善のフィリア
それはいつか夢見た物語
ソウルメイトか何かとか
スピリチュアルにめり込んだ
首をもたげて泥を見た
君こそ我が友! あな愛し!
言った君と吾は違う
愛したかった一方で吾の宝を壊すなよ
君こそ運命! あな愛し!
言ったお前と吾は違う
性のはけ口、玩具の涙
お前に躰は売っていない
信を捨てたる吾が跡は
すっかり空虚、何も無し
白んだ朝靄追いかけて
呪縛と神秘の板挟み
人の代わりよ自然とて
吾は空つぽ何も無し
そんな旅人立ち止まる
ふと見る先に懐かしさ
前に一歩、また一歩
次に二歩、三四五――
あな君こそが! 我が友!
吾が求めし善のフィリア!!
会いたかった、会いたかった
君に会いたかったんだよ
まだ道は続いている
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます