05.感情



悠真との食事の後 街路を歩いていると


"本当は、彼女と大阪に来る予定で

USJのチケットもホテルも

取ってたんだ、、、"


と、悠真が話した。


そして、別れを告げられた時の内容を

詳しく話し始めた。


"一週間前、彼女に

俺が本当に好きなのは誰なのか。

彼女から見た俺の中には

誰が別の人が心の中にいるって

泣きながら別れを告げられたんだ。"


"彼女は言い放ったあと

走って帰って行ってさ

連絡しても応答もない。"


"そんな時、陽が浮かんでさ、、、

もしかしたらって思って

彼女にLINEしたんだ。

直ぐに反応あってさ、

やっぱり彼女は

陽とのLINE読んじゃったみたいで

彼女にも話してないことを

陽に話してんのが

気に入らなかったらしい"



と、悠真が別れた原因が

私との関係だったと知った。

すごく胸が痛くなった。

私のせいで悠真が傷ついてる…

そう思えて私が泣いてしまった。


"ごめんね悠真

私のせいで辛かったね

もう連絡取るの辞めようか"


そう悠真に伝えると


悠真は私の手を握って

もう片方の手で私の涙を拭いてきた。


"陽?俺は陽が好きだ。"

そう言って、キスをされた。


私は驚いていたのに

体が拒まなかった。


どんどん深いキスになっていた

お互い涙を流しながらキスをした。


そのまま、彼女と泊まる予定だったホテルへ

2人で行き、私の初めてを悠真に捧げた。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る