おまけ 参考文献および資料の紹介
『剣客商売』(池波正太郎)
江戸時代。田沼意次が政治の実権を握っていた頃を舞台に小柄でも強い老人「秋山小兵衛」が江戸で起こる厄介事を解決していくシリーズ。数度のドラマ化がされている。
私の感想・最近、最初から再読し始めました。
再読して気が付いたのは、このお爺さん(あえて、こう書きますが)強いけど物事を悟っているわけではなく色々なことを考えて愚痴ったり怒ったりしているところが好きです。
あと、史実と科学的検証によると江戸時代の平均身長って百四十センチらしいので「まあ、それぐらいかぁ」と内心、によによしていたのですが、再読して「あ、この爺ちゃん、私より身長高いかも(秋山さんの身長はたぶん百六十センチ前後、私百五十前後)」と猛省。
(余分な話として、私、映像より声でイメージするタイプなのでドラマにされると「声がぁ(違う)」になってしまうので大変です)
『剣客商売 包丁ごよみ』
『剣客商売』シリーズの料理を懇意にしていた料理人が実際に作ってみた、という著者(池波正太郎)最後の企画。
私の感想・まず思ったことが「この人(池波氏)、ファンロード(今は廃刊になった雑誌)みたいな企画を考える人だなぁ」でした。
写真付きで
まず、お菓子以外、ほぼ分量や時間が書いてない(まあ、「その都度調整しろ」ということなのだろうけど)のです。
あと、材料が近所のスーパーで売っていないものがあります。(
でも、近所で揃えることもできる料理もあるし、いざとなったらグーグル先生もいるので大丈夫です!!
(これでいいのか?)
『魔法使いの嫁』(ヤマザキコレ)
度重なる不幸により生きていく希望を見失った少女、羽鳥智世。そんな彼女は「弟子」として、「お嫁さん」として向かい入れた人外の魔法使い、エリアス・エインズワースに買われる。アニメ・舞台化された漫画作品。
私の感想・とにかく、ちゃんと調べられているし、練られている作品という印象。
イギリスの風土や伝承などがちゃんと調べられているうえで登場人物たちも魅力的。
料理自体の品名などはあまり出てきませんが、食事シーンが多いです。
今は第二部『
『花と奥たん』(高橋しん)
ある日、突然、街中に巨大な花が咲き、周りの人々は死んだ。しかし、その事実を受け入れられない主婦たちは巨大化する花に怯えながらも夫を待ち続ける。
主人公「奥たん」をペットのPたん(うさぎ)目線で書いた作品。
私の感想・『最終兵器彼女』(アニメ・実写映画化された)のような終末観と奥たんや料理とのギャップがある作品。
不定期連載で私は途中で読まなくなった作品。(作品云々ではなく読む機会がなくなっただけ)
ただ、『土鍋で作ったご飯は美味しい』という言葉が印象的です。
『漫画食堂』(梅本ゆうこ)
漫画に出てきた料理を再現する『WEBサイト』。漫画愛と料理愛が詰まっています。
なお、管理人である梅本氏は『マツコの知らない世界』で何度か登場しています。
私の感想・漫画限定ですが今回の料理を作る際の参考にさせてもらいました。
たぶん、私の脳内神様の天啓はこのサイトが元かと思われます。
深夜二時に私は根深汁を作った 隅田 天美 @sumida-amami
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