1章を拝読しました。
続けて読ませて頂こうと思うのですが、ひとまずレビューを記します。
これは極めて個人的な好みではありますが、私は文章の中に「人」が居る小説が好きです。
作者さんの「人柄」と言っても良いかも知れません。
文章から滲み出てくる作者さんの「人柄」や「キャラクター」に好感を覚えることが出来れば、そのまま、ずっとその方の紡ぐ物語を読んでいられます。
「作品の内容やその質の高さとか、世界観の素晴らしさじゃないのか!?」などと反論される方もおられましょうが、私は現代の小説が置かれた状況において、この「文章に人柄が滲み出る」というのは、極めて重要度の高いスキルだと考えております。
※こちらの作品内容や世界観が素晴らしくないと言っているんじゃはありません誤解されないよう念の為。ボーンズが活躍するこの世界は、とても作り込まれていて、展開する内容もとてもワクワクします。
和三盆先生の紡ぐこの物語には、この文章には「人柄」があり、そしてなんだかとても好感が持てる。
異世界転生譚を、なんというか……ちょっとだけ、そう、「半歩だけズレた位置」からツッコミつつ語る。その態度が、その視点が、文章の軽妙さを生んでいるように思えます。
そしてそういった「立ち位置のとり方」を選択した「人」、和三盆先生を、とても面白く感じ、好感を持って物語を読み進められる……。
すいません、レビューなのに少しとりとめがなくなってしまいましたね。ここまでにいたします。
とにかく。
面白いし、文章が良い感じだから読んでみなっせ! オススメです(^^)