じゅりちゃん七転八倒日記1998-1

98.6.x にょろにょろ


I係長のお使いで、近くの本屋さんに行った。

その本屋さんに行くには、途中静かな住宅街を通っていく。

のんびりと歩いていたら、生け垣の傍で子供とお母さんや、おばさんなど数名が凍りついていた。彼らの視線の動きを追ったら・・・。


生け垣の前に自転車が止めてあって、サドルの下辺りに、その自転車のチューブほどもある蛇がからみついていた。


「まだ、自然が残っているんですねぇ(^-^)」

おばさんと目と目を見交わし、私は再び歩き出した。


98.6.17 ちちすけ


SEの人が、うちの課のKさんのところに来ていた。

何気に見ていると、彼のYシャツが透けるように薄い。

「もしや」と思い目を凝らすと、脂肪で膨らんだ腹の上に、大きな黒い乳輪が・・・透けて見えた。


ぎゃああああああああああああああああ(T◇T)


98.6.24 宙を舞ったラヴレター


I係長の許に、奇妙なメールが来ていた。

差出人は隣の部のO氏。なんだがI係長の肩越しにちょっと覗いたら、中身はどう見てもI係長宛ではない。・・・どっちかっつーとこりは、女子社員宛だじょ(^^;

よく見ると、宛先のところにたくさんの人の名前が書いてある。老若男女の社員・・・なんか顔触れに脈絡がない。


ああ、これはありがちな災難だ。返信時に、誤ってメール・ソフトの「全員に返信」ボタンを押してしまったのだ。運が悪ければ、全社員に送られてしまうところだったが、この場合は、彼の個人用アドレス帳に載っていた人間全員に送られたのであろう。「初めての電子メール」なんて本によく出てきそうな話だが、まさか本当にやる人がいるなんて思わなかったぜ。ボソ


I係長は「俺は見なかったことにしておくからなーーー!」と大声で叫んでいた。


その後O氏は、間違って送られた人全員宛に、謝りのメールを書いて、また「全員に返信」したのだという。



98.5.x(元ネタは96.秋) 一人で帰ってくれ


水曜日の夕方。N部長が机の上を片付け、鞄を片手に持って、

「お疲れ様です」と云ってフロアを出た。


筈、だった、が・・・? いつのまにかまた戻ってきてるがな。

何だかしらんが、フロアの各島の周囲を回遊運動している。

H課長の机の前にいた私の耳に、部長のこんな独り言が聞こえてきた。


「一人で帰るのさみしいなぁ。誰か遊んでくれないかなぁ」


顔を見合わせるその場の人々。

「おい、一緒に帰ってやれよ」

互いの肘をつつき合っている。


翌朝、H課長の下に参上したら、課長がほのーーーかに酒くさい。

私「昨日N部長は遊んでもらえたんですかねぇ」

H課長「勿論、遊んであげましたよ」


え~いっ、いくらおやぢ狩りが出ようとも、頼むからうちの課長を誘惑しないでくれ(笑)


98.5.14 後でなぐさめてやるから


「俺は今日もう出なくちゃいけなくて、明後日まで会社に戻れないから、これ頼む」

ってんで明日提出の書類の作成をI係長に頼まれた。

しかしI係長作成分の説明も私がしないとならないという。

「え? こんな複雑なのを私が全部説明するんですか? していいんですか? 怒られたりしませんか?」

大ビビリ・モードの私(^-^;)

するとI係長は云った。

「もし怒られたら、後で俺がなぐさめてやるから、諦めて怒られてくれ」


その場は爆笑。

「どうやって慰める気だ?」というツッコミもあった(^^;

まぁしかし、そういう保証をしてくれるのなら、諦めて怒られる気にもなるというものではないですか(^^;) いい上司である。


98.5.22 だまされた私


I係長の許に、綺麗なマウスパッドが10枚も届いた。

横目で見ていると、係長が、

「ん? 欲しいのか?」

(°°)(。。 )(°°)(。。 )ウンウン←私

「そうかぁ、じゃ一枚くらいやろう(^^)」

~(^^ )~~( ^^)~←喜びに踊る私

「よし、じゃあな。おまえにはこの次貰ってきてやるから、その代わりこのマウスパッドをこの名刺に書いてある住所に宅急便で送ってくれ、頼んだぞ」


・・・宅急便の宛名ラベルを書きながら、モノにつられるという私の性癖を思いっきり見抜かれて騙されたことに気づいた(涙)



98.4.3 鼻からぶら下げ


季節の変わり目。花粉症と鼻かぜの区別のつきにくい今日この頃でございます。


コピー取りに行く途中でひょっと右を向いたら、事もあろうにティッシュを丸めて一部を尖らせて右の鼻の穴にツメてお仕事をしている御仁を発見・・・。

思わず云うてもうたわ。「何ウケ狙ってるんですか」


※後で聞いたらこのおぢさん、「じゅりちゃんに云われた~」と泣きながらティッシュを外したらしい。


98.4.4 殺意


土曜日なんですけどね、日帰りで大阪出張だったんすよ、アタクシ・・・。

帰りの新幹線で、窓際に腰を落ち着け「ふぅ」と一息ついたら、隣の席にスーツのおぢさんが乗ってきた。

彼は最初は大人しく弁当など食していたのだが、そのうち車内販売で日本酒やおつまみ、さてはウイスキーまで買い込み、音立てて物を食うはげっぷるはさては靴を脱いで足を座席前のテーブルに乗せるは(!!) んでがーがー寝出す。既にあんたはケータイ電話野郎を抜いてこの車両一の騒音男。

第一そんなポーズ取られちゃわし通路に出られないじゃないのよ、そんな長い足でもないくせにコノヤロー。


すごくバッチィ感じがして、手許にハエ叩きがあったら叩き殺してやりたいくらいハラが立ったが、ズボンのボタンを外して爆睡するおやぢを眺めているうちに、何でこいつがバッチィ感じがするか私は考え始めた。

要は、こやつが家に帰ってくちゃくちゃモノを食ってごーごー寝る分には別に普通の風景だわね。しかし新幹線の中のように不特定多数の人間が偶然旅は道連れ世は情けしているケースだと、こういうウルトラ・リラックスな人は非常に不潔な印象を与えるのである。コギャルが電車の中で靴下履き替えているのが見苦しいのと同じ理屈だな。

すると"ナマの姿を見せない"というのが、清潔感につながるのか・・・。

当たり前っちゃ当たり前だが、他人に清潔感を与えるコツみたいなものが、何となく見えてきたのであったよ。


横でおやぢが伸びをし、「疲れたよ~」と独り言を呟き、体勢を変えてテーブルの上にうつ伏せになった。

新幹線ひかり号は、浜松を通ったところ。東京まではまだ遠い。


98.4.9 戦うお婿さま


K氏@結婚前日が、机の上で何やら怪しい書込みをしている。

肩越しに覗いたら、PowerPointで作成されたご自分の結婚式のテーブル・レイアウトの校正をしているのであった・・・。

「なんでオレがこんなことまでやらなくちゃいけないんだろう(;_;)」

と本人は涙していた(実は二次会の出欠まで自分で取っていた(笑))。

いやいや、自分で結婚式の準備がちゃんとできるアナタはイイお婿になるよ(^-^)


98.4.10 ハニワの森


同期のC嬢が髪を切って登場。ふわふわソフトなソバージュにリボンのバレッタ。お嬢な彼女によく似合っている。

「Cちゃんむっちゃかわいい(^o^)」

振り返ったC嬢は不敵な笑みを浮かべた。

「何かこういうアタマ似合うんやなぁ、もう30前やっつーんになぁ」


(゚▽゚;)←同じく30前、思わずハニワになってしまったじゅり


「いやぁ、同期の子はこのネタ振るとみんなハニワになるわぁ」

C嬢は悠然と去っていった。


98.4.22 春


朝、S嬢の襟元に、生テントウ虫のブローチがついていた。掃ったら飛んでいった。

昼、I係長の襟元に、小さな毛虫がとまっていた。さすがの私も取れずにいたら、Cさんがつまんで捨ててくれた。


いやぁ、春ですねぇ(^-^)


98.4.24 T部長の毎年の楽しみ


今年もWindows World Expo.の準備が始まった。社内メールで「貴部署出展製品の説明文を日本語・英語で書いてください」

うーむ(^_^;) 我が社の社員の英語のレベルって、ボロボロなんだよね。私なんかもう典型的な当社の社員で、共通一次の英語の成績は平均点すれすれ、大学では第二外国語のドイツ語を2回落し・・・あ、いやいや。

しかし私には秘密兵器がある。「名刺の裏に英語を書いて」に出てくる、当事業部で殆ど唯一のバイリンガルT部長!!

とりあえず日本語の方を書き上げ、T部長のところに持っていった。


T部長「アニーちゃん、今年も来たのか」(なぜか私はこの方にアニーと呼ばれている。どうやらアニー・オークリーのことらしい)

じゅり「今年もお願いできますでしょうかぁ」

T部長「こりゃっ、とりあえず英文を自分で書いてこい。そうしたら推敲してやる」

じゅり「だって、去年英文書いて持っていったら、部長は原型留めないほど変えてしまったやないですか(;_;)」

T部長「うむ、おまえの下手な英語を直すのが俺の毎年の楽しみなんだ」


仕方なく、デイリー・コンサイスとWord98のスペル・チェック機能を駆使しながら何とか自分で書きあげて持って行きましたが、最終的にできあがった英文は、また今年も、ほぼT部長オリジナルでしたのさ(泣)



98.3.18 自立しようよ


残業の嵐だった今週。

「早く帰らなくちゃ。今日は二人で外に食べに行く予定だったからヨメさんご飯買わないんで待ってるんだ」とK氏。

「すっかりおシリの下なんですね」と私が云ったら彼は

「奥さんの云う事を聞くのが夫婦生活のコツなんだよ」と威張った後、心持ち下を向いて・・・。

「でもヨメさんの云う事聞かないとさ、俺、一人では何もできないからな。ご飯も作れないし」


うーむ、旦那操縦法としては満点だな>奥さん しかし、自分の食い扶持くらい女一人でも稼げるこのご時勢、そんな情けない事云ってないでせめて自分のご飯くらい一人で作れるようにおなりよ。これからはオトコも自立すべきだよ(笑)>Kさん


98.3.20(元ネタは97.春) 美しい光景


今日も残業。近所のコンビニで自分の夕食とI係長の好物のいかせんべいとかを仕入れていて思い出した話。


去年の今頃も残業続きで、夕食タイムになるとE嬢とS嬢、私の3人はよくコンビニやお弁当屋でおむすびやサラダを買っては空き会議室でモシャモシャ食べていたものだった。

そんなある日、会議室が空いていなかったので、我々はフロアの隅のミーティング・コーナーに着地し、匂いを気にしながら食事の封を開けたのである。

そうしたら、いくらミーティング・コーナーがリフレッシュ(喫煙)・コーナーの傍にあるからって・・・。I係長始めS課長とか、いろんなのが寄ってはおせんべとか何かしらタカっていくではないか(^-^;; しまいに部長まで、「美しい光景だな。一つ私にもお相伴させてくださいよ」とか云いながら、おせんべをさっと一つさらっていった・・・。何なんだよおいいったい。


考えてみたら私たちって一応花のOL三人組なのに、職場の花みたいなアットホーム入った色彩って全然ない人たちだったのね(^-^; おぢさまたちのあのハシャギようを見て、一寸それに気づいたのであった・・・。


98.3.26 謝られたって・・・


私はインターネット上での調べ物をよく頼まれる人である。この日も複数のサーチ・エンジンを駆使して検索していた。

某雑誌社の「過去の記事検索」というのを見つけて「まぁ、gooより楽そ(^^)」と思って、検索語をいくつか打ち込み(何語か打ち込めば、より絞り込めるからね)、AND検索を選択して検索ボタンをプッシュ! 待つことしばし・・・。

ブラウザーの画面に出たものは。


「ごめんなさい。見つかりませんでした」


私の怒号を聞いて人が集まってきた。

K氏が、「まぁ許してやれよ。こいつだって謝ってるんだからさぁ(笑)」

・・・許せるかぁっ(▼▼メ)凸


※ここに収録するに当たって、該当するデータベースで現象を再現しようと思いましたが、できませんでした。でも、きっとあのメッセージはどこかに隠れていて、見た人を奈落に落すことと思います。

で、そのページはどこかっつーと・・・。デヘヘ、現象が確認できたらアップするね♪


98.3.1 納品日(元ネタは97.秋)


これも小ネタ。

SEのG氏(Mrビーンのファン)のところに納品の確認に行ったら。

「○日かぁ、仏滅納品になるな」

「・・・だから何なんですかぁ(-_-;)」



98.2.2 I係長の逆襲


I係長が、予算関係の資料をこしらえながら・・・。

「Tの頭見たか?」

見ると、隣の部のT氏のヘアスタイルが、見事な丸坊主になっている。

「おまえもな、悪い事ばっかりしていると、ああいう頭にされちゃうぞ」

(;_;)←そのときの私の顔

「ばか、冗談だよ」

それは、私が請求書でミスを犯した翌週の出来事であった。


98.2.13 奈落にでんぐり


13日の金曜日・・・こんなナイースな日付に、うちで扱っているソフトのユーザーズ・スクールが執り行なわれる事になった。

本日のメイン講師のKさんは私より一つ年下のSEで、実は今回がデビュー戦。3代目に当たる。

一方、営業の私は教室の後ろに立っているサブ講師(というよりお世話・雑用係か? ^^;)だが、初代講師の時代からこの仕事をしているので、経験はそれなりに豊富(・_・)


スクール開始の30分前、彼女はコチコチになってパソコンの前に座っていた。

気持ちはよく解る。私も初めて教育実習をしたときにはそうだったよ。何とか不安を解消してあげたい。うーん、とりあえず話し掛けてみようか。

じゅり「初代講師のNさんはインストラクターもやってたんでしょ?」

Kさん「そうみたいですねぇ。あの人はすごくこういうこと得意なんですよね」

じゅり「次のNさんは経験なかったんだけど・・・」

言いかけて私の口が、止った。Nさんは私の先輩に当たる。うかつな事は云えない(^-^;)

じゅり「・・・Nさんも、初めてのときとても上手だったね」

Kさんの顔色が変った。

「皆さんそんなに上手だったんですか・・・私、どうしたらいいでしょう!(;_;)」

じゅり"マ、マズイ・・・(゚▽゚;)"

そのとき無情にも最初のお客さんがいらっしゃり、Kさんはそのまま涙眼で教壇に立った。


かわいそうなことをしたと思ったので、終わった後コーヒーとケーキに誘ったのだが・・・。

Kさん「あの話聞いたときすぅーっと緊張しちゃいました・・・(T_T)」

うーん、悪気なかったんだけどな(^^ゞ 悪い事をしたもんだ。


98.2.X 僕はそんなに


印刷会社のA氏(余りに育ちがいい子なので、私はA坊と呼んでいる)が、自ら納品にやってきた。

隣の課のH氏の分のパンフレットも一緒に持ってきたので、A氏にH氏と共に倉庫にしまいに行って貰った。


ふと見るとH氏だけ戻ってきている。

じゅり「Aさんは?」

H君「帰ったんじゃない?」

じゅり「はぁ?????」

だって私の足許には、A君の鞄が(^-^;) そうかぁ、ついにそこまでやるようになったかぁ・・・>A坊


少しして、A君が再び姿を現した。台車を片づけに行っていたという。

皆が「帰っちゃったのかと思ったよ」と云ったら、

「・・・僕はそこまで抜けてません(;_;)」 


とりあえず、コーヒーを入れて、慰めてあげた(^-^;)


98.2.21 Mac World Expo.


周囲の皆さんが話題にするものだから、私もMac World Expo.に行きたくなった。

と云うと正確じゃないな(^^; 実は私、Mac系展示博覧会は去年行ったMac Fan Expo. in OSAKAが初めてなのだが、そのとき、いつも出展しているWin系の展示博覧会と違う、一種ビミョーなノリ・・・違和感・・・何かを感じたのである。「これはいったい何なの?(゚-゚;)」

土曜日は仕事もお休み。とりあえずマッカーのMoonlight Entrance氏を誘い、幕張へと赴く事にした。


幕張ニューオータニでご飯を食べていると、隣の席の様子がおかしい。

男性数名。皆お約束のジーンズ&カメラマン仕様のコート。手には某社の紙袋。ぶつぶつと聞こえてくる呪文のような声に何を云っているのかと耳を澄ますと、「Amiga」「アミガ」「あみが・・・」

ああ、今日の幕張は異空間だ、と実感する。

もう片方のお隣の、カタギそうなカップルは「何だか学生さんが増えたわねぇ」

行きの電車でも、全身からアンモニアの香気を漂わせているマッカー(だって林檎のキャップ被ってたもん)が乗り込んできて、私は思わず新習志野で隣の車両に避難してしまった。う、う、うーむ。この違和感はいったい何? この恐怖はいったい何?


今回は招待券も前売券も持っていなかったので、当日券を買わなければならなかった。

イヤミになったらごめんだけど、σ(^_^;)はここ数年券を買って展示博覧会に入場した事がなかったのである。出展社の担当者にはExhibitionバッジ(別名バックステージパス)を貰えるし、招待券もあるし、どこからか招待券がDMで送られてくることもあるし、出展社の場合だったら、関係ない部隊の人でも「出展社ですぅ♪」と云って名刺を提示すればたいがい突入に成功できる。

しかるに、今回は何のツテもなかった(涙) (いや、あったにはあったが、去年それを使ってとあるチケットを脅し取ったら、とんでもないぶつばちが当たったのであった) 入場料の\2,000.-がやけに高く思えた。

・・・が、よく考えてみたら、入場者の大多数はまっとうにお金を払って入場しているのであった。

おごれる自分を少し反省。そしてお金払った分気合いを入れて見る事を自分に誓う。


しかし余談だが、幕張の場合は、裏側の機器搬出口が空いているケースが多いので、そこから入れば何とかなる、という話もあるのであった・・・ボソ。


Macromedia FreeHandという、DTPやWeb作成関連のソフトのデモに感動(T_T) ボーナス出たら買うぞ。できればFlash2つきのを。しかしいい時代になったもんだなと思う。昔は写真をせっせこ切り貼りしたり、せっかく上手に下書きしたのを彩色の過程で見事に失敗して泣いたり。それがパソコン使うとあっという間。失敗してもかなりの確率でなかったことにできる(笑)

当然、自分の頭の中にあるものを再現するのに昔ほど技術が要求されなくなっているんだよね。アイデアとセンス一発勝負。解った、これってパンクだ(笑)


可愛くてちょっとぷっくりした、でもよく見るとちょっと怖いイラストを描く吉井宏氏が本日I社ブースにてサイン会を行うという。Mac Fan Expo. にも来てらしたのに影すら拝めなかったので期待高まる・・・。

「吉井さんがPainter5のデモやってる!!」

(◎_◎ )(◎_◎ )←目を丸くして見守るMoonlight氏と私

蟻の如く黒々とした人だかりの中で、吉井氏は嬉々としてイラストを描いていた。

勿論デモだから、彼のいつもの絵に比べて非常に単純である。しかし、マスクかけて彩色しているうちに、まぎれもない吉井タッチの絵がリアルタイムで出来上がっていく。さりげに塗った色がイラストに独特の陰影を形成していく・・・。

思わず給料日前だというに貯金を下ろして吉井氏の本を買い、サインをねだってしまったじゅりであった(^^ゞ


Moonlight氏曰く「ショップ・ゾーンに行くとねぇ、マッカーがだんだん黒くなってきてねぇ、顔が長くなって羽根が伸びてきて・・・」

じゅり「そしてマッカーの大群が通り過ぎた後は全て食い尽くされているのね(恐怖に涙する)」

その予想を裏切らない、獰猛なマッカーがショップ・ゾーンにあふれていた。

思わず私が意識を失いそうになったのは、フェルトを使ったお手製の林檎のアップリケをキャップにつけた御仁を見たときであった・・・。なぜなの? なぜあなたたちはそこまでMacを愛するの?

私が一番知りたかったのはそこだったんだが・・・(余りの事態にもう正常な判断力をなくしている)。

お茶を飲みながらMoonlight氏が云った。

「女の子でも独りで来てる子多いよねぇ。お客のロン毛率もWinの展示会より高いしさ」

どーも、そこら辺に鍵があるかな?

別にマッカーがヲタさんだと簡単に断定する気もない。嬉しがってレジストリやバイナリ・エディタいじっている私自身も、傍から見ればパソ・ヲタでしかないでしょう(しかしコンピュータ会社にいて、パソの簡単なトラブルくらいは自力で直せないと・・・ムニャムニャムニャ)。だが、私は・・・。

DOS/Vヲタクは怖くないが、Macヲタクは真剣に怖い。


結局、私がUNIX、DOS、Winがデファクト・スタンダードの環境に育ってきたから、Macの設計思想がなじめないという問題でしかないのかもしれないが・・・。

まぁ、結論は避けて置こう。解っているのだけど、云うのが怖い(^^;)


途中休憩とお金下ろしを兼ねて会場を抜け出すも、最終日で閉場時間が早かったので、「元取らなくちゃもったいないっ!!」ってんでまた舞い戻ってきた私たち。

某雑誌社ブースの前を通ったら、知り合いの営業氏を見かけた。後で「声かけてくれたら抽選券あげたのに」と云われるが、目の前を堂々と通っても気づかなかったのは貴方様でございますぅ~(笑) 「展示会では探そうと切実に思わなければ相手はまず目線に入らない」という拙説をはからずも証明する結果となる(同様の事例多数あり、うふふふ)


ブースにコンパニオンのお姉ちゃんが少ない。社員が自らデモをしているケースが目立つ。行灯のついているブースも少ないし、広告・宣伝費が削減されているんだなぁ・・・と思いつつ、そろそろ時間切れであった。うーん、閉場ギリギリまで真剣に見たなぁ。やっぱ自腹切らないと勉強にならないなぁ。


「とにかく今日の収穫は吉井さんだね」とMoonlight氏。

え? 私の結論? うーむ。

Macはともかくマッカーの明日はどこなんだろう・・・とか、思いましたね。



98.1.6(元ネタは97.6) 某課長とFLMASK


ここのページにもたびたび登場している課長さんだけど、今回は某課長にしておく(^-^;;;


うちのソフトのフォトレタッチ機能には、なぜか特殊効果でモザイクかけができる。しかしかけられたモザイクは外せない(笑)

「どうしてですか?」と某課長に尋ねた。

「モザイクかけやモザイク外しはFLMASKとか専用のソフトが別にあるからええんじゃ」

「でもFLMASKの作者さん、捕まっちゃいましたよね」

「そうやな」

そのとき私の胸に第六感が働いた。

「FLMASKを購入した正規ユーザーのリスト、警察が押えたみたいですよ」

「えっ?(゚.゚;)」

顔色を変えた某課長を見て、私は自分の直感が正しいことを感じた。


某課長、御成婚寸前の日の出来事であった。


98.1.9 いつか暇になる日まで


この日はとにかく忙しかった。伝票に追われ、納品書も作成せねばならず、見積も作らねばならず、突然パンフレットが納品されて立ち会わねばならず、電子メールでは長文の質問が届き、2月の展示博覧会用のPowerPointプレゼンテーションも全然手をつけてない・・・。

私はI係長にこぼした。

「何でこんなに忙しいんでしょう。ちっとも仕事が終わりません(涙)」

そしたらI係長は・・・。

「まぁ待ってろ。今は顧客から注文があるから皆忙しいけどな。

そのうち不況が本格的になってな。皆仕事がなくなって暇になるからよぉ」


ひーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ(;◇;)


「・・・ごめんなさいIさん、ごめんなさいよぉ。もう二度と贅沢なことは申しません(号泣)」


98.1.16 踊るS課長


この日、私は隣の課のS課長が腰をフリフリ踊るのを見た(・_・ )

チューチューマウスのようだった。

確かその時、私はうちのH課長の机の前でH課長と何か仕事をしていた筈なのだが・・・どうしてもS課長が踊るに至った前後の事情を思い出せない・・・。ひたすら私の前で踊ってくれたS課長の姿態だけが、目に焼きついて・・・(^^;;;;;;;;;;


なぜ、彼は踊ったのだろう。


98.1.20 デコポン


これも小ネタ。

私がパソコンの前で長仕事をしていて、疲れたので椅子に座ったまま伸びをしたら、H課長(うちの課長じゃなくて隣の課の課長)が通りかかって、真上から私のデコめがけて手が伸びてきた(^^;


とっさによけて直撃は免れた。 うちの部は油断大敵・・・。

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