第2話 7月14日
昨日は久しぶりに君に手紙を書けた事が
嬉しくて、なかなか寝つけませんでした。
君はどうでしたか?
そして、今日はどんな1日を過ごしていましたか?
私は今日、すごく早めの誕生日プレゼントを
家族からもらいました。
とても珍しい事です(笑)
いつもは自分で好きな物を買っていたくらいだったのだから。
ちなみに、プレゼントはワイヤレスイヤホンでした。(リクエストしていたものです)
そういえば、君も私の誕生日の時には
手紙をくれていましたね。
君がくれる手紙はいつも何度も何度も
読み返していました。
何だか心がとっても温かくなるのです。
逆に私が君に書いていた手紙は
一体どんな事を書いていたのだろう。
あんなに書いていたはずなのに、
全く思い出せません(笑)
でも、きっとラブレターの様に
君のどこが素晴らしいかとか
そういう事を書いていたんじゃないかなと
思います。
それくらい、
私は君の事が好きだったから。
だから、君が教えてくれるものは、
全てが素敵に思えたよ。
家にある植物に
『大草原の小さな家』に出てくる
キャラクターの名前をつけて
呼んでいたことや、
私の知らない洋楽の話。
そうそう、今でも変わらず「バレンシア」は
好きですか?
私は相も変わらず
センチメンタルなものばかり好んで
聴いています。
またいつかの時みたいに
お互いの好きな音楽を
交換して
聴けたらいいのになぁと思います。
その時の為にも
君に聴かせたいものを
選んでおくことにします。
君もそうしてくれたら
すごくすごく嬉しいです。
気がついたら、夜も遅くなってしまったので
今日はここまでにして、
君へのお勧めの音楽を考えながら
眠るまでの時間を過ごそうと思います。
それでは、また明日。
おやすみなさい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。