第22話 8月3日。

今日は久しぶりにこの時間に君への手紙を書くことにしました。


1人でゆっくり出来る貴重な午後。


本を読もうかなとも思ったのですが、

音楽を聴きながら、君に手紙を書く方に天秤は傾きました(笑)


ちなみに今聴いているのは、

くるりの「ワールズエンドスーパーノヴァ」です。


いつ聴いても好きな曲。

最後少し切ない感じがいいのです。


私という人間のキーワードを挙げるとしたら

「ゆるい」「切ない好き」「すっとこどっこい」は

外せません(笑)



さて、今日の私はまだ少しの家事と1つのドラマの消化しかしていません。


あ、あとさっき前髪を切りました。

前髪は2週に一度は自分で切ります。


何となくいい感じになれば、

それで全てはいいのです。


完璧ではなく、

なんとなーくで全てが出来ているのも

私です。


さっきのキーワードにそれも足さなければ(笑)


君のキーワードを幾つか挙げるとしたら、

何でしょうかね。


「私に優しい」「穏やか」「物知り」「公平」

とか?(私にという所が大切なとこ)


でも、それは私から見た君なので、

君が自分から見た君自身ののキーワードが

知りたいです。


……


結構、難しいですよね(笑)



そういえば、中学生の時にクラスを良くする為に

どうすればいいか自分の意見を発表しなければ

ならなかった事を覚えていますか?


そして、君がその時何を言ったか

自分で覚えていますか?


私はしっかりと覚えています。

だって、あまりにも素敵な意見だったから。

それで君の事が大好きになったのです。


あの時、先生に指された君は照れながら


「ひまわりを植える」


と言ったのです!!


正直、私はビックリしました。

だって、周りは「よく話し合う」とか「悪口を言わない」とか言っていたのですから。


クラスを良くする為に、

「ヒマワリを植える」。


素敵過ぎます。

今では笑ってしまうけれど、

あの時の私は感動しました。


君は覚えていない気もしますが(笑)


私はきっと一生忘れないでしょう。


だって、君のそういうところが大好きなのだから。



あ、気がつけばまた

とても長くなってしまいましたね。


君になら、

いくらでも話し続けられそうですが

この辺で今日は終わりにしておきます。



楽しい午後を過ごしてくださいね。



では、また明日。


(夜じゃないので、おやすみなさいが言えない事が

少し寂しくもあります 笑)







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