本庄と試験期間
コロナで試験期間がめちゃくちゃになった。
ただでさえ山のように試験がある4年生だったのに、それがギューのギューのギューに圧縮されて、試験10
通常、山のように試験がありすぎて、通常の試験期間では対応できない。だから、中間期末を入れる感じで、いい感じに試験を分散させるのがカリキュラムの常であった。
だって、そうじゃなかったら学生が全員パンクして大量留年するもん。
しかしコロナによって状況が変わった。休講のせいで試験ができなさすぎて、通常の試験期間では対応できないなどと寝言を言うことができなくなった。しかし試験の量は変わらない。そこで大学は恐ろしい解決策を思いつく。
「全部試験期間にすればいいじゃない!」
マリーアントワネットでも流石にそれ言わんぞ?
具体的にどういうことかというと、試験期間を2カ月ににょーんと延長したのである。そして、合間合間に講義。そして実験。先生も知恵を絞ってオンラインで実験ができるようにしてくれた。苦肉の策感が非常に強いが、学生にとっては助かるので良い。先生ありがとう。
そして、試験をやるということは講義が終わるということであり、試験期間の後半一カ月は、怒涛の試験まみれである。キッツい。
さらに最悪なことに、バイトのシフトをなんかめっちゃ増やされた。ゆるゆる働きたいので、週に2コマまでって言うたやないか。なんで2倍に増やしとんねん。数数えられへんのか? 教える生徒の数5人になっとるないか。そんで、曜日は試験前日の夜に固定?
オオオオオオン(絶望する音)!!!!
泣いてもしょうがないので泣きやむ。教え子は可愛いから、塾講は続ける。
問題は試験である。
今のところ、週に2回ペースで試験が行われるので、一つ一つの試験におよそ3日程度費やせることになる。過去問を5年分ほど、レジュメを見返し、教科書を食べる。しかし3日じゃこれは終わらない。終わるのは、常日頃からちゃんと試験勉強をしていた頭のいい人たちだけである。
じゃあアホの我々(我だけだろ)はどうするか。
試験前日の徹夜である。
さすがに、毎日徹夜はできない。人間には限界がある。しかし、週に2回の徹夜は可能である。可能というだけで、本庄自身は結構なロングスリーパーなので死ぬ。
(※詳細は「本庄と睡眠」をそのうち書くので、それを参照)
しかし、アホは試験前日の徹夜でも間に合わないし終わらない。そうなるとどういう手段を取るかというと、捨てる試験と拾う試験を選びはじめる。先生が優しくて3日で何とかなりそうな科目は拾う。記述まみれの試験は捨てる。新問がよく出てくる試験も捨てる。ほら、試験を捨てたことで、時間が錬成できる。
これがイリュージョンです(※違います)。
こんな調子で試験期間が1カ月続いて今に至るのだが、とにかくしんどい。試験前日は徹夜、試験が終わったらすぐ昼寝、そして夜中に起きる。既に睡眠リズムはめちゃくちゃであり、太陽が出ている間に外に出ると溶けて死ぬ身体になってしまった。
一言でいうと早死にしそう。
そしてこんな中、過去数年で過去問しか出ていなかった、いわゆる「拾う科目」で、新問まみれの大量虐殺事件が起こった。
極端すぎる。難しいならあらかじめ言ってくれよ!! 対策立てたよ!! 捨てる科目にするとか、別の試験の時間を捻出するとか、何かできたって、言うてくれたらな!
しかしこんなことを言っても後の祭り、本庄の再試カウンターは1増えた。
そう、再試である。捨てる科目と拾う科目を分けた以上、捨てる科目は当然のように落ちる。そして再試期間は1カ月、次の試験期間も合わせると、トータルで10回くらいは再試にかかるであろうと予測している。
つまり、今の試験期間とほぼ同じ状況が本庄を待っているということだ。
無理やて~(死ぬ音)。
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