第3話 風のレッサー風太
夏休みを利用して俺と絵梨花は、
ドイツに旅行に来ていた。ブランデンブルク門やケルン大聖堂を回ってあっという間に帰国前日となっていた。そこで問題が起きた。
俺の予約ミスのせいでホテルに泊まれなくなっていた。
俺「本当にごめん!せっかくの旅行なのに...」
生「いいよ!気にしないで、ミスくらい誰にでもあるよ、今日は仕方ないから車中泊にしよ?」
絵梨花の優しさが心に響く本当に申し訳ないことをした。
俺「じゃあ日が沈むまで少し時間があるから、ちょっと移動していい?」
生「えっ?まぁいいけど...」
そうして自分はレンタカーを発進させノイシュバンシュタイン城に向かった。
ついた頃には完全に日が沈んでいた。
俺「遅くなっちゃった、ごめん」
生「いいけど..なんでここに?明日でもいけたのに」
俺「車中泊するなら景色のいいところが良いかなって上を見てみて?」
絵梨花はまだ頭にハテナを残しながら上を見上げた
生「うわぁ...綺麗..,」
そこには満点の星空があった
俺「色々調べてたんだけどここに行く時間はあまりなさそうだったからさ」
生「そうなんだ...ありがとう!」
俺「いつか...いつか2人であのお城みたいなところで結婚したいな...」
そう言うと絵梨花は黙った
俺「あっ...いや、その気持ち悪かったよね!ごめん!忘れて!」
生「忘れていいの?私は忘れたくないな」
俺「えっ?」
生「いつかなんて言わないで?私はいつでも準備万端なんだから」
そう言って俺にキスをした。
その時の絵梨花は星よりも輝いて見えた
おにぃの妄想take off 〜海外編〜 @flower-cn122
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