聴いてた音楽とか
ADIEMUSとかです。
って終わるのもあれなんで多少何か書くか。
ADIEMUSの独特な発声とハーモニー、曲のつくりが好きで、94年頃FMで出会って以来の付き合いです。1・2しか持ってないけど。歌詞が、言語のようであって意味のある言語ではないというのが当時めちゃくちゃ刺さったんですよね。私たちには分からない歌、それはまるで天使の言語じゃないかと思って。エノク? 知らない子ですね……
今はもう売ってないかもしれないデザインのADIEMUSの1st、盤面にホロのドットみたいな細かいレインボーのきらきらがついてて、多分カラヴィンカの翼を想像する時あれが影響しました。盤面は少し薄めで紫みのブルーだからイメージは違うけど、全体を覆う薄い虹色は多分あそこから来てる。日本版ジャケ写のイルカは無視した。私にとってADIEMUSは海じゃなく天空イメージの歌なので。
『カラヴィンカの祝福』の第1話『伝承』はADIEMUSの中でも2nd "Adiemus II: Cantata Mundi" の、大河ドラマ風になりそうな "Akame Oo Ya" がBGMかなと思ったりしましたが、ずっと聞いてると大河ドラマすぎるんだわ。多分なんだけど長編で書くならイントロ重めで構わない。でも今回短編だからあんまりじっとりしない方がいいですね。"Song of Tears" でもいいし、"roosh ka ma" も捨てがたい。
同じ2ndの "vocalise" は『落ち雛のうた』に。"za ma ba" は
1st "Songs of Sanctuary" の "Hymn" は豊かな野山になりつつある
あとはあれですね、マライア・キャリーとホイットニー・ヒューストンの "WHEN YOU BELIEVE" はこういう話書くときよく聴くかもしれない。
届くあてもなく祈った無数の夜。信じていれば奇跡は起こる、希望は脆いものだけど決して滅びはしない。小さくとも静かで強い声が告げる、希望はすぐそこにあると。
元々は出エジプト記を題材にしたアニメーション映画『THE PRINCE OF EGYPT』の主題歌だそうで、私は映画は未見なんですが、たまたま買ったマライアのベストアルバムに入っていて気に入った曲です。
それはそれとして初期の鬼束ちひろや初期のCoccoなども聴いていました。ゼロ年代のオタクなので許してください。
絶対にRADWIMPSではないんです。BUMP OF CHICKENでもなければレミオロメンでもない。もちろんMr.Childrenでもないんだ。リリイ・シュシュとSalyuはアリよりのアリ。
今回クラシックはあんまり聴いてないです。でもそういえばスメタナの『モルダウ』を聴いたか。『我が祖国』。西側に亡命し長い間を過ごして祖国から裏切り者扱いもされた老指揮者クーベリックが、民主化を果たした祖国チェコ側から請われついに帰国、首都プラハで、それも亡命前まで在籍していたチェコフィルで振った『我が祖国』です。
あれを聴いていると、チェコの人間でもなければ亡命した経験も民主化経験もない私でさえ鼻の奥がギュッと熱くなって涙が出そうになってしまう。蘇った懐かしい故郷に帰り、チェコ音楽の祖スメタナの曲、その名も『我が祖国』を、祖国を代表する古巣のオケで振った歴史的録音です。もちろんその取り合わせが歴史的なだけではなく、演奏も素晴らしい。
でもきっと私にはその良さが、チェコの人たち、それも当時そこにいたチェコの人たちほどには分かっていないのだと思います。彼らの故郷であり、彼らの音楽だから、彼らが一番その良さを感じ取れるはず。私は決定的に異邦人です。
その場に居合わせた人たちはどれほど美しい音楽を聴いたことでしょう。クーベリックにとっても、四十年ぶりの故郷はどんなにか懐かしく、美しく素晴らしいものにうつったことでしょう。
『カラヴィンカの祝福』作中でイールは六百年以上ぶりに故郷に足を踏み入れ、かつて生まれ育った王宮を目にします。自分を受け入れなかった場所。自分が捨てた場所。遠く離れ、恐らく二度と帰れないと思っていた場所に。
そこで出会った姉と同じ名の娘、その言葉、そして懐かしい姉の声は、イールにとってどんなに尊いものだったか。
そういう意味では、たまたま聴いていた『我が祖国』が割とキャラクターの状況にマッチしていたのかもしれません。
イールといえば米津玄師の『nighthawks』は割と聴いた。歌詞はググっていただければ。今はとにかく星が見たい、君の隣で。
『飛燕』も聴いた。
あとCHAGE&ASKAと飛鳥涼とB'zも聴いてましたね、90年代のキッズなんでこれはしょうがないです。
雑食でござるよ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます