第11話 劣弱賢者と登場人物
アクセリ・??? 追放前は26歳前後。
全知全能の智者だったが、勇者に裏切られ追い出された挙句に、能力の全てを弱くされた劣弱賢者に成り下がる。
属性要素と盟約を交わしているので、弱くなっても精霊術は使用できる。
一通りの武器を使えたが、現在は人に指示を与えることに集中させている。
パナセ・アウリーン
アクセリの忠実な薬師にしてアクセリを愛する者。年は21。
野良PTに置き去りにされたことで、賢者と出会う。
薬師として基本となる合成、調合はほぼ完ぺきに出来る。
同色で統一されたブラックケープを身にまとっている。
黄金色の長い髪、涼しげな瞳をしている。
冒険者PTは魔導士を主体としていることから、アイテム士同様の薬師をお荷物扱いとしている傾向にある。
しかしパナセは万能の異名を持ち、自分の近くにあるものなら何でも合成可能なチートでもある。
アクセリが気付かないくらいの薬師になる可能性を秘めている。
アミナス・エーセン ガンネアに隠れ住んでいた召喚士。小柄なエーセン族の中で一番強いとされているが……
ルシナ・アウリーン
薬師の里の長をしているハーフエルフ。
霧のような防御に適した幻術を使え、ちょっとした攻撃も出来る。
パナセのような優れた合成力は無い。パナセの妹だが、話し方その他含めて姉っぽい。
デサストレ・ナトゥル
災厄の竜人の娘。災いを呼ぶには、儀式が必要で祈りのポーズをする必要がある。力を貯めて行くとその姿は、大人の女性へと変化する。
ただし力を発揮すると、次の力が溜まるまでに相当な時間と期間が必要らしく、少女でいることの方が長い。
これについては、アクセリもどうにかしたいと考えている。
クリュス・ロサ
ダークエルフでアサシン。人も獣も避けて山奥に住んでいる。
アクセリとは昔から因縁があるが、密かな想いも含めて厄介な性格の持ち主。
銀髪に加え、瞳が水晶のごとき透明。性格はSである。
エウダイ・ルテール
黒の騎士で、槍の使い手。素性その他は不明。
勇者一派・四天王
勇者ベナーク アクセリを追放した張本人。強さはそこそこで、剣の扱いもそこそこ。
PTメンバーは全て女性で構成され、呪術を得意とした黒魔導士の女を主導に動いている。
勇者シュニーシア ベナークよりも遥かに強い女勇者とされているも、所在その他は不明。
勇者ヴェレーノ 勇者シュニーシアの妹で、毒魔術を得意としており、誰よりも残忍らしい。
勇者ラットン アクセリたちに出会い敗れた自称勇者だが、傀儡士に操られていた山賊。
操っていた者が真の勇者かは不明。
敵か味方になるかは不明人物
シヤ 三白眼のキツネ娘。試練の洞窟で力を試すも、そこで解放した。黒の騎士が一目を置いている?
ジュメレ・ジュメル 双生のエルフ。合体魔術を技として放つことが出来る。同じく試練の洞窟で別れた。
以下、更新時に追加。
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