7月16日(火) 人の縁は不思議なものだ


 どうして、君というやつは、こんなにもツレないのだろうか。私はもっと君と一緒にいたかったのに。だって、まだ、全然満たされていないもの。それなのに、もうお別れだなんてあんまりだよ。君はいつだって、夢中にさせるだけさせておきながら、残酷に去っていくんだ!


 連休の馬鹿ああああ!!!!


 こんにちは、久里です。第一回目ですが、思った以上に最後まで読んでくださる方がいらっしゃって、正直、驚いています。みなさんお優しい。海のように広いお心だ。本当にありがとうございます……!


 連休、明けてしまいましたね。皆さんはいかがお過ごしでしたか? エンジョイヒャッホーウェーイされましたか? いいなぁ。私は性懲りもなく再び風邪気味になってしまったので、お家三昧でしたよ。実は、六月中旬頃から厄介な風邪に罹患していたんですけど、七月に入ったぐらいにやっと完全に回復したかと思ったらこれだよ! ちょっと風邪菌に愛されすぎではないかな? 勘弁してくれ……!!


 とはいえ、六月にかかった風邪よりも、症状はだいぶ軽めです。これは前回の死闘の末の勝利で免疫力があがったおかげではなかろうか。いや、本当に免疫力があがったんだったら、そもそもこんな短期間にまた風邪をひいたりしないよね……あああこれ以上は物悲しいテイストになりそうなのでカット! キットカット!! ええと、思いつきで書いてみただけで、全く意味はないです。一瞬、キットカットから広げてみようかと思いましたが、流石に二日続けて甘い物ネタは控えておこう。


 楽しいこと……。

 楽しいことといえばそうだ!

 

 今日はこれから大学の友人達と飲みにいきます! るんるん。しかも、明日も休日なんです!! そう! 実は私、冒頭であれだけ連休のツレなさを責めていたにも関わらず、明日もお休みなんです! HAHAHA! 羨ましいでしょう! わあ、一気にものすごくウザいテイストになったなぁ。でもでも、ゆるしてください。私の謳歌した連休は、連休といえどあくまでも二連休。土曜日はきっちり出勤してきました。つまり、しっかり三連休を満喫した上に、明日も休日というわけではありません。どうか怒りをお鎮めくださいまし。


 私は、大学時代にバンドサークルに入っていたのですが、今日会う友人達はその仲間です。社会に出て数年が経った今でも繋がりのある大学の友達は、全員このサークル繋がりです。正直、学科やゼミ関連の方は、今でも連絡を取っている友達は一人もいません。このサークルに出逢えていなかったら、確実に暗黒の四年間になっていただろうなぁと思ったりします。講義はほとんど一人で受けていましたし、基本は一人でキャンパスをさすらっていましたからね。ちなみに、そこそこ広い敷地のキャンパスだったので、うっかり講義の組み合わせを間違えてしまうと大変でした。猛ダッシュしないと次の講義に間に合わなかったりしましたからね。


 上述した通り、学科では陰惨たる非リアオーラを爆発させていた私ですが、それでも、大学時代は楽しかったと胸を張って断言できます。学科とゼミに友達ができなかったことなんてちっぽけなことだと思えるぐらい、サークルが大大大好きだったんです。謂わばサークル馬鹿。完全にサークル信者でした。そう言い切れるぐらい重めのサークル愛を抱いていた私でしたが、実はこの運命のバンドサークルに出逢うまでにそこそこ長い道のりを要しました。実は大学二年次からの入会でしたからね。でもこれは、別の物語。いつかまた、別のときにはなすことにしよう。(元ネタが分かった方は同志です! この小説大好き! ああ、また読み返したくなってきたなぁ)


 今日会う友人は、ボーカルの後輩ちゃんと、ギターとベースの同期くん達です。(この文章を読んでいるリアルの友達は一人もいないという前提のもとにここでは何にも繕うなく赤裸々に書き綴りますけど)、実は、出会った当初は、このボーカルの後輩ちゃんに苦手意識を持っていました。というのも、この子、常に自信に満ち溢れまくったきらきらリア充代表という感じだったんです。まず第一に、美人かつ可愛い。さらには、初対面の人にも臆することなくどんどん絡んでいくバイタリティ、コミュ力お化け。しかも、彼女のスペックはそれだけにとどまりませんでした。なんと、サークル新入生にとっての初ライブでSiMの「Killing me」を歌い出すという凄まじいギャップ萌えを発揮したんです。可憐な女の子が、ステージに立った瞬間、デスヴォイスパートまで余すことなく完璧に歌い切るという雄姿! 予想外すぎるでしょ、そんなん一躍スーパースターになるに決まってるよ!(格好良い曲なので、聴いたことない方は是非聴いてみてほしいです! Youtubeのリンクを貼りたいぐらい!!笑)。


 可愛いし、歌上手いし、デスヴォ出せるし、コミュ力高いし、要するに、非の打ち所のない陽キャだったんですよね。対する私は、陽か陰かでいえば、まぁ陰寄りなわけです。学科でぼっちになるぐらいですし。


 要するに、彼女に何か非があったわけではなく、私の方が勝手に、彼女のきらきらぶりに臆してしまったのです。ああ、眩しい。眩しすぎる。目が潰れる。目が、目があぁ……! という風にね。


 そんなわけで、出会って一年近くは同じサークルにいながらほとんど話したこともありませんでした。現役生だけで総勢八十名近くの巨大サークルだったので、関わろうとしなければ関わることなく済んでしまうという事情もありましたが。


 それが、サークルを引退したあたりから徐々に仲良くなりはじめ、出会って六年近く経つ今では、もはや一番に仲の良い後輩といえるんじゃないかな。距離が近づき始めた具体的なきっかけは正直思い出せないんですけど、思いのほか、性格があっていたからなんだろうなぁ。後は、最近になって彼女が同じ沿線沿いに引っ越してきたので、単純に物理的な距離が近づいたということもあるかも。笑 でも、こんな関係になるなんて出会った頃は想像もつかなかったです、人の縁って不思議。第一印象はどうしても外見や雰囲気に引きずられがちですが、結局最後は、性格でしかないのだなぁとしみじみ思った次第です。それも良い悪いではなく、合うかどうか。ひとえに性格が良いといっても、何をもってして良いというのかもまた人それぞれですからね。あ、なんか、すごく良い感じで締めくくれそう。笑


 本日は、第一回に比べて、筆の進みが倍速くらいになりました。あんなに書けなかったのが嘘みたいに、どんどん書きたいことが溢れ出てきて、とても楽しいです。気張らない、飾らない、思うままに書く。これ、本当に大事なことですね。唐突に始めたエッセイですが、私って、自分で思っていた以上にこういうとりとめもない文章を書くのが好きな人間だったんだなぁ、ここにきて初めて知った自分の新境地。


 いくらでも続けられそうなので、本日はこのあたりで。今日もお付き合いいただき、ありがとうございました!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る