◆◆用語紹介◆◆
──戦闘関連──────────────
【キャリーフレーム】
本作における搭乗型の巨大人型ロボットの総称。
第二次宇宙開発競争時代に、巨大なコンテナを宇宙で運ぶ作業機械「コンテナキャリア」を祖とするマシーン。
同時期に開発された指先の神経から思考を読み取る技術と併用することで、操縦訓練をほとんど必要とせず精密な動作を可能とすることから、急速に普及した。
宇宙空間と隣合わせのスペース・コロニーという環境下においては、汎用性で戦車や戦闘機といった地形特化兵器に勝る。
大きさは8メートル前後が標準。
エスアールバッテリーという特殊なバッテリーを動力源としている。
【オーバーフレーム】
大きさや形状などがキャリーフレームの形態から著しく逸脱したロボット兵器の総称。
人型に限らず宇宙船型だとしてもオーバーフレームと呼ばれる。
半年戦争時に大型兵器がキャリーフレームの前で無力だった過去があり、オーバーフレームはどれも、その不利を押し返せる何かを持っている。
【エスアールバッテリー】
キャリーフレームの動力源となる超大容量バッテリー。
レイ博士によって考案され実用化された。
ザンクに代表される第二世代型キャリーフレームから運用が始まった。
宇宙金属「ゼトニウム」を、ガリウムとタンタルを混ぜ合わせた「ゲーター溶液」に浸すことで起こる反応を利用して膨大な電力を生み出せる。
充電をするわけではなく触媒となるゼトニウムカートリッジを交換することで再利用ができる。
【カイザ鋼】
エスアールバッテリーで使い終わったゼトニウムを加工した合金。
対衝撃・対ビームなど様々な影響に非常に強く、その頑強さからスペースコロニーの外壁などに使われる。
カイザ鋼はセルフシャープニング現象を起こす性質を持つため、斬機刀を対装甲実体剣の材料にもなっている。
しかしかなりの密度を誇る金属のため、装甲材などに使うと運動性が大きく低下する。
そのため、シールド表面や実体剣に刃部分など局所的な利用に留まっている。
【キャリーフレームの世代】
●第1世代:第二次宇宙開発競争中に作られた、水素電池駆動の人型作業マシーン
●第2世代:最初期ザンクに代表される、現在のキャリーフレームの原型となった、兵器利用もこなせるようになった世代
●第3世代:地球人類同士の争いで兵器として進化していった世代
●第4世代:エルフィスに代表される地球人類独自の技術のみでできた最高傑作
●第5世代:ザンドールに代表される異星技術を本格的に導入し始めた世代
●第6世代:ジエルに代表される対話型支援AIの搭載が標準となった現行最新世代
【魔法少女】
妖精族が少女に力を与え、魔晶石と呼ばれる宝玉が埋め込まれたステッキを使い変身することで誕生する存在。
変身する時に身に着ける衣装は「ストレージ」と呼ばれる異空間に保管されており、変身の際に身に着けていた衣服・装備と入れ替わる形で着込まれる。
この衣装はストレージ内で修復される上に、生半可なダメージでは傷ついたりしない。
魔法の力は魂の力とされており、魂の強さが魔法の強さになるらしい。
戦闘能力は人間の比ではないが、キャリーフレーム1機分ほどの戦力でしか無いため大量のキャリーフレームから攻撃を受けるとひとたまりもない。
【人間兵器】
魔法少女に代表される、キャリーフレームとも生身で戦えるほどの戦闘能力を持った存在。
人間離れした身体能力やキャリーフレームに通用する武器・装備などが組み合わさることで人間兵器となる。
コロニー・アーミィにおいてはキャリーフレームと直接対決する試験を突破することで認められ、尉官レベルの影響力と危険手当込みの給料、それと命令に従い戦いに従事する義務が与えられる。
【ツクモロズ】
大きなストレスを受けたモノや道具が変貌することで誕生する存在。
依代になる物体によって大きさ・姿は様々だが、共通して人型になろうとする性質をもち、最も重要な部位に正八面体の
また、ストレスの原因となった物事が解決することで穏やかにツクモロズ化が解消される事例も確認されている。
【ビーム】
キャリーフレームの武器などから放たれる光線。
破壊力のある光を放っているわけではなく、輝く高熱の粒子を放っている。
そのため、弾速は光速というわけではなく、熟練のパイロットなら見てから回避することも可能。
近年は発振装置の小型化技術が著しく進み、人間が手に持てるサイズのビーム剣やビーム銃が実用化されつつある。
【斬機刀】
キャリーフレーム用の対装甲実体剣。
刃の部分にカイザ鋼を使用しており、非常に重量が重いが特にビーム耐性の高い装甲などに対して効果的。
しかしその重量を支えられる格闘戦用のカスタムが施された機体にしか扱うことができない。
数は少ないものの人間が握れるサイズの斬機刀も存在し、様々なタイプがある。
華世の使っているものは柄の部分までカイザ鋼がたっぷり使われた、現代の軍用キャリーフレームにも通用する重斬刀タイプ。
美月が使っているものは刃の部分のみにカイザ鋼を使用した、旧式軍用機・民間機に対してのみ有効な軽量日本刀タイプ。
──組織────────────
【コロニー・アーミィ】
スペース・コロニーの防衛を担う半民間組織。
コロニーを統治する組織から通称「防衛税」と呼ばれる資金を受け取ることで運営されている。
太陽系を股にかける大規模組織だが、その設立は30年前と歴史は浅い。
地球・木星・金星にそれぞれひとりずつ大元帥という階級についたトップが存在し、そこから軍隊的な階級のもと上下関係が構築されている。
階級こそ軍隊そのものであるが、半民間ということもあり上下関係や軍規などは地球の軍隊に比べると比較的緩い。
【クレッセント社】
高性能キャリーフレームの製造・販売を行う軍産複合体。
主な製品は「エルフィスシリーズ」「ジエル」など。
太陽系におけるキャリーフレームのシェア占有率は2位であり、3位以下を大きく離している。
英雄的活躍をすることが多いエルフィスシリーズを手掛ける一方、新型機体をアーミィはおろか、傭兵組織や宙賊にまで無償で与える業務体型に反感を持つ者は少なくない。
この新型機の無償贈呈は新型の実戦データを手早く得るという狙いの他、特定の組織にパワーの高い機体を送ることでパワーバランスを崩し、自社の新型機の購入に誘導させるという裏の狙いもある。
地球・火星・木星・金星に別の支社があるが、それぞれはまるで別の企業のように振る舞い、好き勝手な運営がされている。
そのため支社間の競争やライバル意識といったものも少なくなく、金星クレッセント社への嫌がらせのための戦力提供を木星クレッセント社が行うことも。
【ツクモロズ】
組織としてのツクモロズ。
ザナミという女性ツクモロズを首領とし、ツクモロズが消滅するときに放たれる「モノエナジー」なるものを集めている。
その目的として魔法少女の打倒が掲げられているが、あえて華世を生かそうとするなど不可解な点は多い。
金星クレッセント社の御曹司オリヴァーの仲介もあり、V.O.軍やレッド・ジャケットに戦力を提供している。
【V.O.軍】
反コロニー・アーミイを掲げる武装組織。
V.O.はビーナス・オリジニティの略であり、組織名は「原初の金星人」という意味が込められている。
構成員の大半は金星の初期開拓民、及びその末裔。
命がけだった金星の初期開拓に従事していたが、あとから流入してきた民によって冷遇されたことで反感を持ち、17年前に金星の支配を掲げてベスパー事変と呼ばれる武装蜂起を起こした。
その際にアーミィによって鎮圧されて以後は、反コロニー・アーミイとしての感情を育てることとなった。
オリヴァーが提供した資金によってレッド・ジャケットを雇い戦力としている。
【レッド・ジャケット】
ベスパー事変の際に鎮圧されたV.O.軍の戦闘要員の一部が、金星を離れて結成した傭兵団。
17年の間に太陽系いちの規模を持つ最大級の傭兵組織となり、設立の事情を知らない傭兵たちからは憧れの存在。
様々な中域に拠点となる宇宙要塞を要し、無数の艦艇を運用して様々な場所で任務にあたっている。
表向きはV.O.軍に雇われている形で戦闘に介入しているが、母体が同じなため実質共同体として活動している。
【ドラクル隊】
レッド・ジャケットの中でも比較的新しく作られたエリート部隊。
20歳未満の若い隊員を中心に据えることで、組織の新陳代謝を狙って結成された。
部隊の意匠として、キャリーフレームは深い藍色のボディの上に、赤いバリア・ジャケット装甲を纏う形式を共通させている。
【宇宙傭兵】
宇宙において、報酬と引き替えに働くなんでも屋。
かつては「宇宙海賊」と言われていたが、善良な傭兵団と略奪を行う宙賊を分けようという考えが広まったことで「傭兵」という呼び方に変化した。
太陽系だけでも広すぎる宇宙空間という場所において、全体を統括する組織というのは成り立ちにくい。
そのため、各傭兵が様々な仕事を請け負うことで物流や治安維持を担っている。
中小の傭兵団にも仕事を割り当てる「傭兵ポータルサイト」や、傭兵による破壊活動などの罪は傭兵団ではなく依頼者のものとする「傭兵不問法」など、彼らの存在・活動を支える組織や仕組みは多い。
──場所・施設────────────
【ビィナス・リング】
金星を囲むように作られた、12のスペース・コロニーの総称。
金星を時計の中心に見立て、文字盤の1~12に当たる部分に各番号のコロニーが配置されている構造となっている。
もともとは金星の地表をテラフォーミングする予定であり、その拠点として作られたコロニーがベースとなっている。
テラフォーミングは様々な事情が重なった結果、計画が凍結。
惑星の大地に根を下ろさず、スペース・コロニーを中心とした居住コミュニティとなった。
【スペース・コロニー】
宇宙空間に巨大な円筒形状の構造物を浮かべ、その内側を土地として人が住めるように作られた巨大建造物。
一機で人口50〜100万人程を擁する規模となり、太陽系中に無数のコロニーが存在し、人々が生活をしている。
金星のコロニーは外に向けた窓が一切ない閉鎖的なシリンダータイプ。
この形状には、地球よりも太陽に近いために、より激しい宇宙線や太陽風・電磁波にを防ぐ意味がある。
外壁の大部分はカイザ鋼によって作られており、理論上は核ミサイルの直撃を受けても穴が空くことはない。
【地球】
人類の母なる惑星。
とはいえ、金星の子どもたちにとっては訪れたことのない遠くの地であり、あこがれといった感情も薄い。
【火星】
最初にテラフォーミングされた惑星。
不完全な技術でテラフォーミングを行ったため、人間が暮らせる環境ではあるが不毛の荒野が広がっている。
大小さまざまな勢力が無許可に住み着いた上で領有権を主張しあい、惑星全体がさながら中世のような紛争地帯になっている。
近年、統一を求める運動が活発になっており火星連邦なる組織が樹立した。
そういった特異な形質から、地球など他の惑星とは完全に関係が絶たれている。
【木星】
地球人類が太陽系で最も外側で開拓した惑星。
金星同様、スペース・コロニーのみを居住地とするスタンスで運営されている。
半年戦争で流入した異星人種が多く住んでいる。
──ビィナス・リングの各コロニー ────────────
【1番コロニー・セントラル】
金星開拓にあたって最初に作られた拠点コロニー。
人の居住というよりは前線基地として作られたため、他のコロニーに比べるとかなり小型なうえ、内部は無骨で堅牢。
現在はコロニー・アーミィの中央司令部が置かれ、大元帥の主な仕事場となっている。
【2番コロニー・ウィンター】
一年中が冬のような極寒の気候で環境が固定されたコロニー。
開拓初期においては「ホーム」という名の金星最初の居住用コロニーだったが、他の四季コロニーが揃った後に人口が少なかったこともあって冬コロニーへと変えられた。
年中ウィンタースポーツなどが楽しめるため、避暑地として観光客が数多く訪れる。
ウィンターのアーミィ支部には金星アーミィ全体の頭脳とも言える超巨大マザーコンピューターが存在する。
このコロニーにマザーコンピューターが置かれた理由には、その大規模な排熱を外の気温と相殺するという狙いがある。
【3番コロニー・ラムダ】
様々な企業の工場が立ち並ぶ工業コロニー。
産業廃棄物を宇宙空間に放逐するという処理体制をとっているため、周囲は危険地帯として通常の航路から外されている。
【4番コロニー・バーザン】
巨大な商業施設が立ち並ぶ商業コロニー。
ラムダで作られた製品がバーザンで取り扱われ、各コロニーへと分配される仕組みとなっている。
【5番コロニー・スプリング】
かつては一年中が春の気候で、最も居心地が良いとされていた居住コロニー。
2年前の「沈黙の春事件」によって華世を残して53万人あまりの住民が全滅したあとは復興もされず、今も廃墟のまま放置されている。
復興が行われないのは、あまりにも凄惨すぎる事件の現場とあっては復興後に住みたがる人が見込めず、コロニーの運営が厳しくなるだろうという予測のため。
【6番コロニー・ベスパー】
17年前にV.O.軍による大規模な襲撃事件のあった居住コロニー。
ウルク・ラーゼや西之園美月の故郷であり、内部は月日の経過とともに四季が移り変わる至って普通のコロニー。
ベスパー事変の際に少なくない民間人の被害が出たが、迅速にアーミィが鎮圧したためコロニーとしての機能は維持された。
現在は事変の傷跡は完全になくなり、いたって平和な普通のコロニー。
【7番コロニー・レッセンブルグ】
様々な企業のオフィスが立ち並ぶビジネスコロニー。
他の居住コロニーから通勤する人間も少なくなく、朝晩は通勤ラッシュが宇宙港で拝める。
金星クレッセント社の本社もこのコロニーに存在する。
【8番コロニー・サマー】
一年中が夏の気候で固定されたリゾートコロニー。
透き通った海水が満ち引きする砂浜や高級シーサイドホテルなどが多く存在する。
また、陽気な気候は居住地としての人気も高く、都会の喧騒とは離れた静かな港町と言った独特な景色の広がる町が多数存在している。
【9番コロニー・クーロン】
地球に対しての位置がちょうどよいため、金星の玄関口としての役割が強い居住コロニー。
華世たちが普段暮らしているコロニーであり、支部長や領主の働きかけもあって金星で最も住民とアーミィの中が良い場所。
地球圏から来た人間が多く来ることもあり、商業施設では地球の各国で使われる現金を使うことができる。
華世たちが住んでいる地域は特に地球のアジア圏出身者が多く住んでいるため、日本・中国あたりの文化が色濃く出ている。
【10番コロニー・ネイチャー】
地球の自然環境と生態系を再現したコロニー。
一般人の立ち入りは厳しく禁止されており、研究者など特別な許可を得た人間だけが訪れることができる。
表向きはコロニーにおける野生動物の変化や、地球的環境の再現実験の場。
その他にも地球の自然環境が汚染された際のバックアップなど、様々な目的の為に作られた。
しかし、建造の際に政治的な忖度や裏金、不正など後ろ暗い事情が関わった結果、警備や維持コストの管理がいい加減になっている。
そのため、居場所を求めるならず者などによって外壁の至るところに勝手に侵入口を作られ、こっそり住み着いている不法滞在者も少なくない。
侵入口は素人によって施工されたため他の部分に比べて非常に脆く、華世が流れ着いた時に外壁を突き破って中に入ってしまったのも、偶然その侵入口にぶつかってしまったためである。
【11番コロニー・オータム】
一年中が秋の季節で固定された観光用のコロニー。
品種改良で一年中、赤い葉を揺らし続ける樹木などが立ち並び、全体的に和の雰囲気が非常に強い。
【12番コロニー・サンライト】
ビィナス・リングで最後に作られたコロニー。
建造の際に致命的な欠陥が発生したため環境維持システムが不具合を起こしており、ウィンター同様一年中が冬の気候となっている。
それでも居住性には問題が無かったため予定通り運用され、結果非常に地価の低い場所となっている。
そのため他のコロニーに比べると貧しい人間が多く住んでおり、治安も決して良いとは言えない。
ベスパー事変の後に一時的に迫害された女神聖教の信者が今も数多く住んでいる。
──歴史────────────
【アフター・フューチャー】
劇中から171年前に始まった新年号。
「A.F.○○年」といったふうに記述される。
その名称は人類がスペース・コロニーという形で宇宙へと進出した際、最初のコロニーの領主が「我々人類は、かつて夢想した未来の先にいる」という発言を由来としている。
【半年戦争】
30年前に起こった、地球人類が初めて外宇宙の異星人からの侵略を受けたことで始まった戦争。
木星圏への侵入を許しはしたものの、地球人類のテクノロジーが銀河レベルで遥かに高かったため戦いでは最初の不意打ち攻撃の場面以外は地球側が優勢。
戦争は半年で終わり、その際に出会った異星人たちは戦争の結末で母星を失ったこともあり、地球人類の新たな友として迎え入れられた。
この際に数多くのコロニーが建造されたこともあって地球圏全体が大きな好景気に見舞われたため、異星人たちの受け入れは比較的スムーズにすすんだ。
このときに流入した異星人を受け入れる体制として、戸籍の無い人間にスムーズに戸籍を与えられる「異星人保護プログラム」という制度が太陽系中に作られた。
【ベスパー事変】
17年前に起こった、初期開拓民による武装集団「V.O.軍」による武装蜂起。
民間人をも巻き込む戦いになったが、金星へ出兵されたコロニー・アーミイ部隊によって鎮圧された。
その後、金星の治安維持はコロニー・アーミイが担うこととなる。
【黄金戦役】
10年前に起こった、遠くの宇宙空間が黄金色に輝いたとされる大きな戦い。
その実態は黄金色に輝く不定形の宇宙生命体による、地球侵攻作戦とそれに対する人類の防衛戦。
メタモスと呼ばれたその生命体のうち半分が地球人類に味方したことで、大きな被害もなく結果的に戦いは平和に終わった。
その際の戦いと、戦争を終結に導いた少年少女のエピソードを描いたドキュメンタリーアニメ「勇者閃光エクスガイン」が後年制作され、内容の良さもあり太陽系で大きなブームが巻き起こった。
【勇者閃光エクスガイン】
黄金戦役の過程で多大な功績を残した少年少女のエピソードを描いたドキュメンタリーアニメ。
ヒーローチックな外見のスーパーロボット「エクスガイン」が少年と友情を育みつつ、正体がメタモスの少女との交流の果てにメタモスの地球侵攻を阻止するというストーリー。
ドキュメンタリーと銘打ってはいるものの脚色が多く、多くの関係者が物語の中から消されていたりモデル不在のオリジナルキャラクターが多いため、黄金戦役の当事者からは概ね不評。
しかし、その他の大勢にとっては好評で、何度かの再放送の果てに太陽系中にブームが巻き起こった。
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