第101話 10月21日
こんばんは。
今日はいつもよりも遅くなってしまいました。
今週分の仕事、いつもなら明日くるので
本当なら今手元には無いはずなのに、
あると気になってしまって結局やってしまいます。
だから2週分くるのは嫌なのにーー。
と、さっそくの愚痴からです(笑)
そして、今日は長年お隣に暮らしていた方達が
お引越しされるということで、
ご挨拶に見えました。
もう8年くらいはお隣さんだった御家族です。
途中お子さんが難病に罹ってしまい、
なんて言葉をかけて良いものか分からなかったのですが、私程度の付き合いの者にでも
病名を教えて下さり、
本当に人はいつどうなるか分からないと思いました。だってとっても健康なお兄ちゃんだったのです。
そして、今日の会話の中でも
「私の声とかたまに大きな声聞こえなかった?」
と言われました。
「たまにね、やっぱり感情的になっちゃうことがあって。本人が1番つらいのはわかっているんだけど。それも分かっているのかすらもわからないけれど」
正直、お兄ちゃんの叫び声は聞こえていました。
感情がコントロール出来ないことも聞いていました。
でも、お母さんの声は全く聞こえてはいなかったので、「いや、むしろ私の怒り声の方が聞こえてませんでした?笑」と私が聞くと、
「聞こえなかったよ。でも、健康ならそれだけで
本当にいいんだよ」と仰っていました。
本当にその通りです。
本当に本当に本当に。
何だか突然の別れにほろっときてしまいました。
お隣さんというのは、
実質的な距離が近い分、
近すぎず遠すぎずがいいと思っていたんです。
けれど、こうやってお別れになってしまうのなら
もう少しお話しておけば良かった…と思いました。
いや、きっとこれがちょうど良かった…
そんな気もするんですけどね。
そんな訳で、
今日は突然の別れにちょっぴり寂しさを感じた日となりました。
君は寂しい思いをしてはいませんか?
今日も沢山笑いましたか?
君の1日がそうであったなら、
私の1日も良い1日で終われそうです。
今日はいつもよりゆっくり歩いて
お散歩がしたい気分です。
また会えるといいな。
明日が君にとって、
ゆるく優しく穏やかな1日でありますように。
また明日。
おやすみなさい。
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