第二部森羅編第二話あらすじ

 網浜蘭はカウントZEROという復讐ライブの提案を今井たちを集めて行う。そして指野への協力を取り付けるが、その場所で牧野と指野は喧嘩をしてしまう。一方森羅と恋人関係になりたい東矢は社宅を出たいと長畑に言い始めた。そんな東矢を止めるため、蘭と犬伏は東矢の部屋を物色し、そこでさっちゃんと書かれたジャズCDをGETする。牧野は犬伏や東矢たちに自分がミュージシャンを志していること、カウントZEROライブのことを話す。以前から牧野が音楽をやっていたことを隠していた長畑に、犬伏は不信感を表す。


 一方引きこもりのギタリスト、上杉純夜は、年齢を偽って自らがギルドマスターをしているMMOでオフ会をやるという話になり、動揺する。サブマスターをしていた東矢に自分の事情を話したところ、二人は会うことになる。東矢は長畑、日下を連れて上杉の家に行き、彼と話をする。そこで東矢達は上杉がミュージシャン志望でギタリストであることを知る。


 丁度時を前後して、ライブ当日のギター担当の法月幼成が腕を骨折してしまう。代わりのギタリスト探しに奔走する牧野は東矢から上杉のことを聞き、アミリン、東矢と供に彼の家に直撃するが、おっぱいツンツンさせて欲しいと猥褻なお願いをされ、牧野はそれを受諾するが、網浜達に止められ、交渉は決裂となる。何とか彼を引き入れたいアミリンは蘭を通い妻にして上杉の家に送り込むことを考える。その作戦は無事成功し、上杉がライブに参加することになった。

森羅は東矢に自らが作った歌を聴かせる。その歌は自殺志願者の苦悩を歌ったものだった。そこで森羅は自分が生涯で2回ほど自殺を考えたことを東矢に打ち明ける。パリピで自殺など考えたことの無い東矢は動転し、彼女を説得し、ついでに彼女に告白し、キスを迫るが断られてしまう。


 後日、森羅の歌うジャズバーにやってきていた東矢の元に、指野と狩川がやってくる。そして指野は森羅に「東京から離れて欲しい」と涙ながらに告げるのであった。

牧野の運命は少しづつ、少しづつ、最悪のシナリオへと傾いていく。それを阻止できるのは、森羅の手がかりを集め始めた名探偵の妹、網浜蘭だけであった。

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