第3話 新たな訪問者
ある日の曇り空な日。
「ねえ、美結?最近、あの煩い男達居なくない⁇」
「あー、確かに1学年の全クラスの男子が和美にメロメロだったのにー何でだろうね⁇和美のお父さん何かしたのかな?」
「いや、私のお父さんはそう言うのに手を出さないし双方で何とかしなさい!と言う人だから…」
「だったら何で?」と、美結と話している時…
突如、いかにもちゃらそーな3人が入ってきて、ブルーのメッシュをいれた男が「俺達が抑えた。煩かったから…って隼は〜?颯」というと、次は赤髪の奴が「え?隼さんなら、ほらそこに!」っと颯と言う人が指を指す方向を見るとクラスの男子生徒が座ってたであろう席に座り黒髪の前髪を上に留めて、机に足を乗せ寝ている。
「まあ、煩かったので助かった。ありがとう。」そう伝え、美結を連れて食堂にでも行こうと思うと、さっきまで寝てたであろう隼という人が私の腕を掴んで何を言うのかと思えば…
『昼ご飯を奢れ、腹減った。』とだけ言うと、食堂に向かっていった。
「和美、どーする?おごる?」と、不安そうな目で見ていたので「ああ、まあ礼は一応しておこう。」と言うと、美結は「わかった。」と言い食堂へと一緒に入って行った。
そして、ご飯を奢り2人で食べようとしていると、先程の3人が目の前に座りご飯を食べながら私達に話し始めた。
『俺等、まだ自己紹介してなかったよな』と言いながらパスタを食べるブルーのメッシュの男の名は、小鎚 椿(こづち つばき)16歳
真ん中に座っていた。赤髪の男の名は、
島津 颯(しまづ はやて)16歳
そして一番右のいかにもまだかまだかと自己紹介待ちをしているのが、桜田 隼(さくらだ しゅん)16歳
「そして、噂を消してくれたのが隼だよ。俺らはそのお手伝いをしただけ。」と椿が言ったので、「ありがとう、桜田隼。じゃ私達はそろそろ行くよ。」と言うと美結と一緒に教室に戻った。
「あの人達、良い人なのかな?」
「さあー?最初は疑いから入るしかないんぢゃないの?」
「でもさー、あの赤髪の颯って言う人凄くカッコ良くなかった?和美?」
「別にどーでもいい。」
「ほんと、和美は恋愛興味ないんだからー‼︎でも、あの隼さんだっけ?和美の事ずっと見てたよ。」
「まっさかー。」私はこの時、何か冷たい殺気を感じた。
『許さない、あの男…俺の和美を狙うなんて…だが、準備をしなくては。早く…』
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