大阪の女 9
「ごめんなさい」
「どこが悪いの?」
「心臓が少し悪いの」
「食事は取ってる?」
「ええ。でも病室食は塩味がないのでおいしくないのよ。黒住君、悪いけど醤油を買って来てくれない?」
「いいけど」
僕は近くのスーパーで醤油と女性週刊誌を買って帰った。
「ありがとう」
彼女が疲れるといけないので、僕は少し早目に帰ることにした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます