豊かな人生の条件

役所勤めの四十男、村山邦夫はいつも不機嫌で、仏頂面ばかりの男だった。
そのせいで友人はおらず、妻との仲も冷え切っていた。
そんなある日のこと。その年最大の寒波に襲われた冬の街を歩いて、自宅に帰ってみると…
ある恐ろしい変化が、邦夫の身に起こっていたのだった！

※書かれた年代が古いため、話題に登場するスポーツ選手の名前が古いです。（浅田真央・高橋尚子）今風の人物に入れ替えてさも最近書いたようにしてもよかったのですが、やはりそういう気にならずそのまま残しました。また、性描写はほとんどないのですが、まったくないとも言えないので、Ｒ１５にします。

※この作品は、別サイト『小説家になろう！』にも投稿されています。