、変な奴と警戒されたかもってさ考えたから。俺こそありがとう。)


みおはメッセージを読み終わると自然に笑みが出てきていた。

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