『リベリオ・マキナ』について紹介するよ!

キム

『リベリオ・マキナ』について紹介するよ!

 やあ、相棒くん! 今日はキミにオススメしたい作品があるんだけど紹介させてくれないかな?

 『リベリオ・マキナ』という作品でね、絡繰騎士オートマタと人間と吸血鬼が繰り広げるバトルファンタジーなんだ。


 舞台は人類と吸血鬼が暮らす国、ヘルヴァイツ。

 かつてこの国を含む欧州ヨーロッパでは人類と吸血鬼が戦争をしていたんだけど、天才技師・白檀博士が作った対吸血鬼用の絡繰騎士オートマタ《白檀式》によって人類側が勝利した……かのように思えたんだけど、そのとき《白檀式》の暴走が起こってしまうんだ。そして人類と吸血鬼は手を取り合ってこれを破壊し、和解した。

 そんな歴史があって、物語は戦後の平和な世界で暮らす主人公の水無月みなづきと、白檀博士の娘・カノンの日常的な一コマから始まるんだ。


 実は水無月みなづきの正体は当時戦争に参加せずに眠らされていた《白檀式》の一体で、所有者マスターであるカノン以外にその正体を隠して暮らしているんだけど、これがなかなかに難儀でね……。

 水無月みなづきが長い眠りから目を覚ましたら周りは平和そのもので、敵であるはずの吸血鬼には攻撃するな、戦争はもう終わったのだとカノンからキツく言われてしまい、水無月みなづきは自分の存在理由に悩みながら生きていたんだ。

 そんなある日、二人はちょっとした事件をきっかけに共和国軍所属の吸血鬼王女・リタと出会い、やがて物語の歯車ギアが回りだすんだ。

 とまあ、あらすじはこんなところかな。


 ちょっと抜けたところのある個性的なキャラクター。設定が練られた人種や世界観。暗器や魔術を使った白熱するバトル。ちょっぴりお色気のあるラブコメ。

 様々な魅力が詰め込まれた物語の中でボクがこの作品を好きな理由はズバリ、作品全体を通して感じられる「愛」だ。

 家族愛。兄弟愛。男女愛。絡繰騎士オートマタ愛。主人愛。

 この作品は、この世界はたくさんの愛に満ち溢れているんだよ。


 絡繰騎士オートマタと人間と吸血鬼。

 人種の異なる三人が手を取り合って戦うバトルファンタジー! 是非とも読んでみてくれたまえ!




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

『リベリオ・マキナ』について紹介するよ! キム @kimutime

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ