第2話

「ヒチョルせんせ、チャミナ?」


学校に着くと、クラスメートの彼が駆け寄ってきて


チャンミンを連れ、楽しそうに教室へ向かっていった


「おはよう、ミンホ君。チャンミンを頼むな?」


「はーぃ!」


午前中は、問題なく過ごせた様で(体育は見学で何時もはクラスメートの活躍を見に行っているのだけど、疲れたのか保健室のベッドで休んでいた)


「チャミナ?」


「ヒチョルせんせ、にぃに怒るかな?」


「んー?どうした?」


話を聞こうとベッドに腰掛けると、ぎゅっと抱きついてきて


ふらついた身体を抱き止め、高い体温に


「熱上がってるなぁ。」


「ふぇえ。お弁当、っく、ふぇえ。」


「しんどいなぁ。ユノに連絡しようね?」


「ん。」


カウンセラーであり、ユノの恋人でもあるジェジュンが迎えに来ることになった


「っく、あのね。」


「横になりなさい。話は聞くから、な?」


「ん。」


氷枕を枕の上に置いて


布団を掛ければ


すぐに眠りに落ちてしまった




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