第1話『異形たちの庭』-その2

 ・イヴィリアの過去 その2


 ある雨の日、その朝。

 少女は家を抜け出すようにそっと外へと出た。

 外に人影はなく、騒々しいほどの雨の音が辺りを包んでいた。少女は出た先にある山積みの木箱の影に身を潜め、身を小さくしゃがみこんだ。

 家の外に出たのはいつぶりだろうか。この街に来てからというもの、父からは外へ出ることを禁じられていた。だとすれば、外に出たのは半年振りほどだろうか。

 久しぶりの外出のせいもあってか、やけに心臓の音がうるさい。だが今はそんなことになりふり構って居られない。

 雨の日には、人通りが少なくなることや普段の喧騒や大人たちの怒声が無くなることを知っていた少女はこの日が来るのをずっと待っていた。

 父が連れていかれてから一ヶ月。少女はなけなしの勇気を振り絞っての外出を決行。父の居場所に関して手がかりはないが、少女には一つだけ宛があった。

 それは世界的に有名な企業が運営する警衛施設。父には何かあったらここを頼りなさい、とよく言われていた。その際には地図も描いてもらっていた。中身を確認すれば、場所もそれ程遠くはない。

 落ち着いて……落ち着いて……。

 徐々に鼓動を強める心臓を諌めつつ、辺りを窺う。雨の日は人通りが少ないとはいえ、全くのゼロなわけではない。

 もし駆け込むところを見られたら捕まっている父の身も、その後の自身の身も危うくなる。ともすれば誰に見つかることなく、中へ入ることこそが絶対の条件である。

 四方の人影を確認しつつ、飛び出すように前へ。物陰を利用し、人の目につく場所にいる時間を最小限減らす。

 運動をほとんどしていなかったせいか、駆ける度に息切れが酷くなっていく。

 父が戻ってきて無事この街を出ることができたなら、父に運動をしたいとお願いしよう。

 少し過保護な父も許してくれるだろう。そしてまた二人で一緒に暮らすのだ。以前のように、平和な日々を。

 地図通りの経路をたっぷり時間をかけて、ようやく警衛施設が見えてきた。ここまでは良くやっているはずだ。ここからが正念場だ。

 逸る気持ちを抑えて、慎重に、確実にその距離を詰め、ついにドアノブを握った。

 そして少女はその扉を開き、すぐさま中へ。息を切らしながらたどり着いた少女は達成感を感じながら、顔を上げた。

 そこで出迎えたのは天井に吊るされた職員たち、その肉塊であった。腕、足、胸、腹などそれぞれが肉体の一部を欠損しており、漏れなく開かれた目に映るのはいずれも絶望。

 既に死んでいることは誰に言われずとも分かった。

 その光景を目にし、声を上げることすら叶わなかった。感情と身体を支配したのは圧倒的な恐怖。

 全身の力が抜け、その場にへたり込む。

 ドアノブを持つ手は滑らかに落ち、ドアは僅かな隙間を埋めるかのようにゆっくりと、そして静かに閉まった。



 ・フライタッグからの手紙


 その依頼は一通の封書から始まった。

 早朝。ツルギは日課であるランニングを終え、帰宅。その際にポストの中身を確認したところ、一通の封書が投函されていた。

「……?」

 封書を手にとって見ると、表面には「ツルギ様へ」と、裏面には知らない名前だけが書かれていた。

 宛先などの記載はなく、また郵便物として届けられた印もなかったので、直接的に投函されたものであることは間違いなかった。しかし、なぜわざわざ直接自宅まで赴きポストへ入れたのかは謎。

 訝しみつつ封書を眺めていると、ブローディアが苦しそうに言った。

「いいから中に入ってよ、暑いんだけど」

 言われて気づいたツルギは、封書を持って家の中へ。するとブローディアは扉が閉まると同時に影から飛び出てきた。日が出て間もない早朝とはいえ、影の中は蒸し風呂状態。しかし人目を極力避けたいがため、ランニングの際にも、ブローディアは影の外へと決して出ようとしない。

「付き合わされるこっちの身になってよね、暑いったら、もう……」

 手で汗だくの首筋を煽ぎながら、彼女は不満を漏らした。

 自身の影から離れられないブローディアを付き合わせてしまっているのは事実。なのでお詫びの意味合いを込め、冷えた麦茶をしおらしく出してやると、ブローディアはツンとした態度でそれをひったくった。

 そのまま一同は居間へと入っていき、小さな二人がけのソファに座った。

「んで、それは何なのよ」

 ブローディアはエアコンの電源を点けつつ、ツルギの手にある封書を顎でしゃくった。

「……何だろうな」

 考えてみたが、ツルギにも分からなかった。封書を振ってみると、紙が擦れる音。中身は手紙、差出人は裏面に書かれた『イヴィリア・ミドラージュ』という人物といったところだろうか。

 ツルギは念のために、ブローディアに臭いを嗅がせた方が良さそうに感じた。刀姫には臭いによって物を感知する能力が備わっている。

「ディア」

 呼んで封書を目の前に出すと、ブローディアは察して少し嫌そうに封書の香りを嗅ぐ。

「……呪いの類ではなさそう。でもこの手紙、少し臭うわ」

「何の臭いだ?」

「禍」

 ツルギの疑問にブローディアは短く答えた。

「禍……?」

 禍の臭いのする手紙とは一体なんだろうか。色々考えてみたものの、やはりその正体は不明。ますます謎が深まる。

「とにかく開けてみたら?呪いじゃなければ突然爆発したりなんてしないわよ」

 空になったコップを脇においたブローディアは大欠伸をしてツルギへもたれかかった。

「まあ、そうだな」

 名前も書いてあることだし、間違いということもないだろう。

 ツルギは封書の上部を破って中身を取り出す。中に入っていたのは三つ折りにされた一枚の紙。開いてみると、それはやはり手紙であった。

 そこに綴られていたのはフライタッグという街の現在の状況。そして末尾には「助けてください」と一言。

 至って簡素な手紙を見たツルギの所見は、やはり半信半疑。フライタッグという街のことはツルギも知っていたが、どうにも怪しい。

 この手紙を持ってこれた理由、誰が持ってきたのか、なぜ自分の元へとこれを届けたのか。

 事情以外は何も分からないが、結局は考えたところで何も解決しないだろう、というのがツルギの出した結論だった。これに関してはまず情報を仕入れる必要がある。

「何て書いてあったの」

 沈黙したツルギにブローディアは素っ気なく問う。

「手紙だ。どうやら依頼の手紙のようだ」

「依頼の手紙?ふーん……」

 つまらなそうに相槌を打ったブローディアはもう一度大欠伸をして、ツルギの影の中へと消えていった。現在の時刻は午前六時を回った頃。まだまだ寝足りないのだろう。

 影へと消えたブローディアを見送って、ツルギは早速、セリスの元へとメールを出した。


 ツルギ・クレミヤの職業は戦闘屋である。戦闘屋とはその名の通り、戦うことを生業とし、それこそを至上とする者。しかもツルギの場合、その領分は『禍』に関するものに限定している。それを専門としている理由は様々だが、何より一番の理由は後腐れの無さを挙げられる。

 一般的に戦闘を合間見えるのは人か、禍から生まれる異形たちが主となる。その内、人同士の戦いにはそこに至るまでの背景があり、その大抵は複雑を極め、予期せぬ問題が発生する。無論、相手が人であるならば、殺すのにも多少の抵抗もある。

 しかし禍を専門とする場合、その多くは複雑化はしない。この依頼の要因は潜伏する異形を討つか、大量発生したそれを殲滅するかに限られる。罪悪感など以ての外。中身は実に簡単である。

 それは相手取る敵性者の性質がそうさせるが、その一方でそれ故に未知数の危険度も発生する。既に異形が巣食う場に赴くのだから当然ではあるが、更に人と比べれば敵性者の力も増大。受ける依頼については慎重にならざる負えない。

 そういった依頼を受ける際、普通ならばお抱えの情報屋から依頼を持ちかけられるか、もしくは知人から直接持ちかけられるかのどちらか。だとすれば今回の依頼は明らかなる罠かイタズラの類と考えるのが妥当である。契約書なども存在しないので、発生する依頼料も見込めない。この依頼は跳ね除けるのが正解であり最良となる。

 ただしこれがどんな趣旨のものであれ、無視という選択をすることは出来ない。明確に自身宛に送られたこれは異常としか言いようがないからだ。この一点については、きちんと調査をしてもらう必要がある。

 同日、その日の午後。情報屋のセリス・オリヴイエがツルギの元へとやってきた。整った顔立ちにさらりとした金髪。清楚な雰囲気を纏わせた彼女は男なら誰しもが憧れるような女性であったが、その見た目とは裏腹にかなり凄腕の情報屋である。

 思ったよりも早くに動いていた彼女に驚きつつ部屋へと招き入れると、「失礼しますね」と礼儀正しく会釈して入ったセリスはまず部屋を見渡した。

「綺麗に片付いてるみたい、良かった」

 彼女が入ってからまず始めたのは部屋のチェックだった。

「まあ、まだ入居して三ヶ月もしないしな」

「けどあなた、学生の頃はひと月もしない内に寮室をゴミだらけにしてたよね」

 クスリと笑ったセリスにツルギは頬をかいた。

「大人になったんだよ、今はもうあんな風にはならないさ」

「でもあんた、今朝までゴミ袋溜めてたよね」

 ツルギの反論に応えたのは、影の中のブローディア。どこか呆れたような物言いに、セリスは何を言うでもなく、ただ楽しそうな反応を示した。

 それに何も言い返すことができなかったツルギは咳払いを一つ。そしてその場を取り繕うかのように、セリスに向き直った。

「コーヒーはブラックで良かったか」

「ええ、ありがとう。あと、ケーキを買ってきたからみんなで食べましょう」

「フォークと皿も出すよ」

 にこりと笑って頷いたセリスを見て、台所へ。三人分のフォークと小皿、コーヒーを二つに麦茶を一つ用意する。

 その際、背後から出てきたブローディアがツルギの背中を叩いた。

「……なんだよ」

「デレデレするな」

 不快そうに言ったブローディアはツルギが言い返す間も無く、すぐさま影の中へ。何が何やら分からなかったが、兎に角彼女の癪に触ったのだろう。

 それはさておき、部屋に用意を持っていくと、セリスは神妙な顔つきで机の手紙を読んでいた。

 何か思うことがあるのか、はたまた何か感じ取るものがあるのか。

 その真意は読めなかったが、ツルギが戻ってきたのを察知すると、読んでいた手紙を置いてセリスは柔和な笑顔を見せた。

「それ、どう思う?」

 ツルギがお盆を机に置きつつ切り出すと、セリスは紙箱を手に取った。

「折角買ってきたの、まずは食べましょう?」

「……そうだな」

 折角持ってきてくれたのだ、とツルギもそれに同意。箱を開けるとケーキは3つ。ブローディアの分を含めてくれる彼女の気遣いを感じながら、それぞれ違う種類のケーキを皿へと移し、セリスにコーヒーを差し出す。

「ディアもよばれろ」

 ツルギが言うとブローディアは影から出て、素直に応じた。

「こんにちは、ブローディア。好きなのを取ってね」

「ありがとう、いただくわ」

 ブローディアはチョコケーキを取ってツルギの隣に座った。いつもはツルギにもたれかかりながら、ダラダラとしているが、この時ばかりは姿勢を正し、ケーキを上品に一口。

 いつも不思議であったが、ブローディアはセリスに対して普段の毒気や我儘を奥へと引っ込め、殊勝な態度を見せる。

 場所や相手を選ばず決して意思を譲らないブローディアの珍しい一面である。セリスの人柄がそうさせているのだろうか。

 セリスに勧められ、ツルギもショートケーキを選択。「いただきます」と一言お礼を言って食べる。

 それを見て、セリスは残ったケーキを取った。


「それで、その手紙の方はどうだったんだ」

 優雅な午後のティータイムを終え、ツルギは先程と同じ趣旨の質問を繰り返した。するとセリスはコーヒーを飲む手を止めて、困ったような顔をする。

 彼女にしては珍しい反応だった。

 ツルギは頭にハテナを浮かべると、セリスコーヒーを置いて、意味深そうに言った。

「……そうね、その前にこれを見てもらったほうが早いかしら」

 セリスは背負ってきたカバンからA4サイズの封筒を取り出し、それをツルギへと手渡した。

「あなたからのメールの後に届いたの。正式な依頼よ、ツルギ」

「依頼……?」

 何を言いたいのかは分からなかったがとにかく、ツルギは中身を取り出して確認。しばらく目を通した後、その内容に思わず目を瞬かせた。

「フライタッグへの潜入調査……?」

「ええ、それと刀姫及び災厄の禍人の討伐……ね」

 ブローディアはセリスの言葉を聞き、目を見開く。

「刀姫と災厄の禍人の討伐って……まるで一箇所に集まってるみたいじゃない」

「ええ、その通り」

 頷くセリスにブローディアはさらに食いつく。

「そんなこと──!」

「いや、ブローディア」

 あり得ない。

 そう言おうとしたブローディアをツルギが制止した。

「相当な厄ネタだな、これは」

 ツルギは依頼書の敵性者の欄に書かれた名前内の一つを擦る。

 セリスが言い淀んだ理由、直接投函された手紙に禍の臭いが染み付いていた理由、そしてその手紙を持ってきた人物。

 全ての符号がそれを見てから、完全に一致した。

「……マコト」

 マコト・クレミヤ。彼女は世界的に指名手配される『災厄の禍人』の一人であり、ツルギの唯一の肉親であった。



 ・世界背景 その1


 初めて『禍人』という存在が姿を現したのは、今から百年以上も前のこと。未だかつてないほどに脅威的なモノたちの存在は人類の文明を破壊し、存亡を揺るがし、そして世界を塗り替えた。

 負の感情に合わせて反応し、その力をもって力を成す『禍』。形としてこの世に現れた禍は生きる全ての生物に取り付き、そして理性のない破壊の権化たる禍人へと存在を変容させる。

 しかし中身が分かったところで人類にそれに対する回答はなかった。否、出来なかった。負の感情など人間ならば誰であっても持ちうるもの。いついかなる時であっても、それは発生し得る。それを予め対策しようとするのならば、大小に関わらず思考を持つ生物を殲滅しなければならない。しかしそれは当然、本末転倒。ならば発生した禍人を片っ端から殲滅すれば良いのだが、しかし当時からすればそれは土台無理な話であった。なぜならば、当時の人類はあまりにも貧弱すぎたからだ。並以下軍隊は力そのものに圧され、特別な軍隊は物量で潰された。武器による応戦も兵器による殲滅もジリ貧にしかならず、その能力差は道具で覆せるレベルではなかった。

 加えて、禍の発生は日を追うごとに増していった。それは禍人がもたらす情勢が人々の不安を煽った結果であり、人々の気持ちは誰かにされるまでもなく自発的に荒んでいった。その勢いはまさしく破竹。神出鬼没な禍人たちは世界中の大都市から集落までの全てを破壊し尽くした。

 不意に訪れる災厄。抗することが困難な、数も力も潤沢な暴虐。人口は三分の一にまで減り、あらゆる国という枠組みは崩壊、都市は壊滅。もはや人類の滅亡は秒読み段階に入っていた。

 人類史に残る没落期。

 その危機に瀕した人類を救ったのは、『刀姫計画』により造られた禍を取り込んだ女性『刀姫』であった。

 人類の守護の役割をした刀姫たちは類稀なる力と能力で、瞬く間に禍人たちを蹂躙。世界の全てはそこで一新された。刀姫の力、禍の力とともに、人類は新たなる世界へと踏み出し、再び栄えた。

 しかしそれもまた永遠ではなく、その転換期は思っていたよりもすぐに訪れた。

 その直因となったのは刀姫開発の技術革新。世界はその覇権を握るべく、より強く、より強大な刀姫を求めた。

 その結果として、それにより刀姫たちの持ちうる力は人類の手を超え、それこそ「神の力」だと揶揄されるほどのモノすら現れた。

 既存の人類など容易にひっくり返すほどの力を持った彼女たちは、人類の手から離れ、独立。人類との相対、もしくは敵対の道を歩んだ。

 禍人の上位存在と言われる『災厄の禍人』が世に現れたのは、それからしばらく後のことであった。

 禍人とは呼ばれるが、その出で立ちは人そのもの。身体のある一部を隠せば、見分けをつけることできないが、それは人にはないあるモノを持っていた。

 それは「角」である。災厄の禍人は例に漏れず、その頭から角を発現する。

 その姿から災厄の禍人は当初、人類の進化の形と見なされては大いに持て囃され、敬われた。しかしその実態は人類とは一線を画す禍人に近い性質をもつ存在であった。

 彼らもまた禍人と同じく強い破壊衝動を、いやそれ以上に危険な破滅衝動を秘めていたのだ。さらに災厄の禍人の力は凄まじく、禍人を蹂躙する強力な刀姫と同等か、それ以上の力を持つ。

 だが、彼らと禍人との大きな違いは思考回路や力の大小ではなく、「意思を持ち、思考を持つ」ことにあった。

 彼らの破滅への欲求とその探求は凄まじく、そのことだけを考えて物事を緻密に、そして綿密に動かす。

 人類初の災厄の禍人が人々に親しまれるその裏で入念な破滅工作を画策し、実行したとある事件は当時の人々に強烈なトラウマを植え付けた。

 大きな悪意は全世界の人々の精神を蝕んだ。

 それから人類初の災厄の禍人は『原初のモノ』と呼ばれ、今現在も忌むべき存在として、語り継がれ、歴史の教科書にも出典されることとなる。また、この歴史には欠かせないものがある。

 それは原初のモノを討ち取った『原初の調律師』の存在である。原初のモノは苛烈な戦いの末に敗れ、原初の調律師もまた、この時の戦いの傷によって後日亡くなった。

 世界を破壊せんとする悪と人々を守るため戦った正義。その記録もまた、今なお色褪せない栄光の歴史として、歴史の教科書に、果てには小説などの創作物の題材として取り扱われている。

 こうした背景から災厄の禍人と『調律師』は世界の闇と光などと揶揄されるようになり、調律師は正義のヒーローとして持て囃され、誰もが憧れる存在となった。災厄の禍人の闇に対抗するには、調律師の光が必要だとも言われた。

 この構図は永遠に続くものと思われた。しかしこの世界に永遠はない。マコト・クレミヤは世界が求むる理を、その常識を覆した。

 世界最強の調律師として世界的なスターとなったマコト。彼女はやがて、クレミヤ家の大虐殺実行を機に、スターの名を返上し、世界最強の災厄の禍人へと存在を転化させた。

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