第2話 心拍数

私は植物が好き。

百合が好き、向日葵が好き、

薔薇が好き、蒲公英が好き、

桜が、梅が、睡蓮が好き。

どうしてだろう。花が好き、

その言葉は簡単に口から出るのに。


「あなたへの好きを唱えたら、

心臓が張り裂けてしまいそう」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る