第2話 電車で勉強してみる
私が見た限りでは、高校生は電車で勉強している人が多い気がする。
では私も勉強してみよう!
(花:その短絡的な考え方はどこから...?まあいいや、見守ってこう...)
〔朝の電車編〕
電車って周りがだいたい静かで勉強結構できるんじゃないの?と思った私はとりあえず始めてみた。
まずは数学だ、数学。この前のテストで1番やばかった数学。とりあえず問題をといてみようと思う。じつは前回のテストでは、数学に平均点を下げられてしまいました...理系なのに...
(花:頑張れ!理系は数学できないと辛いよ...実は私も経験済み。そのせいで志望校のランク1つ下げたもん...)
だから、私は数学を勉強する!!!!
まずは用意するもの。
・教科書
・ノート
・筆記用具
それを膝の上において、問題を解く!!
すらすらとけ~る~!!
なんてことは全くなかった!!
ひとつ重大な問題を発見しました...
実は電車って、揺れるんです。
そんなの知ってるわ!ってつっこみたくなりましたか?
(花:うん、なったなっためちゃくちゃなった。なんなら数学するって言い始めた時からちょっと思ってた。)
私っておバカだ。てへぺろ(´>∀<`)ゝ
(花: ・・・・・・)
あれ、ツッコんでくれる人がいない。この雰囲気どうしたらいいんだろ。。。
よし、では気を取り直して !
次は英単語を覚えてみようと思います!
用意するものは、
・単語帳
以上!!少ないし、揺れても問題ないから今度こそ上手く行きそう。
(単語帳を見つめる)
describe 描写する
context 文脈
poetry 詩 ・・・・・・
そうだ、最近読んだ勉強法の本に書いてあった方法を試してみよう。ちなみにその本に書いてあった勉強法はこんな感じ〜。(詳細ではないので参考程度で。)
①一通り参考書のページを読み込む
②参考書を閉じて、ページに書いてあったことを思い出しながら読む
③もう一度参考書を見て抜けていたところを覚える
この3ステップ。
挑戦してみよーう!
このページにある単語は10個。日本語と英語を合わせて読んでいく。
次に、さっき読んだ単語を頭の中で暗誦してみる。
覚えていた単語は4個だけ。6個も覚えてなかった!以外と覚えられてないもんなんだな〜。
暗記力もっと欲しいです!神様!
(花:暗記力は神様に祈ったって身につきません。自分で努力して覚えましょう。)
頑張ります...
電車での暗記は結構進みました。
環境音が電車の走る音だけって言うのが結構大きいのかも!!
〔帰りの電車編〕
学校終わった〜!幸せ!フリーダームっ!
あとは電車に乗って帰るだけ〜♪
では、電車でお勉強しよう企画、午後編を始動します!
(花:そ、そんな企画名だっけ!?これ名前付いてたんだね。。。)
帰りだから、今日習ったことの復習をしようと思う。そうしたら、家に帰ってからの復習時間が減って、自由時間が増える!な、なんて天才なの!!(感動)
(花:確かに電車で復習しておいたら家での勉強時間減るけども!自分で天才って言っちゃうと価値が下がるから!やめておいたほうがいいよ!しかも自分の言ったことに自分で感動してるし!)
今日復習すべき課題は、生物、化学、数学、英語くらいかな...?
朝に発見した、電車は暗記がしやすい!ということを生かして生物からしよう。
今日はたんぱく質についてやったから、・・・・・・
たんぱく質スゴっ!(※ここは読まなくてよい)
まずたんぱく質はアミノ酸から出来てて、アミノ酸は側鎖とアミノ基とカルボキシ基からできる!次にアミノ酸の側鎖が変わるだけで20種類もできる!その20種類が結合して色々なの種類のたんぱく質を作るなんてすごい、すごすぎる。(感動)
(花:たんぱく質に感動を覚えている...ツッコみたいところだけど、私も生物を勉強してたからその気持ち分かってしまいます...
ああーたんぱく質最高...かっこいい...尊い...
お肉もお魚も全部たんぱく質だなんて、これから食べるとき「お魚さんかっこいいです!」って思いながら食るかもしれない!(思わない)
たんぱく質に感動しすぎた。
ふと、今は何駅かな?と外を見た。どうやら感動しすぎてしまい、次の次の駅まで来てしまったようだった。
つらい、つらすぎる!!たんぱく質さん!!なぜ私に降車駅に着いたことを教えてくれなかったんですか〜!(涙)
(花:いくらたんぱく質がすごいからってそれは教えてくれないだろおおお!!(笑)教えてくれたら「しゃべるたんぱく質」という見出しで新聞の一面を飾れてしまいます!!喋れるってことは、人間と同じくらい脳が発達してることになるし...!でも本当にいたらいいのにな〜。寂しいとき話し相手になってもらえそうだし...)
これから逆向きの電車に乗って帰るか...
はあ〜〜〜。電車での勉強は降車駅で降りるのを忘れないように気をつけないといけないことをすっかり忘れてた...
次こそは絶対に降車駅で降りる!!
*
今回もツッコミは「花」が担当させていただきました!
これからも毎回オファーください!アルバイトではなく、正規採用してください!アルバイトだと次の依頼が来るのかが心配で心配で夜しか眠れません!
(いや眠れとんかい!というツッコミを正座待機。)
性格が真面目で有名なのですが、ちゃんとツッコミ出来てますか...?
もっと面白いツッコミができるようになりたいです。
とりあえず、ツッコミの腕を磨くために大好きなコンビの◯牛さんを見て研究したいと思います。
私の夜はまだこれからだ!!!(幸せ)
少しだけ、今日が華やかになる電車の過ごし方。 やなぎ @yanagi77
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。少しだけ、今日が華やかになる電車の過ごし方。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます