第12話ゲーム終了
かなた(俺は一晩中泣いた)
かなた「まさか、俺は勝手にこの手紙の送り相手は俺だと思ってたけど、本当はなこあてだったのか」
数日後
かなた「でもゲームにそんな描写はなかったし、やっぱあのゲーム完全に現実世界と同じじゃないのか?」
かなた(もしかして俺は騙された..のか?)
そう思い、再びかんなさんに聞く事にした。
しかし、何日待っても返事は来なかった。
かなた「これは、やはり騙されたのか...」
かなた「しかし、相変わらず視聴回数は伸びまくっている前回のパートは急上昇3位だったし。」
かなた「急上昇1位とってみたいし、撮るだけ撮るか」
数分後
ゲームかなた「最近俺の家の中のゴミ箱とか椅子だとかの位置が微妙に変わってる気がする。」
ゲームかなた「親とか友達には実況をやっているから家の場所は教えていない。」
ゲームかなた「一体誰だ?」
かなた「え?まさか手紙を送ってるやつが家に侵入してるって事か?」
かなた(確かに最近ゴミ箱とか椅子だとかの位置が変わってる気がする)
ゲームかなた「もしかしたら、家の中にいるかもしれないし警察に行くか?それとも立ち向かうか?」
▷警察に行く
▷立ち向かう
かなた「久しぶりの選択肢だな」
かなた「BADENDからみたいから立ち向かう選ぶか」
ゲームかなた「立ち向かって倒すしかない!」
ゲームかなた「でてこい!変態め!」
???「わかったよ♡」
ボコッ
次の瞬間俺の頭に鈍い痛みが走った
???「これでかなたくんはずーーーーーっと私のモノだよ♡」
BADEND
かなた「やっぱりBADENDか。じゃあもう一個の選択肢を選んでみるか」
ゲームかなた「警察に行くしかないだろ危険すぎる!」
俺は全速力で逃げた
後ろは見れなかった
その後俺は警察に無事保護され、ストーカーも捕まったらしい。
HAPPYEND
かなた「これがHAPPYEND?思ったより普通だったな。」
かなた「ここまでご視聴ありがとうございました。」
かなた「また次回の実況でお会いしましょう」
かなた「よし!これが本当なら俺は死なずにすむ!」
次の日
かなた「よし、警察に行くか。」
俺がドアノブに手をかけた瞬間
ザクッ
鈍い音が聞こえた
と同時に俺の背中に激痛が走った
かなた「な、に?」
俺の背中には包丁が突き刺さっていた。
翔子「ねえ知ってる?かなたくん」
翔子「肺を刺すと息が出来なくて苦しんで死ぬんだって」
かなた「なんで、こんな、事を、」
翔子「そんなの決まってるじゃん『浮気』したからだよ」
かなた「という事は君は翔子ちゃん!?」
翔子「正解♡でももう遅い」
翔子「結婚しようって言ったのに裏切ったかなたくんは悪い子だからお仕置きしたんだよ」
かなた(意識が遠くなっていく。)
俺が最後に見たのは今まで見た事のない笑顔の翔子と俺のパソコンに来た急上昇1位おめでとうございますと言うメールだった
人生BADEND
実況者の裏の顔 フーゴ @fugo1017
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