【おまけ】劇中劇「勇者閃光エクスガイン」資料
────登場人物───────────────────
【エクスガイン】
宇宙生物メタモスの襲来を予期した
対地球外生物防衛隊ブレイブ・ガーディアンの主力として戦う。
メタモスの擬態魔獣が現れた際に出撃するも、戦闘アルゴリズムが足りてない状態だったため苦戦。
避難させるためにコックピットに乗り込ませた少年・慎一郎が操縦桿を握ったことで足りない経験を補い撃破する。
物語の最後に消滅するため、ファンからは元ネタであるロボットも死んでいると思われている。
【古賀 慎一郎(こが しんいちろう)】
メタモスの襲撃に巻き込まれた高校生。
キャリーフレーム部に所属していたこともあり、高い操縦技能を持つ。
その技能を生かしてエクスガインとともに、次々と襲いくる擬態魔獣と戦う。
エクスガインが倒れた後もブレイブ・ガーディアンの新型バードランに搭乗し戦い続けた。
801界隈では「エイユー×慎一郎」のBLが人気。
担当声優がこの作品をきっかけに有名になった。
【真銅 エミリア(しんどう エミリア)】
慎一郎のクラスメイトで幼馴染。負けヒロイン。
慎一郎に恋心をいだいているが、なかなか素直になれないツンデレっ娘。
エクスガインがブレイブエクスガインに合体可能になった後は慎一郎とともにコックピットに搭乗し、ともに戦う。
ファン人気がメインヒロインのミサキよりも高く、主軸に据えた同人誌が無数に存在する。
慎一郎との純愛モノ、拓夫との寝取られモノ、エイユーとの陵辱モノ、ミサキとの百合モノなど幅広いエロ同人が作られている。
【白鐘 ミサキ(しろかね ミサキ)】
慎一郎のクラスに転向してきた心優しい女の子。
メインヒロインにして勝ちヒロイン。
実はメタモスの諜報員だったが、慎一郎に心動かされ人類の味方となる。
出会ってからずっと積極的なアタックをし続け、物語中盤でついに慎一郎のハートを掴み、恋人となる。
最終決戦の際にエイユー二世からメタモスの王の力を託され、メタモス軍を説得したことで形成を逆転させた。
戦後、慎一郎と結婚する。
ファン人気でエミリアに負けているが、時折ヒロイン論争の争点となる。
【早弓 兜(はやみ かぶと)】
メタモスの襲来を予見し、エクスガインと電子頭脳の設計図を作った博士。
しかしメタモス側に先手を打たれ、機体建造の前に命を落とす。
息子夫婦が経営する喫茶店は、後にエイユーが世話になる。
いち博士でありながら短期間でブレイブ・ガーディアンという防衛組織を立ち上げエクスガインを設計。
さらに複数のメタモス軍への対抗策を用意するなど、準備期間に対する功績が多すぎてファンの間でネタになっている。
【早弓 拓夫(はやみ たくお)】
早弓博士の息子。研究者である父とは離れ、喫茶店を経営している。
擬態魔獣の攻撃によって喫茶店が破壊された際に大怪我を負う。
作中では完全に善人だが、小太りなオッサンというデザインだからかエロ同人でやたらと竿役にされる。
【早弓 純子(はやみ じゅんこ)】
早弓拓夫の娘で喫茶店の看板娘。
行き倒れていたエイユーを救い交流したことで、彼に地球への愛着を抱かせた。
この交流が最終的に地球の平和へとつながったため、かなりの功労者。
出番が少ないためファン人気はそこそこだが、コアなファンが多数おり純愛同人誌を書き続けている。
【エイユー】
メタモス王フォーゼンによって生み出されたメタモス王子。
金の元素記号「Au」が名前の由来。
最初は父王から与えられたエクスガイン打倒の任を果たすために慎一郎へと幾度となく勝負した。
しかし決闘の最中にフォーゼンの横槍によってエクスガインを倒されてからはメタモス軍を出奔。
地球で親切にしてくれた喫茶店の人々と交流する内に地球への愛着を抱くようになる。
喫茶店を破壊した擬態魔獣を倒すためにその生命を散らすが、フォーゼン王によってすぐさま二世が作られる。
二世はミサキの呼びかけによって初代の記憶を思い出し、苦しむ。
そして最終決戦の際に地球を守るためにミサキと融合、フォーゼン王を倒すための礎となる。
戦後、初代の記憶を完全に持ったエイユー三世として復活し、純子と結ばれる。
慎一郎とのBL、純子との純愛を描いた同人誌が数多く発行されている。
【フォーゼン】
自然豊かな惑星・地球と融合することで自らの力を広げようとするメタモス軍の王。
メタモル
冷酷非道な性格で、自身が生み出した息子とも言えるエイユーを駒として平然と捨て、死ねばすぐに作り直すほど。
擬態魔獣をけしかけることで時間をかけて地球にメタモスを浸透させ、融合がしやすくなったところで飲み込む地球融合作戦を実行する。
最期はエイユー二世の裏切りとミサキの呼びかけによってメタモス軍の半分が反旗を翻したことで敗北。
最後のあがきに自爆しようとするが、エクスガインの犠牲によって防がれる。
────名エピソード───────────────────
●第15話「切れない絆」
エクスガインの名エピソードとして名高い話。
エクスガインの単独戦闘においての問題点であった戦闘アルゴリズムが、度重なる戦いによってついに成熟する。
いつまでも学生の力を借りるわけにはいかないという理由で、ブレイブ・ガーディアンは慎一郎を戦いから下ろすことに決める。
エクスガインは慎一郎と離れ心にポッカリ穴が空いた状態でメタモスと戦うが苦戦。
様々な過程を経て合流した慎一郎と共に戦い、互いがかけがえのない仲間だということに気づく。
●第25話「決戦!エクスガインVS竜王神」
擬態魔獣「竜王神」を繰るメタモスの王子・エイユーとの決戦話。
エイユーは正々堂々とエクスガインを打ち倒そうとするが、メタモス王フォーゼンの放った刺客によって決闘は妨害される。
メタモス軍の集中砲火を受けたエクスガインは敗北、修復不可能になるまで破壊されてしまった。
エイユーは男同士の戦いを邪魔した父王を強く憎むことになる。
●第29話「復活の戦士!合体勇者ブレイブエクスガイン」
最強形態・ブレイブエクスガインの初合体話。
エクスガイン亡き後、変形可能キャリーフレーム・バードランに乗って戦う慎一郎。
そんなさなか、メタモス王フォーゼンは地球に超巨大擬態魔獣「ゼンボギラス」を出現させる。
ゼンボギラスの手によって破壊される街、攻撃の一切が通らずに苦戦するブレイブ・ガーディアン。
絶体絶命の危機に、修復され蘇ったエクスガインが慎一郎の前に現れる。
エクスガインに乗っていたのは慎一郎の身を案じていたエミリアだった。
強大な力を持つゼンボギラスに対抗するため、エクスガインとバードランが合体してブレイブエクスガインとなる。
ブレイブエクスガインは必殺剣ブレイブエクスソードによりゼンボギラスを一刀両断。
慎一郎とエクスガインは再会と勝利の喜びを分かち合うのだった。
●第42話「エイユーよ、英雄となれ」
人気ライバルキャラであるエイユーが散る回。
地球の文化に馴染み、良くしてくれる喫茶店の看板娘との交流を経て地球への愛着を抱き始めたエイユー。
そこに擬態魔獣「メガバッドフッド」が現れ、喫茶店は破壊され店主が大怪我を負ってしまう。
悲しむ看板娘の姿を見たエイユーは、父王フォーゼンとの決別を決意。
慎一郎との協力体制を申し出る。
メガバッドフッドとの戦いの中、相手の強力な再生能力に対して苦戦。
再生能力がメタモスの能力によるものだと看過したエイユーは竜王神を剣へと変形させ、エクスガインに振らせる。
敵体内に侵入したエイユーは内部からメガバッドフッドの構成を書き換え、もろとも倒される。
エイユーは擬態魔獣とともに散るが、彼の残した情報によりメタモス軍の恐るべき計画が明らかとなる。
●第44話「地球融合作戦・始動」
エイユー二世が初登場し、最終決戦編の始まりとなる話。
ついにメタモス軍の最終目的・地球融合作戦が始まってしまう。
世界中に現れた擬態魔獣により、各国は苦戦を強いられる。
そんなさなか、慎一郎たちの前にエイユー二世を名乗る青年が現れ、擬態魔獣・金竜神に搭乗し襲いかかる。
二世はエイユーの死後メタモス王フォーゼンに生み出された二代目であるが、一代目の記憶はフォーマットされていた。
苦戦する慎一郎たちだったが、ミサキの呼びかけによってエイユー二世が苦しみだしたことによって戦いが中断し事なきを得る。
●最終話「さらば友よ!エクスガインは永遠に」
地球融合作戦が最終段階へと進行し、フォーゼン王は大量のメタモスと融合することで地球を超える大きさの擬態魔獣「プロミネンス」へと変身する。
地球と融合し強大な存在へと進化しようとするあまりにも巨大すぎる敵に対し、ブレイブ・ガーディアンは太刀打ちできずにいた。
そのときエイユー二世が奇跡的に先代の記憶を取り戻し、ミサキへと融合することで王の力を彼女に託す。
王の力を得たミサキは自分たちに同調してくれるメタモスへと呼びかけ、エクスガインへと合体することを願う。
集結したメタモスによって誕生したハイパーエクスガインGは同格の体格をもってプロミネンスを圧倒、激しい戦いの末ついに勝利する。
しかしプロミネンスは最期のあがきとして自爆を敢行。
融合できないならと地球を消し飛ばそうとするフォーゼン王に対し、エクスガインは自身でプロミネンスを包み込むことによって爆発を抑える方法に打って出る。
慎一郎とミサキも共に行こうとするが、エクスガインはふたりを外へと避難させ、自分ひとりだけで散ることを決意。
プロミネンスの爆発はエクスガインによって防がれたが、エクスガインはもろとも消滅する。
友を失い悲観にくれる慎一郎だったが、ミサキは彼の犠牲を無駄にしないためにとメタモス全てと対話し、メタモスを平和を愛する種族へと変えた。
そして数年後、慎一郎はミサキと結ばれ勝ち取った平和を謳歌しつつも、定期的にエクスガインの墓前へと花を手向けるのだった。
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